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雑誌「モンキー」9巻4号

2025年3月3日

出版・メディア情報

 雑誌「モンキー」9巻4号(公益財団法人日本モンキーセンター発行)が刊行されました。文明哲学研究所が担当する連載「自然と芸術」第33回は、齋藤亜矢先生による「人はなぜ動物にひかれるのか」です。ぜひご一読ください。

 

雑誌「モンキー」 (ご購入、定期購読もこちらのページからお申込みいただけます)

芸術研究の世界#28「「こども芸術」の可能性―フレーベル思想を手がかりにー」

2025年2月27日

アクティビティ

 2025年2月26日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#28」をzoomにて開催いたしました。

 

芸術研究の世界#28

「「こども芸術」の可能性―フレーベル思想を手がかりにー」

講演者:北後佐知子(京都芸術大学こども芸術学科 准教授)

日時:2025年2月26日(水)18:00-19:30

参加者:66名(京都芸術大学教職員・学生)

*講演概要ほか詳細:https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/5769/

 

 

【参加者感想(一部抜粋)】 

*フレーベルの名前は聞いた事がありましたが、深く知りませんでした。彼の理念と、また芸術との親和性も含め、非常に興味深く拝聴致しました。

 

*知る前に『予感』しているという視座は、芸術に関わる身として、とても大切にしていきたいと思いました。ありがとうございます。

 

*大人ですが、フレーベルの恩物で遊びたいと思いました。吉岡先生の博識さも、吉川先生の大工道具や刀を購入してくださる環境も、チンパンジーのお話もとても興味が湧きもっとお聞きしたいです。素晴らしい機会を有難うございました。

 

*こども教育やフレーベルについて、今まで触れたことはありません。フレーベル思想は、18世紀〜19世紀当時は異端的な過激思想扱いであったとのこと。どの分野を学んでも共通することですが、現代私たちが持っている感覚や価値観から過去を均一に見ることはできないと、改めて思いました。

 

*北後先生の専門分野のお話しと、こども芸術学科の「こども性」について交わる部分を、恩物を実際にみさせていただきながらお話しを伺えたこと、とても貴重な機会でした。コミュニティデザインへの広がりについて、自分自身の研究とも重ね合わせながら考えたいと思います。「媒介」はそのひとつのキーワードとして心に残りました。

 

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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

展覧会レビュー:月刊ART Collectors’

2025年2月19日

出版・メディア情報

 月刊ART Collectors’ No.191(生活の友社,2025年2月号)に、齋藤亜矢によるレビュー記事が掲載されています。

 

月刊ART Collectors’ No.191

展覧会Review 

内藤礼 生まれておいで 生きておいで(会場:東京国立博物館)

 

月刊ART Collectors’は、amazon等のネット書店でもご購入いただけます。ぜひご一読ください。

芸術研究の世界#27「心理療法における表現ー箱庭・描画・夢から考えるー」

2025年2月14日

アクティビティ

 2025年2月13日(木)16:00より、文哲研主催セミナー「芸術研究の世界#27」を開催いたしました。

 

芸術研究の世界#27

「心理療法における表現ー箱庭・描画・夢から考えるー」

講演者:岩宮恵子(島根大学教授)

日 時:2025年2月13日(木)16:00-18:00

参加者:27名(京都芸術大学教職員・通学部大学院生、島根大学教員)

*講演概要ほか詳細:https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/5727/

 

 

【参加者感想(一部抜粋)】 

*自分の娘のこと、自分の中にまだある思春期のことを考えました。先生のお話に圧倒されると同時に、先生のお気持ちや明るさに勇気をいただきました。自分の思春期と向き合って物を作り続けたいなと思います。ありがとうございました。

 

*私は子どもと関わることがあるのですが(ソーシャルワークの立場から)、子どもの表現は言葉だけではないあらゆることがあること(あそび、絵画、ダンス、歌、詩)に対して、自由であってほしい、それを保障できる社会を作っていきたいと思いました。子どもが自由に選択し、表現できる場は、子どもが求めていても少ないと思います。

 

*芸術の世界で感じる感覚と、先生が大切にされていることの間に、深い親和性を感じました。貴重なお話をありがとうございました。

 

*普段触れている心理臨床よりも深いところに触れさせていただきました。見えていなかった視点もいただけたように思います。アートの世界と心理の世界は語りきれないほどのつながりがあることを改めて感じました。

 

 

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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

芸術研究の世界#28「「こども芸術」の可能性―フレーベル思想を手がかりにー」

2025年2月10日

アクティビティ

日程終了しました

 2025年2月26日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#28」を開催いたします。

 

 オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。

 

芸術研究の世界#28

「「こども芸術」の可能性―フレーベル思想を手がかりにー」

講演者:北後佐知子(京都芸術大学こども芸術学科 准教授)

日時:2025年2月26日(水)18:00-19:30

対象:京都芸術大学教職員、学生

 

【講演概要】

 ドイツの教育者フレーベル(1782-1852)は、世界で初めてKindergarten(幼稚園)という幼児のための教育施設を創りました。原名の「こどもの庭」には,庭に生える植物のようにこどもが自由に育つ環境をつくるという願いがこめられています。また考案した教育玩具Gabe(恩物)は、こどもが楽しく学びながら、表現力や認識力、想像力を身につけることを目指したものです。そんなフレーベルの教育思想は「こども芸術」とも親和性が高く、未来を創るヒントが見出せると考えています。このセミナーでは、フレーベルの教育思想と授業実践を手がかりに、「こども芸術」が目指す幼児教育のあり方やコミュニティデザインへの応用の可能性について、みなさんの意見やアイデアもいただきながら検討したいと思います。

 

【講師略歴】

北後佐知子(ほくご・さちこ)

専門分野:保育・幼児教育学

2004年、聖和大学教育学科幼児教育学科卒業。2006年、佛教大学大学院教育学研究科 前期(修士)課程(生涯教育専攻)。2010年、児童養護施設田島童園勤務。2014年、和歌山信愛女子短期大学勤務。2016年、滋賀短期大学勤務。2019年〜京都芸術大学勤務

日程2025年2月26日
時間18:00 - 19:30
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所
文明哲学研究所

2015年度以前