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ART meets SCIENCE #8 「美術技量の他分野への応用:美術解剖学から科学へ」

2021年9月23日

ART meets SCIENCE

日程 10/25

 10月25日(月)18:30より、学内教職員・学生対象に文哲研オンラインセミナーART meets SCIENCE #8 「美術技量の他分野への応用:美術解剖学から科学へ」を開催します。

 

 

ART meets SCIENCE #8 「美術技量の他分野への応用:美術解剖学から科学へ」

 美術や音楽をはじめとした芸術分野は、芸術分野に限らずその技量を様々な分野に応用することが可能です。普段何気なく行っている観察力が、描写技量が様々な場面で何かを媒介するための重要な役割を持って活用されることも少なくありません。今回は、自身が取り組んでいるメディカルイラストレーションを一例とし、いかに芸術、とりわけ美術分野の技量が他分野への応用が重要であるのかについてお話ししていきます。

 

講師:原木 万紀子(埼玉県立大学 健康開発学科 健康行動科学専 准教授)

日時:10月25日(月)18:30〜20:00

対象:京都芸術大学教職員、学生

 

【講師略歴】

原木 万紀子

埼玉県立大学 健康開発学科 健康行動科学専 准教授

2012年 東京藝術大学大学院美術研究科 芸術学専攻 美術解剖学研究室 修士課程 修了後、東京大学医学系研究科 社会医学専攻 医療コミュニケーション学教室にてメディカルイラストレーションを用いた研究に取り組み博士課程修了。2016-2019年 立命館大学 共通教育推進機構 特任招聘准教授として勤務し、2020年より現職

美術の技量を用いて、様々な分野のビジュアルコミュニケーションの円滑化に取り組んでいる。著書に『芸術と情報のあいだ インフォグラフィックの素描』(勁草書房)、『伝わる医療の描き方』(羊土社)。

 

 

日程2021年10月25日
時間18:30 - 20:00
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所

ART meets SCIENCE #6 絵画とリアリティ

2021年9月22日

ART meets SCIENCE

 9月21日(火)13:00より、文哲研オンラインセミナー「ART meets SCIENCE #6 絵画とリアリティ」をzoomにて開催いたしました。

 

ART meets SCIENCE #6 絵画とリアリティ

日時:9月21日(火)13:00〜15:00

参加者:96名(京都芸術大学教職員・学生)

講師:

森本玄(画家,美術工芸学科油画コース教授)

齋藤亜矢(芸術認知科学,文明哲学研究所准教授)(企画)

パネリスト:

辻井南青紀(小説家,文芸表現学科教授)※インタビュー映像での参加に変更

岡村寛生(映像作家,情報デザイン学科准教授) and more..

 

*講演概要ほか詳細:http://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/4757/

 

 

【参加者感想(一部抜粋)】 

*科学的に整理された「写実的に書く方法」とても興味深く参考になりました。遠近法の話で「画家が先に発見して化学が後から追いついてきた」という話も特に興味深かったです。

 

*言語をもって育ってきた以上言語から離れることってとても難しいと感じました。リアリティは言葉や視覚によるものだけではなく経験によるものもあると思います。

 

*これまでの視点を変化させてものをみることも必要だと感じました。

 

*科学的知見が聞けたこと、先生の制作過程が見られたことなど、とても有意義でした。先生同士の対話も興味深かったです。

 

*スキーマ的描き方を極めたのがマンガであるという話にはなるほどと思いました。絵を描かない人から「キャラクターを描いてよ」と言われて困ってしまうことがよくあるのですが、これは自分がスキーマによる描き方に慣れていないせいだったのかと気づきました。写実的な絵を目指す者にとっては落ち込むことではないのかも、と気持ちが軽くなりました。
また、森本先生の実際の写生の様子を紹介していただいたのも興味深かったです。夜明け前から取り掛かったり時間の経過も含めて描いたり、実際的なことが色々と参考になりました。

