2019.01.10

大学院公開講座「一休さんと現代美術―京田辺での「京都Re-Search ―大京都」を振り返って」開催

来る1月11日(金)、美術家である島袋道浩氏をお招きして、
浅田彰先生と対談形式で公開講座を行います。
興味のある方はぜひご参加ください。

■公開講座詳細
日時:2019年1月11日(金) 18:00-19:30
会場:京都造形芸術大学 人間館 NA102教室
講師:島袋道浩氏(美術家)
浅田彰先生(本学大学院教授・本学大学院学術研究センター所長)
料金:無料(申込不要)
定員:なし
主催:京都造形芸術大学大学院芸術研究科/大学院学術研究センター共催
http://realkyoto.jp/event/talk_shimabuku_asada_190111/

■公開講座概要
2016年度より京都府各地で行われているアーティスト・イン・レジデンス・プログラム
「京都 Re-Search」とその成果発表「大京都」。2018年7月6~16日、京田辺では、島袋道浩氏の展覧会が酬恩庵一休寺で開催されると同時に、島袋氏が選んだ3人の若手アーティスト光岡幸一・山本昴二朗・横山キミがレジデンスを経て制作した作品が各所で展示されました。

そのときアーティスト・トークに参加した浅田彰先生とともに、島袋氏が京田辺でのプロジェクトを振り返りながら、一休和尚と美術の関係について、そして今後の地域アートの展望や、島袋氏自身が現在かかわっているプロジェクトについて自由に語ります。

■島袋道浩氏略歴
1969年、神戸市生まれ。1992年、サンフランシスコ美術大学卒業。
12年間のベルリン滞在後、2016年末より沖縄を拠点に活動。
1990年代初頭より世界中の多くの場所を旅しながら、
そこに生きる人々の生活や文化、コミュニケーションのあり方に関する
パフォーマンスやインスタレーション作品などを制作している。
パリのポンピドゥー・センター(2000年、2014年)、ロンドンの
ヘイワード・ギャラリー(2001年、2008年)などでのグループ展や
ヴェネチア・ビエンナーレ(2003年、2017年)、サンパウロ・ビエンナーレ
(2006年)、ハバナ・ビエンナーレ(2015年)などの国際展に多数参加。
近年の主な個展に「島袋道浩:能登」(金沢 21 世紀美術館、金沢、
2013年)、「Flying Me」(クンストハーレ・ベルン、スイス、2014年)などがある。
今年はフランス、イブリーの現代アートセンター、クレダックでの個展や新潟県で
行われる大地の芸術祭への参加を予定している。