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デザイン科

情報デザイン

INFORMATION DESIGN

新たなライフスタイルとコミュニケーションを。

デザインしていく力、編集していく力で人とあらゆるものを結び、新たなライフスタイルとコミュニケーションを生む。

コースの特徴

2つの専門クラスで基礎から学ぶ。

「グラフィックデザイン」と「イラストレーション」の2クラス制で、初心者にもわかりやすく、基礎から高度な専門知識・技術まで学べます。

グラフィックデザインクラス

デザインを通して日常の諸問題を見つめ、考え、伝える表現を追求。ひとつのアイデアを発展させていくための発想のプロセスや編集力を身につけます。

イラストレーションクラス

ただ絵を上手く描くのではなく、自身の制作テーマを追求し、表現を拡張。多彩な技法や素材を使いこなし、説得力あるテーマで他者に伝える表現をめざします。

東京だけのスクーリングで卒業可
週末2日間 スクーリング
大学、短大、専門卒の方は、最短2年卒で卒業可

学びのポイント

考える力が育つ

デザインやイラストの基礎知識、表現方法を習得するだけでなく、新しい視点による発想力・企画力を育成します。

初心者からプロまで在学

絵やPC操作の初心者も安心して取り組めます。その一方、思考を深める大学ならではの学びを求めて、プロのクリエイターも数多く在学。

グラフィックデザインクラス
(クラス専門科目)

学びのステップ

STEP1

グラフィックデザインに
必要な基礎知識と技術を学ぶ。
タイポグラフィやピクトグラム、ウェブデザインなどの課題や授業を通して、デザインの基本となる知識や表現方法を習得。専門的なスキルを高め、デザイン領域への興味を深めていきます。

 テキスト科目例 / タイポグラフィ1欧文活字書体の歴史を学び、「書体」がデザインにおいて重要な役割を担うことを理解し、表現の幅を広げます。

STEP2

専門領域を深め、視覚伝達のための
情報編集力や思考力を養う。
知識や技術の習得を重ねながら、表現力だけでなく企画や編集に必要な発想力や構想力を学び、アイデアを生みだす力を身につけます。

 スクーリング科目例 / 文字組みとレイアウトコンピューターによる文字組版の基本を学び、印刷紙面における長文組版の構造を理解、ページレイアウトの方法を習得します。

STEP3

社会と関わりながら、これまで学んだ知識や技術を駆使して、独自の発想力・思考力を鍛える。
エディトリアルや広告、プロモーションなど実践的な課題に取り組み、実社会とデザインの関わりを考えながら、各自のアイデアをまとめていきます。また、企画から制作までのプロセスのなかで、表現スキルを高めます。

 スクーリング科目例 / プロモーションデザイン市場調査から新製品を企画し、ネーミング、パッケージデザイン、広告・キャンペーン展開まで、プロモーション企画の手法を学びます。

STEP4

学びの集大成として、新しい時代に求められるデザインやイラストレーション表現に挑戦する。
これまでの学習を通して学んできたことから、自身の研究テーマを見い出し、カタチとして表現することをめざします。研究テーマについて、多角的な視点からの資料収集やアイデアを掘り下げることで、表現方法の可能性を探りながら作品を制作します。

 スクーリング科目例 / 卒業制作作品は、京都瓜生山キャンパスやWeb上での卒業制作展で対外的に発表。

イラストレーションクラス
(クラス専門科目)

学びのステップ

STEP1

イラストレーションの
基礎知識と技術を身につける。
ドローイングやイメージ表現などの課題や授業を通して、描く方法や配色、構図やイメージの作り方など、イラストレーションを学ぶうえで不可欠な要素を学習。画材の使い方についても、体験しながら学びます。

 テキスト科目例 / イラストレーション1多種多様な画材を用いてスケッチを描きます。画材の特性を理解し、モチーフの観察力を身につけます。

STEP2

1年次に身につけた基礎力をもとに、具体的かつ実践的なイラストレーションを体験。
本や冊子の表紙を飾る絵、絵本制作など、物語や情報との関係を考え、「コミュニケーションを生みだすイラストレーション」を学びます。

 スクーリング科目例 / コンセプトドローイング2自分の好きな本のイメージを読み解き、イラストレーションとして伝えます。最終的には本のカバーとして完成させます。

STEP3

個々の方向性を深化させ、
制作スタイルを確立。
アートやデザイン、絵本・アニメーションなど様々な領域を横断しながらイラストレーションの多様性を理解し、自身の方向性を深化させます。