 

*デッサン、写実的に描くことの難しさと、その上達のための科学的アプローチ方法?の片鱗をつかむことができたように感じる。

 

*これまで写実画に対して「写真でいいじゃん」と無知蒙昧な思いを抱いていたのですが写実画と写真は全然違うものであると理解できました。デッサン本とかでよく見る「デッサンは観察する力」という言葉の意義も腑に落ちました。齋藤亜矢准教授が「芸術は抽出」とおっしゃってたのが印象的でした。

 

 

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

対面での開催が難しい情勢ではありますが、今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

ART meets SCIENCE #7『「未開の知」に触れる-ユニバーサル・ミュージアムとは何か-』

2021年9月22日

ART meets SCIENCE

日程終了しました

 9月29日(水)18:30より、学内教職員・学生対象に文哲研オンラインセミナーART meets SCIENCE#7 『「未開の知」に触れる-ユニバーサル・ミュージアムとは何か-』を開催します。

 

 

ART meets SCIENCE #7 『「未開の知」に触れる-ユニバーサル・ミュージアムとは何か-』

講師:広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)

日時:9月29日(水)18:30-20:00

対象:京都芸術大学教職員、学生

 

【講演概要】

 ユニバーサル・ミュージアムとは、「誰もが楽しめる博物館」を意味します。“触”をキーワードとして、各地の博物館で「ユニバーサル」をめざす展示、教育プログラムの実践が積み重ねられてきました。近年は「ユニバーサル」に向けた博物館の取り組み、研究成果を観光・まちづくりなどの分野に応用する試みも増えています。しかし、博物館の現場では「ユニバーサル=障害者対応」と認識されているのが一般的です。

 現在、国立民族学博物館において特別展「ユニバーサル・ミュージアム-さわる!“触”の大博覧会」が開催されています。コロナ禍による逆風が吹く中で、なぜあえて「さわる展示」を行わなければならないのでしょうか。非接触社会は多くの分断・隔離を生み出しました。者と物、者と者の相互接触(触れ合い)がなければ、豊かな感触(やさしさ、あたたかさ)を持つ文化は育ちません。特別展のスローガンである「さわるとわかる、わかるとかわる!」をすべての来館者に実感してもらうために、どんな工夫が必要なのか、日々思案中です。特別展の趣旨・内容を紹介しながら、「アクセシブル」「インクルーシブ」とは異なる「ユニバーサル」の真意について、みなさんとともに考えます。

 

【講師略歴】

広瀬浩二郎(ひろせ・こうじろう)

 国立民族学博物館准教授。自称「座頭市流フィールドワーカー」、または「琵琶を持たない琵琶法師」。

 1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“触”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。最新刊の『それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける!』(小さ子社)など、著書多数。

 

 

日程2021年9月29日
時間18:30 - 20:00
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所

京都新聞コラム『現代のことば』

2021年9月8日

出版・メディア情報

 2021年9月8日付 京都新聞夕刊『現代のことば』に、齋藤亜矢のコラムが掲載されました。隔月連載の第14回目、タイトルは「物に宿る記憶」です。

 

*ネットでもお読みいただけるようになりました(有料会員のみ)

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/634997

ART meets SCIENCE #6 絵画とリアリティ

2021年9月6日

ART meets SCIENCE

日程終了しました

 9月21日(火)13:00より、学内教職員・学生対象に文哲研オンラインセミナー「ART meets SCIENCE #6 絵画とリアリティ」を開催します。

 

 

ART meets SCIENCE #6 絵画とリアリティ

 写実的に描くのはなぜむずかしいのか。

絵心や才能の問題と思いがちですが、じつはヒトのものの見方のクセが深く関わっています。描くことにはどのような視覚認知のしくみが関わり、画家たちはそれをどう克服してきたのでしょうか。

サイエンスの視点から齋藤がお話をしたのち、画家の森本先生に、実際のデッサンのコツや作品としての絵画とリアリティのことなど、アートの視点からお話をうかがいます。その後、他分野で表現活動をされているパネリストにくわわっていただき、表現とリアリティについて考えたいと思います。

 

日時:9月21日(火)13:00〜15:00

 

講師:

森本玄(画家,美術工芸学科油画コース教授)

齋藤亜矢(芸術認知科学,文明哲学研究所准教授)(企画)

 

パネリスト:

辻井南青紀(小説家,文芸表現学科教授)

岡村寛生(映像作家,情報デザイン学科准教授) and more..

