文芸表現学科

【卒業生の活躍】上村裕香さん『海の底に雨は降らない』発売!

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

文芸表現学科の卒業生・上村裕香さん(2023年卒)のご著書『海の底に雨は降らない』が、2026年7月8日に幻冬舎より発売されました🎉✨ 

 

上村裕香『海の底に雨は降らない』(幻冬舎)

 

 

逆境のなかでは、人生を物語ることが救いになる?

 

介護していた母への自殺幇助容疑で捕まった光莉。

奪われた青春を取り戻す、彼女の再生の物語。

 

悲劇的に描かれがちなヤングケアラーの作品に反旗を翻した

『救われてんじゃねえよ』でデビューした著者、初の長編!

 

幼少期から十年間、学校にもほとんど通わず、北九州市の自宅で難病の母親をほぼ一人で介護してきた光莉。彼女は母の首吊り自殺を幇助した疑いで逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けてしまう。拘置所を出たあとは、叔母に引き取られて上京。二十歳の彼女は介護施設で働きながら中学の勉強をやり直すなど、青春を取り戻そうともがくなか、作家の日比谷と出会う。そして、自身の体験を小説にするよう勧められるのだが……。

 

著者 :上村裕香

出版社:幻冬舎

発売日:2026年7月8日

定価 :1,870円(税込)

https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045972/

 

 

 

上村さんから、在学生や受験生のみなさんに向けたメッセージをいただきましたのでご紹介します。


 

小説、読んでますか。

わたしは社会人になって全然読めなくなりました。多いときはひと月に40冊ほど読んでいた時期もあったのに、いまは月5冊ほどしか読めていません。

でも、文芸書を月5冊読むって社会人としてはかなり多いんですよ。年に1冊も本を読まない、書店に何年も行ってない。世の中にはそういうひとがいっぱいいます。

会社で働くようになって、先輩に何度「最近本読んでないなあ」と言われたことか。『小説は流行ってない。朝井リョウと三宅香帆が流行ってるだけ(CV蓮見翔)』状態なんです。

 

在学生や受験生のみなさんが進もうとしているのは、そういう業界です。

しかし、わたしに後ろ向きなことを言われたところで、みなさんが筆を折ることはないでしょう。わたしも書き続けるし、読者もきっと存在し続ける。

 

この小説は、読者をすごく信頼した小説だと思います。デビュー作のようなキャッチーさはないし、あらすじは「なんか暗そう」だし、精神医学の用語も出てきて「なんか難しそう」だし……でも、いい小説です。

わたしはどこか、いい小説なら届くだろうとバカ正直に信じているところがあります

もちろん100万部売れたら超嬉しいけど、もし年に1冊しか本を読まない人が、なにかの拍子にこの本を手に取って読んでくれたら、そして「面白い」と思ってくれたら、それで割と満足なんです。

 

小説、読んでますか。

あなたに読んでほしい小説です。

 


 

 

<在学生のみなさんへ>

このたび、上村さんより文芸表現学科へご著書をご恵贈いただきました!🙌文芸表現学科の学生が利用できる「ゼミ室」に配架しますので、ぜひ手に取ってご覧ください。

 

 

 

◆上村裕香さんの幅広いご活躍をご紹介◆

この4月から、企業でのお仕事をスタートさせた上村さんですが、執筆活動の勢いは止まりません!

新刊のほかにも、さまざまなメディアで上村さんの文章やインタビューが掲載されていますので、あわせてご紹介いたします。

\インタビュー記事掲載/

『小説幻冬 2026年7月号』(幻冬舎)

https://www.gentosha.co.jp/book/detail/4912049570764/

『海の底に雨は降らない』刊行記念インタビューがなんと19ページも!

 

\インタビュー記事掲載/

『文芸ラジオ 12号』

https://note.com/tuad_bungei/n/n686be2364e9a

姉妹校である東北芸術工科大学の文芸学科が発行している文芸誌です。

 

\エッセイ寄稿/

『せやかて、あの街は』(三才ブックス)

https://www.sansaibooks.co.jp/item/book/11074/

40人の書き手による、関西の街をテーマにしたアンソロジー形式のエッセイ集。上村さんは、大阪府大阪市西成区での一夜を「終電は逃したほうがいい」というタイトルで寄稿されています。

 

\京都芸術大学『瓜生通信』ライター執筆/

本学のWEBマガジン『瓜生通信』にて、ライターとして執筆された記事も公開されています。

・22歳の現役大学生が描く「ヤクザ社会」 — 文芸表現学科4年生・古谷弦大さんのシナリオが「第35回新人シナリオコンクール 特別賞 大伴昌司賞」を受賞!

