2025年9月11日
出版・メディア情報
ウェブメディア「うにくえ」に吉岡洋先生のコラムが掲載されましたのでお知らせいたします。
AIは人間の生活を脅かす恐ろしいものなのか、あるいは誰よりも信頼できるものなのか、AIとは人間にとって何なのかを解説しています。今回はその前編となります。
【「AIが人間を代替する」は本当?フランケンシュタインから続く物語】
【うにくえ】
この世界にわたしは一人しかいません。 顔も、性格も、好き嫌いも、大切なものも、まったく同じ人はいないはず。 なのに、 「もっと個性を出して」とか 「あなたらしさを見せて」なんて言われたかと思いきや、 「みんなと同じであること」を求められたり。 こせいって何なんだ…… 自分にはコセイがないんじゃないか…… そんなギモンをみなさんと一緒に考えたいと思って、 『うにくえ』はスタートしました。 さあ、個性をめぐる、ちょっとした冒険に出かけましょう。 あ、ちなみに『うにくえ』という名前。 海にいる、あのトゲトゲのやつとは関係ありません。 「Unique(唯一の)」をローマ字読みしたものなんですよ。 “個性的”でしょ?
2025年9月3日
お知らせ
雑誌「モンキー」10巻2号(公益財団法人日本モンキーセンター発行)が刊行されました。文明哲学研究所が担当する連載「自然と芸術」第35回は、梅崎由起子先生による「藍の學校・琉球篇を振り返る」です。デザイン工芸研究センターのプロジェクト「藍の學校」で産地である沖縄で琉球藍のフィールドワークを行いました。気になる方はぜひご一読ください。
*雑誌「モンキー」 (ご購入、定期購読もこちらのページからお申込みいただけます)
【雑誌「モンキー」】
モンキーセンター創立翌年の1957年から、霊長類学の魅力を多くの方に伝えてきた雑誌「モンキー」。
一時休刊していましたが、2016年の創立60周年を記念し、装いも新たに再スタートしました。
【日本モンキーセンター】
公益財団法人日本モンキーセンターが運営する、世界屈指のサル類動物園です。
霊長類の飼育展示種数は、50種以上約700頭と世界最多!!
霊長類の特徴を活かした展示やガイド&イベント、キュレーターによる
博物館活動など、一味ちがった動物園をお楽しみください。
受け継ぐ、伝える、伝統文化を未来へ生かす
これからの作家、アートマネジメントを行う人材には『環境に配慮した持続可能な物作りの思考』が資質として不可欠です。工芸は長い年月をかけてその地域に最適化された歴史を持ち、環境に対する配慮や多様な生物との共存への試みの蓄積があります。それらを文化、技術、科学などさまざまな視点から改めて捉え直すことで『環境に配慮した持続可能なものづくりの思考』を抽出できると考えました。世界各地で文化を形成している「藍」を通して工芸の文化を再考し、日本の工芸から世界の工芸へと視点を移しながら現代社会に求められている新しい思考を見出します。
2025年8月25日
お知らせ
また瓜生山荘の庭に夏にさわやかさを運ぶ実がなっていました。
おそらくこの柑橘系の実はカボスようです。よく見ると表面には独特の凹凸があり、秋に向けて成長を続ける若実ですね。その爽やかな香りとキリッとした酸味が、焼き魚や鍋料理など、様々な日本の食文化を彩ってきた身近な夏の恵みです。
通路の横にあるので、毎日その横を歩くたびに成長を観察できるのはちょっとした楽しみになっています。
文明哲学研究所の庭ということもあり、こうした自然の移ろいを眺めながら静かに思索するのも面白いかもしれませんね。
2025年8月20日
お知らせ
通信スクーリング講義「美学芸術学への大きな階段」に対してのフィードバック動画(後半)の第2弾になります。
5月3日・4日に開催された通信スクーリング講義「美学芸術学への大きな階段」で多くの方からご質問をいただいたため、その回答として2回に分けてアンサー動画を配信します。今回はその第2弾として第1弾の後半部分の配信です。前半の第1弾についてはこちらからどうぞ。
2025年8月5日
お知らせ
今回も、吉岡先生がだいまりこさんのyoutubeチャンネル【未来に残したい授業】に文学紹介者の頭木弘樹さんとともに出演します。今回からは難解とされるカント哲学を学んでいく連続シリーズが始まり、初回はカントの生涯や時代背景など導入としてカント哲学の全体像に迫ります。ぜひご覧くださいませ。
【未来に残したい授業】
普遍的な問いに対する論考をお持ちの方々にお話を伺い、一緒に考えていくチャンネルです。「中学生からの大学講義」というコンセプトのもと、専門家ではない私が感じる素朴な疑問を、叡智をお持ちのさまざまなジャンルの専門家や実践者に伺っていきます。