 

 

【講師略歴】

森本玄

1964年三重県生まれ。1989年東京藝術大学絵画科油画(版画)専攻卒業、1995年東京藝術大学大学院博士後期課程修了、博士(美術)。シェル美術賞展2005、釜山ビエンナーレ2008等で身近にあるコップや雲、暖かいご飯の絵などを油彩画で発表。2004年とよた美術展04平面の部優秀賞、2015年第5回「ドローイングとは何か」展で薪にする前の木々を描いた〈束の間のかたち: 寝る〉が大賞を受賞(2014第4回同展準大賞)。2016年Osten Biennial of Drawing Skopje 2016で「10億年木陰のある散歩道」がFirst Award for Drawingを受賞。

http://www.morimotogen.com/

 

齋藤亜矢

京都大学理学部卒、同大学院医学研究科修士課程修了、東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。京都大学野生動物研究センター特任准教授(兼任)。芸術する心の起源をテーマに、進化や発達の視点から研究している。著書に『ヒトはなぜ絵を描くのか:芸術認知科学への招待』、『ルビンのツボ:芸術する体と心』(いずれも岩波書店)など。https://www.kyoto-art.ac.jp/info/teacher/detail.php?memberId=16009

https://www.youtube.com/watch?v=QxhpNT-3u54

 

辻井南青紀

早稲田大学第一文学部仏文専修卒業。読売新聞記者、NHK番組制作ディレクター等を経て、2000年、『無頭人』(朝日新聞社刊)で第11回朝日新人文学賞(朝日新聞社主催)を受賞。『アトピー・リゾート』『イントゥ・ザ・サーフィン』『ミルトンのアベーリャ』(以上、講談社刊)などの現代文学から、エンタテインメント小説に至るまで、幅広く執筆。最近作は時代小説『蠢く吉原』(幻冬舎刊)『結婚奉行』(新潮社刊)など。

https://www.kyoto-art.ac.jp/info/teacher/detail.php?memberId=09003

 

岡村寛生

1994年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1993年、アートユニット「カワイオカムラ」を川合匠とともに結成。絵画、立体造形、映像などのメディアミックスによる表現から、現在では、CGによる映像表現を中心に活動を行っている。作品《コロンボス》で、クラクフ国際映画祭(2013年、ポーランド)で国際短編部門アニメーション最優秀賞、アルスエレクトロニカ2014(オーストリア)ではコンピュータアニメーション/映画/VFX部門栄誉賞を受賞。作品《ムード・ホール》で、ANIMATOU国際アニメーション映画祭(2019年、スイス)エクスペリメンタルフィルム部門で最高賞を受賞。

https://www.kyoto-art.ac.jp/info/teacher/detail.php?memberId=07194

 

 

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AMS:シリーズ「リアリティ」

文哲研AMS(ART meets SCIENCE)では、今回のセミナーを皮切りに「リアリティ」をテーマとした連続講座を企画中です。

さまざまな表現においてリアリティは重要な要素の一つですが、抽象的な作品にリアリティを感じることもあり、現実をそっくりそのまま写しとることだけがリアリティを生み出すわけではなさそうです。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)が身近になり、テクノロジーによる「リアリティ」が生み出される時代だからこそ、さまざまな視点から表現のリアリティについて考えてみたいと思います。

 

 

日程2021年9月21日
時間13:00 - 15:00
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所
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