・トライベッカ映画祭で日本人初の快挙——映画学科卒業生・坂西未郁監督が語る映画「メモリィズ」の魅力と学生時代、そしてこれから

 

 

 

◆過去の紹介記事バックナンバー◆

上村さんの在学中からのご活躍は、こちらの過去記事からご覧いただけます。

・2026年05月|上村裕香さんのご著書3冊が『CINRA Inspiring Awards Edition 2026 朝井リョウ賞』を受賞しました

・2025年12月|上村裕香さんの新作『ぼくには笑いがわからない』が、12月1日に発売されました

・2025年07月|上村裕香さんの『ほくほくおいも党』が小学館から7月16日に発売されます

・2025年06月|上村裕香さんの活躍をご紹介(2025年5月~7月)

・2025年04月|上村裕香さんの『救われてんじゃねえよ』が新潮社から4月16日に発売されます

・2023年12月|上村裕香さんの最新小説が連載スタート

・2023年06月|上村裕香さんの最新小説が『小説新潮』2023年5月号に掲載されています

・2023年05月|上村裕香さんの活動情報、トークイベント収録動画についてお知らせします

・2022年11月|上村裕香さんの最新小説とエッセイが『小説新潮』2022年11月号に掲載されています

・2022年06月|上村裕香さんの「R-18文学賞」授賞式の様子をお届けします。

・2022年04月|上村裕香さんが第21回「女による女のためのR-18文学賞」にて大賞受賞&「小説新潮」5月号に作品が掲載されています

 

 

 

 

(スタッフ・中川)

 

 


 

\7月25日(土)、26日(日)/

ブース型オープンキャンパス開催!

ぜひ、文芸表現学科の雰囲気を体験しにいらしてください!

詳細・お申込みはこちら

 

今回、文芸表現学科のブースでは2つのまなび体験を開催します!!

【随時開催】ごく短い小説をみんなで書こう!

小説を書いてみたいけど一歩が踏みだせない、書いたことはあるけど自信がもてない、そんな方はぜひこのワークショップに参加してみてください。何人かで集まって少しずつ書き足しては読みあい、みんなでひとつの小説を完成させる、リレー小説を体験していただけます。

【1日2回開催】ごく短い小説をみんなで読みあおう!

短編小説は、たんなる「短い小説」ではありません。短いからこそ綿密に練られた「構成」が必要ですし、短い長さの中で「世界」を再現するために、さまざまなくふうがなされています。この体験授業では、上手に書かれた短編作品からそんなテクニックを学びつつ、自分の短編小説の構想にチャレンジします。

 

ほかにも、「教員との交流ブース」もありますよ!

文芸表現学科ってどんな学科?

どんなことが学べるの?
どんな授業があるの?
どんな先生がいるの?……
などなど、気になることを文芸表現学科の教員に直接質問や相談をすることができます。

文章を書いてみたからアドバイスが欲しい!という方も大歓迎です。ぜひ気軽にお話にきてください!

 

 

\8月30日(日)/

高校生・受験生対象 合評会を開催

詳細・お申込みはこちら

私たちが大切にしている合評会という場を、高校生・受験生のみなさんにもぜひ味わってほしい!そんな思いから、今年も特別イベントを開催します。

参加方法は「作品を応募する」か「視聴のみ(見学)」の2パターンです。自分にあった方法で、気軽に参加してください。

 

高校生・受験生のみなさんのお申込みを、お待ちしております!!

 

 


 

\学科長・山田隆道先生が解説!/

『文芸表現学科 クリエイティブ・ライティングコース』

2026年度コース紹介動画

 


\Follow me!/

文芸表現学科公式X

 

在学生活動情報や、学科の最新情報をお届け中!

ぜひフォローしてください!

123>