- 2020年9月1日
- 日常風景
コピーを書くのは奥深い!
こんにちは。クロステックデザインコース研究室です!
本日は夏目則子先生の授業「ブランドデザイン概論Ⅱ」をご紹介いたします!
本日はゲスト講師である中嶌直子先生の「コピーを書く」実践の授業の続きです。
今回の課題はステートメントとブランドスローガンを考えることでした。
ステートメントはブランドのミッションや価値を文章で表したもので、これがしっかり書かれていないと、サービスの認知、購買につなげる「プロモーション」が出来ません。
また、ブランドスローガンは会社やサービスの理念やビジョン、事業内容を端的に表現したキャッチコピーのことです。
よく知られているブランドであれば、抽象的なコピーでも比較的理解され受け入れられやすいですが、新しいブランドの場合、まず自己紹介も含めたあらゆる情報を短い文章で表す必要がある、と中嶌先生。
なるほどと思いつつも、伝えたいことが多すぎて短い文章にまとめることの難しさに焦ります。
例えばクロステックデザインコースのブランドスローガンを考える場合、入れたい要素を簡単に箇条書きすると
・最新のテクノロジーを学べる
・スタートアップ(起業)について学べる
・photosho, Illustrator などデザインツールを学べる
・マネージメントやプロモーションなど広告業界のことが学べる
・websiteを作るプログラミングを学べる
・3Dモデリングのツールを学べる
・文系理系が共に学べる場を提供している
・大学にいながら企業とコラボレーションをすることができる
・アート作品を読み解いたり自分でも手を動かしたりすることで柔らかい思考を持つことができる
うちのコースもいろいろなことができるなと関心をする反面、これを一言でまとめるのはとても難しいです…! 足りない頭で捻り出したコピーはこれ。
「見たことがない、未来の人材になろう。」
抽象的すぎて、なんのこっちゃわかりません。
中嶌先生にお見せすれば優しく赤を入れてくださることでしょう…
さてここで学生さんの出した課題をいくつかご紹介していきます。
一つ目は高田雛子さん(滋賀県立大津高等学校出身)の課題
IROのブランドスローガンとして選ばれたのが
「わたしらしさのカタチ」でした。
抽象的ではあるものの、平仮名とカタカナを使って作られていることでハンドメイドの手作り感を文字から感じることが出来ます。
どこか可愛らしさや優しさを感じてしまうのも、文字の組み合わせがあるからだと思います!
次は浅田優月さん(京都府立嵯峨野高等学校出身)の課題:
関西弁のステートメントが良いですね…!
これを読むだけで行ったことがなくても商店街の雰囲気を感じ取ることができます。
そうして中嶌先生が選んだブランドスローガンがこちら!
商店街の名前のインパクトが強く、美味しいモノが沢山あるのだろうと想像されますし、コピーによって落ち着いた⼤⼈の街だということもわかります。また、このコピーを見たときに感じる性格の良さが高評価につながりました!
最後は藤尾貫太君(滋賀県立瀬田工業高等学校出身)
意識的か無意識的か分かりませんが、すでにブランドコピーが載っています。
こちらとても分かりやすく、素晴らしいコピーだと中嶌先生。
またステートメントも詳細まで書かれており、好感が持てますね。
藤尾君の作品に対しては中嶌先生からも「うまい」や「コピーライティングしている」などお褒めの言葉が多く、少し多めにご紹介しますね。
選ばれたのは「異世界型仮想闘技場」。
これはブランドのスローガンとして使用できるレベルとのこと!
今回の中嶌直子先生の授業は
言葉の難しさや面白さに気付かせてくれる授業でした!
また次回もクロステックで行われる授業や先生方をご紹介できればと思います!
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次回はいよいよ
<オンラインで実施>体験授業型選抜Ⅰ期
エントリー受付
9/1(火)〜16(水)まで
A日程 9/19土 9/20日
B日程 9/21月 9/22火
実施方法完全オンラインで実施
WEBエントリ―受付中!
京都芸術大学クロステックデザインコース公式ページに授業内容の詳細を掲載中!
ぜひそちらも覗いてみてくださいね!
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