2010.07.15

総合造形コース 鈴鹿芳康ゼミ 写真展「海月ノ骨」

近年、写真をとりまく環境は、デジタル化の中で急速に変化しています。
しかし、教育においては、芸術表現の根底をなす手作業も大切です。
私が担当する授業では、光と影を操るフォトグラム、サイアノタイプ印画法などの実習を通して、写真の枠を超え、表現の幅を広げることに取り組みました。
手作業を伴う作品制作の経験によって、五感を研ぎ澄まし、創造力を養ってもらいたいのです。
本展では総合芸術コースの授業で制作した作品を展示いたします。
いずれの作品からも写真のあり方を模索した過程が読み取れるのではないかと思います。
是非ご高配頂き、ご意見を賜ることができれば幸いです。

美術工芸学科教授 鈴鹿芳康

会期:7月20日(火)-25日(日) 12:00-19:00(最終日は17:00まで)
会場:Gallery i <MAP>