2022.12.23

【GLOBAL ART TALK 038】Éric Baudelaire氏 「MAKE, DO, WITH」開催のお知らせ

立て続けで恐縮ですが、12月26日(月)19:00より、一般社団法人HAPSとの共催による世界的なトップクリエイターを招聘したトークイベント「GLOBAL ART TALK」第38回「MAKE, DO, WITH」by Éric Baudelaire氏(アーティスト・映画監督)を開催します。

 

エリック・ボードレールの映画は、革命的な映画監督や活動家、10 代の若者、分離主義者、テロリストなど、現実を規定しようとする国家機関に逆らう人々とともに、その体験を追求していきます。彼らの生活、倫理的な選択、そしてイメージとの関係は、ドキュメンタリー形式を再考する映画にとって、また映画をより幅広い視覚形式へ拡張するアートの実践にとっても、模範的な素材となります。コレクティヴな実験として考案されたボードレールの展覧会は、自身のリサーチや主人公との交流から生まれたアーカイヴ資料ばかりではなく、仲間のアーティストや映画監督による作品も取り上げ、公共空間における会話を通じて、アートの領域を超えた議論を拡げるゲストたちの一時的なコミュニティーの参加によって特徴付けられています。
現代アート、美術史、キュレーションに関心のある学生のみなさんはぜひご参加ください!
■概要
日時:2022年12月26日(月) 19:00-20:30
会場:京都芸術大学瓜生山キャンパス 人間館B1F映像ホール(オンライン・トーク同時開催)
   *会場参加は本学学生・教職員に限ります。
料金:無料
定員:80名(事前申込不要・先着順)
主催:京都芸術大学大学院、一般社団法人HAPS
*社会情勢により開催を中止させていただくことがございますのでご了承ください。

 

■お申込み
オンライン参加の方は以下よりお申込みください。
オンライン参加:https://bit.ly/GAT038_221226(ウェビナー登録)
*ウェビナーにてお申込みいただいたメールアドレス宛に事務局より登録完了メールをお送りいたします。
当日時間になりましたらメール内の「ここをクリックして参加」から参加をお願いいたします。

 

■講師プロフィール
エリック・ボードレールは、パリを拠点に活動するアーティスト、映画監督。
政治学者としてトレーニングを受けた後、写真や映像、インスタレーション、パフォーマンス、
レターライティングに至るまで、複数のメディアを取り入れたリサーチに基づく実践により、
ビジュアルアーティストとしてのキャリアを確立。
政治、司法、経済、情報流通の構造など、現代社会を構成する表象システムによって形作られた現実を探っています。
主な長編映画に、《フラワー・イン・ザ・マウス》(2022年)、《書く音楽が尽きた時》(邦題仮訳、2022年)

《アン・フィルム・ドラマティーク》(2019年)、《別名ジハード》(2017年)、《マックスへの手紙》(2014年)、
《アグリー・ワン》(2013年)、《重信房子、メイと足立正生のアナバシス そしてイメージのない27年間》(2011年)。
主な個展に、スパイク・アイランド(ブリストル)、クンストハレ・ザンクト・ガレン、ポンピドゥー・センター(パリ)、
ヴィット・デ・ウィット(ロッテルダム)、フリデリツィアヌム美術館(カッセル)、ベイルートアートセンター、
ガスワークス(ロンドン)、ハマー美術館(ロサンゼルス)など多数。
2017年ホイットニー・ビエンナーレ、2014年ヨコハマトリエンナーレおよびシャルジャ・ビエンナーレ12、
2014年ソウル・メディアシティ、2012年台北ビエンナーレに参加。
2019 年グッゲンハイム財団フェローシップ、同年にマルセル デュシャン賞を受賞。

 

■お問合せ:GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp