ハラスメントに関する相談

ハラスメントに関する相談

京都芸術大学は、キャンパスに集うすべての学生、教職員の一人ひとりが人間として尊重され、互いの信頼のもとに修学、研究制作、就労できる環境を作り、それを維持していくことが何より大切であると考えます。
ハラスメントは、そのもっとも大切な「人としての尊厳」を侵害する行為であり、良好な修学、研究制作、就労環境を損ない、教育、研究の場である大学のあり方そのものを根底から覆すものです。
本学では、ハラスメントに関する相談に対応するため、「人間関係委員会」を組織し相談員を配置しています。相談員には、教員、職員、学生支援センター RAPPORTスタッフ等複数が任命されており、相談に関する秘密は厳守します。また、相談したこと、事実関係の確認に協力したことによって、不利益を被ったりすることはありません。安心して相談してください。

相談窓口・連絡先

Eメール・電話・手紙など、相談しやすい方法で連絡してください。

Eメール (通学部専用メールアドレス)
電話 075-791-9343(京都芸術大学 学生支援センター RAPPORT 直通ダイヤル)
電話受付時間 月~金9:30~18:00
※長期休暇中等、通常の授業期間以外は9:00~17:00になる場合があります。
連絡の際には、「ハラスメントの相談です」と伝えてください。場合によっては、折り返し電話いたします。
手紙宛先 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都芸術大学 通学部ハラスメント相談窓口宛

相談の流れ

  1. まずは、Eメール・電話・手紙などで問い合わせてください。
  2. 面談などにより、相談員が対応します。相談員には守秘義務がありますので、相談した内容が相談者の許可なくもれることはありません。
  3. 一緒に解決策を考えます。相談員はあなたの話を聞き、あなたの意思を確認したうえで、必要な場合には「人間関係委員会」にその内容を伝えます。

「人間関係委員会」に相談した場合のプロセスについて

※相談の内容は千差万別であり、個々のケースに応じて柔軟に対応します。よって、プロセスについても、画一的に決まっているものではありません。

  1. 相談員より、相談の仕組みについて説明します。(相談後どのように進んでいくのか等)
  2. 相談員は受けた相談内容について人間関係委員長に報告します。報告内容については相談者の意向を確認します。
    問題解決のためには相談者の意向に応じ大きく3つの方法があります。

    ア.悩みなどを聞き、本人の意向により相談内容を相談員だけにとどめる

    イ.相手に不快に思っていることを伝え、当事者間での話合いを仲介するなど、解決に向けて調停を行う

    ウ.事実関係の公正な調査を行い、ハラスメントに該当するか否かの認定を希望する

  3. 調停や調査を希望した場合、人間関係委員会は調査委員会を立ち上げ、問題解決(調停もしくは事実確認の調査)にあたります。その場合、事実確認をするために、ある程度のプライバシーの開示が避けられないことについて本人の承諾を得ます。
  4. 調査委員会は相談者へ意向の確認を行い、適宜必要に応じ、関係者等にヒアリング(事実確認の調査)を実施します。
  5. 調査委員会は調査報告書を委員長に提出します。相談者がハラスメントの認定を希望する場合、委員長は学長および常任理事会に報告し大学としての措置はそこで決定されます。