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文哲研3days#7「藍について」

2024年4月1日

アクティビティ

 2024年3月6日(水)・13日(水)・22日(金)の3日間、学内教職員・学生対象のオンラインセミナー文哲研3days#7「藍について」をzoomにて開催いたしました。

 

文哲研3days#7「藍について」

講演者:梅崎由起子(藍染作家/文明哲学研究所)

 

講演日時・参加者:

① 2024年3月6日(水) 18:00-19:30 「藍の歴史・染料」(参加者57名)

② 2024年3月13日(水) 18:00-19:30 「藍の仕事」(参加者49名)

③ 2024年3月22日(金) 18:00-19:30 「藍と漆の融合」(ゲスト:三田村有芳/漆作家、参加者41名)

 

*講演概要ほか詳細:https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/5515/

 

 

【参加者感想(一部抜粋)】 

*身近にある藍という植物について学べて、とても楽しくお話を聞くことができました。今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。次の講義も楽しみにします。

*藍の前知識は全くなく、今月下旬に藍の工房での和紙に藍染をする体験に参加するため、藍のことを勉強しておきたいと思って参加させていただきました。初心者にも大変わかりやすく、藍の奥深さも知ることが出来てとても楽しかったです。

*天然藍に接する機会は、すでに瓶の中に華が咲いるところでの体験染めの経験しかありません。文字や写真、図などでの説明は見たこともありますが、藍育て様子を交えたお話で、そもそもの藍の成り立ちを知ることができ、本当の藍の深さを知るきっかけになりました。藍の色みも建てる人や環境によって異なるなど、藍染作品の見方も勉強になりました。

*藍は生き物とのお話、大変興味深かったです。これだけ手がかかるのに、古代から世界中で使われ続けている不思議と魅力を思いました。

*一つのデザインの中に色の濃淡がある作品は手数が多いなど気づきも多く、藍染がより好きになりました。

*いろいろな染織技術は中国や朝鮮からだとかってに思っていました。古いもので海外の型染など見たことも聞いたこともなかったです。勉強になりました。
型紙の渋紙と洋型紙の違いも興味深かったです。

*藍と漆は工芸という点では共通しているけれど、全くの別物と思っていました。だけど、お話を聞いてどちらも植物の命をいただいてできるものだなと気づきました。

*「漆=食器等に塗られている」という認識しか持っていなかったため、糸に塗布するなんて手法があることに驚きました。こういったオリジナリティのある思考・技法は、それ自体が受け継がれていくかはわかりませんが、「工芸とは」の枠組みを広げるような取り組みで非常に面白いと感じます。

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

対面での開催が難しい情勢ではありますが、今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

新メンバーのご紹介

2024年4月1日

その他

 2024年4月1日付で、2名の新メンバーが加わりました。

 

*文明哲学研究所 教授 三輪眞弘(作曲家)

*文明哲学研究所 客員教授 岸和郎(建築家)

 

今後とも、文明哲学研究所をどうぞよろしくお願い申し上げます。

雑誌「モンキー」8巻4号

2024年3月3日

出版・メディア情報

 雑誌「モンキー」8巻4号(公益財団法人日本モンキーセンター発行)が刊行されました。文明哲学研究所が担当する連載「自然と芸術」第29回は、梅崎由起子先生による「藍のはなし」です。ぜひご一読ください。

 

雑誌「モンキー」 (ご購入、定期購読もこちらのページからお申込みいただけます)

【書籍】アートをひらく 東京藝術大学「メディア特論」講義Ⅰ

2024年1月31日

出版・メディア情報

 『アートをひらく 東京藝術大学「メディア特論」講義Ⅰ』(福村出版 ,2024/1/26)に、齋藤亜矢の講演も収録されています。ぜひご一読ください。

 

アートをひらく 東京藝術大学「メディア特論」講義Ⅰ

一流の研究者・表現者を招いた東京藝大の人気授業「メディア特論」を全2冊で書籍化。様々なアイデアや視点との相互作用はアートをひらく場となる。第Ⅰ巻は8講演を収録。

 

【目次】
序 文(澤 和樹)

1時限目 技術と芸術の狭間で
  ――アート+エンジニアリング(原島 博)
2時限目 動く絵の現在・未来
  ――夢の表象とアニメーション(山村浩二)
3時限目 空間音楽・音楽空間
  ――アート+形式言語(藤井晴行・古川 聖)
4時限目 「芸術の起源」の現在と未来
  ――絵筆をもったチンパンジー(齋藤亜矢)
5時限目 「哲学入門」
  ――アート+プロセス(河本英夫)
6時限目 光のアートと陰影のデザイン
  ――アートをひらく光と陰影(面出 薫)
7時限目 アート+社会=デザイン・テクノロジー融合表現
  ――アート+社会(須永剛司・鈴木太朗)
8時限目 創作活動におけるカラダの役割
  ――とくに感覚器官との関わりにおいて(笠井 叡)

あとがき(内海 健)

東京藝術大学 メディア特論 プログラム(2017-2019)

展覧会レビュー:月刊ART Collectors’

2024年1月31日

出版・メディア情報

月刊ART Collectors’ No.179(生活の友社,2024年2月号)に、齋藤亜矢によるレビュー記事が掲載されています。

 

月刊ART Collectors’ No.179

展覧会Review 

ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃

ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン(会場:アーティゾン美術館)

 

月刊ART Collectors’は、amazon等のネット書店でもご購入いただけます。ぜひご一読ください。

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