 テキスト科目例 / 絵本のための原稿制作創作絵本の制作を通して、視覚表現としての絵本のメディア特性を学び、絵本表現の魅力について考えます。

STEP4

学びの集大成として、新しい時代に求められるデザインやイラストレーション表現に挑戦する。
これまでの学習を通して学んできたことから、自身の研究テーマを見い出し、カタチとして表現することをめざします。研究テーマについて、多角的な視点からの資料収集やアイデアを掘り下げることで、表現方法の可能性を探りながら作品を制作します。

 スクーリング科目例 / 卒業制作作品は、京都瓜生山キャンパスやWeb上での卒業制作展で対外的に発表。

共通科目

学びのステップ

STEP1,2,3

各クラスでの学びに役立て、幅を与えられるように、クラス別の科目に加えて学べる科目を用意。
1年次ではCG基礎や構想トレーニングなどの課題によって基礎力を鍛え、2年次はさらに構想力・表現力を向上させます。3年次ではこれまでの学習をまとめ卒業制作に役立てるために、情報編集や自主テーマ研究の課題を用意。総合的なデザイン力、創造力の獲得をめざします。

 1年次スクーリング科目例 / CG基礎1 Illustrator, CG基礎2 Photoshop学びに欠かせないパソコン操作の基礎から、ソフトウェア(Adobe Illustrator、Photoshop)の使い方まで学びます。

2年次テキスト科目例

地図をめぐる編集
地図の可能性について考察し、新たな地図として提案する試み。設定したテーマに基づいた情報を収集、分析、編集することによって情報を可視化することを学びます。

3年次テキスト科目例

自主テーマ研究
これまでの学びから見つけた、自主テーマ作品を企画・制作します。卒業制作の前段階にふさわしいコミュニケーションのかたちを追求。アイデアノート、ラフスケッチ制作を通して完成をめざします。

入学~卒業までのステップ

4年間で学ぶことがら

1年間の学習ペース

【1年次入学】専門教育科目の1年間の履修スケジュール例

【3年次入学】専門教育科目の2年間の履修スケジュール例

学費の目安

授業料 323,000円
スクーリング受講料 104,000〜128,000円
単位修得試験受講料 12,000円
1年間の合計金額 439,000〜463,000円

卒業までの合計⾦額(4年間)
1,756,000〜1,852,000円

  • ※入学初年度は、上記に加えて⼊学・編⼊学選考料20,000円と、⼊学・編入学金30,000円、学生 教育研究災害保険料140円の合計50,140円が必要となります。
  • ※スクーリング受講料は、科目の種類や開講場所によって料金が異なります。
授業料 323,000円
スクーリング受講料 156,000〜192,000円
単位修得試験受講料 12,000円
1年間の合計金額 491,000〜527,000円

卒業までの合計⾦額(2年間)
982,000〜1,054,000円

  • ※入学初年度は、上記に加えて⼊学・編⼊学選考料20,000円と、⼊学・編入学金30,000円、学生 教育研究災害保険料140円の合計50,140円が必要となります。
  • ※スクーリング受講料は、科目の種類や開講場所によって料金が異なります。

教員メッセージ

河野 綾専任講師

問題を見つけ、解決策を考える。
情報デザインで、日常の見方も変わります。

河野 綾
KOHNO Aya
准教授

1993年、京都芸術短期大学専攻科修了。同年よりデザイン制作会社に勤務、パッケージ・カタログ・広告といった販売促進におけるグラフィックデザイン全般を担当。2001年より教育機関に携わり、専門学校講師、大学非常勤講師を経て2010年より現職。近年は、舞台公演・イベント・展覧会などの広報物、書籍のデザインを中心におこなう。

『懐かしくて新しい 昭和レトロ家電』(増田 健一 著/山川出版社)ブックデザイン(2013年)

このコースでは何を学べますか?
問題を解決する力を養う。
「情報デザイン」というとCGなどの技術イメージが先行しますが、本コースで重視するのは、作品制作におけるテーマの発見から表現方法までの総合的な問題解決力を身につけること。まず問題を見つけ、解決策としてのアイデアを提示し、社会の中で機能させる(=コミュニケーションを生み出す)ことです。テーマを探求し作品に結びつける発想力や構想力、それらを作品化できる表現力、展開力といった総合的なデザイン力を養い、時代に求められるクリエイションを追求する。これまでの経験に本コースでの成果を加えることで、皆さんの人生にまた新たな選択肢が生まれるでしょう。
どんな人に学んでもらいたいですか?
まずは楽しんで学ぶこと。
好奇心のある方、自分を成長させたい方…などありますが、まずは楽しんで積極的に学べる姿勢が大切です。おいしいごはんを作ったら誰かに食べて欲しいと思い、食べてもらった感想はちゃんと受けとめ、次はもっと美味しいものを作って喜ばせようと奮起できる方、でしょうか。この分野は他者の立場となって新たに提案できる姿勢が求められます。自分の理想と他者の立場を理解し、表現の可能性を追い求めることに力を惜しまない人材へと育っていただきたいですね。
入学志望者へのメッセージを。
新たな視点で人生を豊かに。
日常に溢れる「デザイン」というジャンルを学ぶことは、特別なことではありません。しかし、学ぶという行為はこれまでの自分を異なる方向から眺め新たな道を切り開く原動力になります。それらの力はデザインの領域を超えて、みなさんの仕事や生活、人生を豊かなものにできると信じています。少し視点を変えるだけで、大切なことや改善すべき問題、あるいは物事の本質や普遍のテーマをも発見できるでしょう。このコースで学んだことを日常生活の中で活かしてください。

グラフィックデザインクラス

成長を求めて×情報デザイン=

市川 昇一
情報デザインコース グラフィックデザインクラス(3年次編入学)
15年度卒業 長野県在住42歳

[大学の思い出]卒業制作の第2課題であるポートフォリオ。「卒業制作のWeb作品をアピールして、Webデザイン会社への転職に成功。忙しいながらもがんばっています」。 http://www.pomposchola.com

ひとに届くデザイン

「いい意味で、まるで別人になりました」と語るのは、ほぼ独学でデザイナーとしてキャリアを重ねてきた市川さん。広い知識を得て成長しようと本学にきて、最初に選んだテキスト課題で一撃をくらった。「自分の関心のあるデザイン等を解説する、という簡単に思えたものが何も書けず、知識不足を痛感しました」。さらに「理屈で重箱の隅をつつくより、万人に伝える目線を大切に」という先生の添削も胸にささった。美しく、先端的なデザインに憧れて入学した学生たちは、庶民的な市場の広告などを考える課題に戸惑う。自分が求めるスキルじゃないと感じる。「ぼくもそうでした。だけどそれを乗りこえると、大切な意味に気づくんです」。それは、独りよがりではなく、相手に伝えるための表現。デザインの、真の役割。「深く学ぶほど、自然と〝相手に伝わるものをつくりたい〞と思えてきました」。卒業制作のWebサイト『おなかのがっこうポンポスコラ』も、得意な表現とは真逆の優しくかわいい姿に。「表現はあくまでも手段。いま大事にしているのはコンセプトづくりです」。本学で柔らかく、大きく変身した市川さん、その心は、より多くの人に向かっている。

マーケティング職×情報デザイン=

ブランド戦略やマーケティング業務に携わるなかで、製品や広告デザインへの理解を深め、プレゼン資料における情報の見せ方、伝え方などを学ぼうと思い入学。1つの物事でも視点を変えると見え方が異なると知り、だれのどんな視点に立つべきかが重要だと実感。普段の仕事や生活でも、固定観念や先入観にとらわれず、幅広い視点で考えるようになりました。今後は仕事の経験も活かし、デザインとマーケティング、ブランディングの観点から社会に貢献できればと考えています。

北澤 宏明 14年度卒業(3年次編入学)東京都在住 39歳

DTPオペレーター×情報デザイン=

印刷会社での制作に携わりながらも、指示されるまま内容を流し込む案件ばかり。あらためてデザイン思考を学び直したいと考え、入学を決めました。一番の収穫は、アイデアを作品にする実力を得られたことでした。卒業制作のプレゼンでは緊張で倒れそうになりながらも、先生や学友の真摯なアドバイスに手応えを感じ、作品を完成。仕事でもWebデザイナーとして異動になり、作業の進め方や制作物に自信が持てるようになりました。

辻 春香 15年度卒業(3年次編入学)群馬県在住 28歳

ハワイ×情報デザイン=

社会人留学先のハワイで、イラストを描き、ひとに喜ばれるうれしさを知り、何かをつくりだす仕事がしたいと本学へ。ラフスケッチを描きだす前に、まず背景にある情報を十分に整理する。そうやって、すべてのデザインに具体的な状況を考えることが大切だと学びました。現在は、卒業制作のテーマをもとにハワイで実際にオンラインショップ(http://www.halehaleomiyage.com)を開店。このコースで学んだ成果を実際の仕事にできて、本当にうれしいです。

ナカジョウ 牧子 15年度卒業(3年次編入学)ハワイ在住 34歳

解けなかった答え×情報デザイン=

藤本 千里
情報デザインコース(3年次編入学)
13年度卒業 東京都在住 36歳

[近況ニュース]卒業後転職活動をはじめ、念願の制作会社へ。現在は主にWeb制作を手がける。
GUCIO & CO.

