2024年8月8日
アクティビティ
2024年8月7日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#25」をzoomにて開催いたしました。
芸術研究の世界#25
「復顔師・戸坂の研究報告―復顔研究の進捗と硫黄島遺骨収集事業について―」
講演者:戸坂明日香(京都芸術大学 文明哲学研究所 准教授)
日時:2024年8月7日(水)18:00-19:30
参加者:34名(京都芸術大学教職員・学生)
*講演概要ほか詳細:https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/5625/
【参加者感想(一部抜粋)】
*復顔の過程をみせていただきありがとうございました。筋肉のつき方なども影響するのですね。考古学にも関係するので面白かったです。
*とても興味深い研究だと思いました。復顔、ロボット、戦争、遺骨収集など個人的に関心のあるトピックばかりでした。
*骨に残された故人の方の情報をすくいあげる取り組みに関心を寄せており、硫黄島の遺骨収集事業という今回のセミナーの内容に興味を持ちました。今も入島の困難さ、遺骨の風化といった課題がつきまとう中、ご遺体への敬意を持って取り組まれている方々がいらっしゃると知られてよかったです。
*復顔という視点で頭骨を考えたことがあまりなかったので、それがまず関心深かったことと、そこに芸術、造形が役立っていること目から鱗が落ちる思いでした。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
2024年8月7日
出版・メディア情報
2024年7月30日付 京都新聞夕刊『現代のことば』に、齋藤亜矢のコラムが掲載されました。隔月連載の第28回目、タイトルは「アフォーダンスとアート」です。ぜひご一読ください。
*『現代のことば』はネットでもお読みいただけるようになりました(有料会員のみ)
2024年8月5日
出版・メディア情報
月刊ART Collectors’ No.185(生活の友社,2024年8月号)に、齋藤亜矢によるレビュー記事が掲載されています。
展覧会Review
デコーディング・ワンダー Decoding Wonders(会場:The Terminal KYOTO)
月刊ART Collectors’は、amazon等のネット書店でもご購入いただけます。ぜひご一読ください。
2024年7月31日
アクティビティ
日程終了しました
2024年8月21日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#26」を開催いたします。
オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。
芸術研究の世界#26
「産地<沖縄・琉球藍>と伝統工芸 藍の學校の活動について」
講演者:梅崎由起子(京都芸術大学 文明哲学研究所 講師)
日時:2024年8月21日(水)18:00-19:30
対象:京都芸術大学教職員、学生
【講演概要】
本学では、今年から大学における文化芸術推進事業アートマネジメント・人材育成プログラム「藍の學校」を開催中です。今年度のテーマは「産地と伝統工芸」とし、琉球藍の産地沖縄で、素材作り、それを生かした作品制作、その手法や職人の仕事を次世代に伝え残すフィールドワークをしています。
今回は「藍の學校」プログラムの中間報告を行い、またそれと併せて現在でも多くの手仕事が残る沖縄で琉球藍を通して工芸や暮らしを考え、琉球藍と本土の蓼藍との比較研究をしながら製藍・藍建のメカニズムもひもときます。
【講師略歴】
梅崎由起子(UMEZAKI YUKIKO) 藍染作家
1999年 京都市立芸術大学美術研究科工芸染織修了
2019年 京都芸術大学通信教育部美術科染織コース専任講師
現在 文明哲学研究所専任講師
京都府木津川市にて藍染工房・藍ohakoを主催する 関西を中心に国内外で活動。2019年より台北国立芸術大学との藍プロジェクトでワークショップなどを開催、中国シルク博物館Second Biennale Natural Dyeに出展、主な出版物に「はじめて学ぶ芸術の教科書『染を知る』」京都芸術大学東北 芸術工科大学出版局藝術学舎
日程 | 2024年8月21日 |
---|---|
時間 | 18:00 - 19:30 |
費用 | 無料 |
対象 | 京都芸術大学教職員、学生 |
申込方法 | 学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください |
主催 | 文明哲学研究所 |
2024年7月30日
アクティビティ
日程終了しました
2024年8月7日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#25」を開催いたします。
オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。
芸術研究の世界#25
「復顔師・戸坂の研究報告―復顔研究の進捗と硫黄島遺骨収集事業について―」
講演者:戸坂明日香(京都芸術大学 文明哲学研究所 准教授)
日時:2024年8月7日(水)18:00-19:30
対象:京都芸術大学教職員、学生
【講演概要】
人間の頭蓋骨から生前の顔を復元することを「復顔(ふくがん)」といいます。私が主に行っている復顔は粘土を用いた三次元復顔法です。復顔は粘土の造形技術だけでなく“骨を読み解くための知識と観察眼”も必要です。今回の講演では私がこれまでの制作や研究で関わってきた人類学・法医学・考古学等の専門家との交流から得た知識や経験についてお話するとともに、昨年の夏に遺骨鑑定研修の一環として参加した小笠原諸島硫黄島での戦没者遺骨収集事業についてもご紹介したいと思います。
*本講演では本物の人骨画像が資料として登場しますので苦手な方はご注意ください。また、画面の録画や撮影(スクリーンショット)は固くお断りいたします。ご了承ください。
【講師略歴】
戸坂明日香(とさか あすか)
2012年東京藝術大学大学院博士後期課程を修了。頭蓋骨に粘土をつけて生前の顔を復元する復顔研究で博士号(美術)を取得。2013年より日本科学未来館に科学コミュニケーターとして勤務し、来館者とのコミュニケーションを中心とした活動や常設展示製作に携わる。2016年からは株式会社A-Labにアンドロイドデザイナーとして勤務し、人間類似型ロボット(アンドロイド)の製造とマネジメント業務に携わる。2020年より本学の文明哲学研究所に所属。古代人から現代人まで30名以上の復顔を制作し博物館や科学館などで展示している。
日程 | 2024年8月7日 |
---|---|
時間 | 18:00 - 19:30 |
費用 | 無料 |
対象 | 京都芸術大学教職員、学生 |
申込方法 | 学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください |
主催 | 文明哲学研究所 |