チケットセンター窓口休業のお知らせ

まことに勝手ながら学内行事に伴い、京都芸術劇場チケットセンター窓口は下記の日程を休業させていただきます。

11月16日(水)・17日(木)

尚、お電話によるお問合せ、お申込み・オンラインチケットストアは受け付けております。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

京都芸術劇場チケットセンター(平日10:00~17:00)
TEL 075-791-8240 / FAX 075-791-9438

舞台芸術研究センター

後期2回目は実演あり!

11月 15日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。
気温の変化が激しいですね、、、。
皆さま風邪にお気をつけくださいませ。

さて、先週、公開レクチャー・シリーズ
『劇場の記憶 ―舞台芸術の半世紀』の後期第1回が行われました。
「現代における創作能の意味」で渡邊先生が手がけた
30年ほど前に行われた「冥の会」での『メーデーア』(観世寿夫氏他豪華出演人!)など
貴重な映像(若き日の渡邊先生も!!)をみながらの講義でした。

さて、その第二弾が来月13日(火)開催されます。
題して「《語り》の普遍性について――フランス古典主義悲劇の場合」。
主としてラシーヌ悲劇『フェードル』を取り上げ、
日本の伝統演劇の根幹にある「語り」を、
現代の演劇作業に如何に取り返し、活性化させるかを探ります。

講師には渡邊守章演出作品には欠かせない存在の後藤加代さんです。

渡邊先生曰く”日本で悲劇ができる数少ない女優”だそうです!
演歌歌手もされていた後藤さんのお声は本当に強いです。

今回はなんといっても後藤加代、渡邊守章による
『フェードル』の「語り」の実演があります!!!

普段は公演でしか見られない「語り」をご覧いただけます。
昨年度の樋口一葉の『にごりえ』のアンケートでは、
圧巻された、情景が浮かびあがるようだった、
というご意見を多くいただきました。

↑2008年のパルコ能ジャンクション2『當麻』でも
観世榮夫氏・野村武司氏(現萬斎氏)と共演

寒くなるであろう12月、是非パワフルな朗読で
あったまっていただければ幸いです!

ツカモト