デザインをとおして広がる世界

Web広告やフライヤーをつくる職に就いていた藤本さん。仕事をしながらも「デザインってなんだろう」という疑問を抱きつづけ、「あらためて情報デザインを学び直したい」と本コースに入学した。「どの課題も実践的で、仕事にも役立ちました」。たとえば広告をつくる授業では、あえて他の学生の案を取り入れる課題で、表現の広がりを実感。「職場でも、いろんな意見に積極的に耳を傾けるようになりました」。「デザインは表面的なところばかり捉えられがちだけど、実は問題解決に挑む根本的な”考える力”を得るということがデザインにとって重要なことなのではないか」。本学で核心を学ぶうち、知りたかった疑問に自分なりの答えを出せた。
「知れば知るほど、もっと本格的にデザインをする環境に身を置きたい」と思うようになり、卒業後は、企業コンサルに伴うWebサイトや、紙媒体を制作する会社に転職。「様々な技術が発展していく中、表現方法はどんどん広がっています。その中で解決できる問題や新しい価値を見出していけるような人になりたい。迷うことや良い案が浮かばず苦しむことも多いですが、それも何かを作ることの醍醐味だと思う。そうやって苦労してできたものに誰かが喜んでくれると喜びも一入です」。また新たな環境で、藤本さんの新しいデザインが生まれる。

イラストレーションクラス

得意な絵×情報デザイン=

鈴木 萌
情報デザインコース イラストレーションクラス(3年次編入学)
13年度卒業 東京都在住32歳

[大学の思い出]授業でつくった人生初のオリジナル絵本。「2日間で絵を描いて、製本まですると聞いてビックリ!」。本学での課題から最新作までWebサイトにて公開中。http://www.banyan-b-i.com

絵本はじめました

昔から好きだった、絵を描く力を伸ばしたい、と考え本コースにすすみ教職課程を受講。スクーリングで手製の絵本づくりを初体験して、見事にハマった。「先生の情熱が伝染したのかも」。現役の作家やデザイナーである講師は、個性も情熱も強烈。「だけど学生も負けてないですよ。主婦からプロのデザイナーまで、経歴はバラバラだけど、先生にダメ出しされても引き下がらない強者ばかり」。

パワフルな学友や先生に刺激され、レポートと制作に没頭する日々。どんなに忙しい時でも、つくりだすと夢中になれた。「自由課題はぜんぶ手製本に仕立てました。凝った綴じ方も仕様も、自分でやれば予算を気にせずつくれるから」。美しく、表現豊かで、奥深い「絵本」。このなかに、自分だけの世界がある。やがて卒業証書と教員免許を手にしたとき、先生という仕事と同じくらい、絵本が大事になっている自分に気付いた。「本づくりやものづくりの楽しさを、子どもたちやいろんな人に伝えたい」。現在はブックアーティストとして、本づくりのワークショップも主催する鈴木さん。その物語は、次のページへとつづく。

絵本への興味×情報デザイン=

自分で描いたイラストを販売していく上で行き詰まりを感じたことと、絵本づくりができる授業に惹かれて本コースへ。絵の上手さだけでなく、土台となる自分の伝えたい内容をしっかりとまとめ、デザインを構想するプロセスがいかに大切かということを、第一線の作り手でもある先生から教わりました。フルタイムで働いていたので学業との両立は大変でしたが、だらだらするより、この時間内で!と課題に向き合うのが効率的でよかったと思います。

田村 杏映 15年度卒業(3年次編入学)京都府在住 30歳

家具店勤務経験×情報デザイン=

インテリア関係の講座で室内パースなどを描くうち、絵やグラフィックに興味が湧いて本コースへ。いろんな課題で学ぶうち、すべてのモノや経験は素材で、それを形にする重要なものが「編集」だと実感。そう考えると、パッケージデザインからCM、映画、料理、現象まで、すべてのものごとが教科書になると気づきました。また、ある授業で先生から「赤羽末吉は傘地蔵を描くまで50年かかった」と聞き、それまでの人生も作品に不可欠なんだ、と学びの意味を感じました。

田中 浩之 15年度卒業(1年次入学)大阪府在住 35歳

自主制作×情報デザイン=

ポスター専門の美術館に勤めながら、自主制作をつづけるための糧にしようと本学へ。最大の成果は、生涯のライフワークとなる制作テーマを見つけたことです。幅広い年齢層の学友と切磋琢磨しつつ、自問自答と試行錯誤を重ねて必死に課題に取り組んだおかげで、自分の根底にあったテーマを引き出すことができました。卒業制作では無謀な挑戦をしてしまった私に、つねに親身に寄り添い、力強く後押ししてくださった先生方に感謝しています。

和田 京子 14年度卒業(3年次編入学)滋賀県在住 36歳