2023.01.16

【文哲研】芸術研究の世界#18 開催のお知らせ

 2月1日(水)18:30より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#18」を開催いたします。

 このセミナーは、一か月に一度実施します。
セミナーの講師は、昨年度から引き続き、文部科学省科学研究費(通称:科研費)の研究代表者である8名の本学教員です。
科研費は、人文・社会科学から自然科学まで、あらゆる分野の優れた研究を発展させることを目的として国から支給される研究費で、
厳正な審査を経て採択され、数年間、申請した研究計画に沿って研究に取り組み、その成果を公表します。

 オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、
その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。
セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。

芸術研究の世界#18
「広島国際アニメーションフェスティバル研究」

講演者:大西宏志(情報デザイン学科教授・映像作家)

日時:2023年2月1日(水)18:30-20:00
対象:京都芸術大学教職員、学生
費用:無料
参加方法:文明哲学研究所(ブンテツケン)Classroomで、zoomIDを公開しています
クラスコード:67vdrn5

*この講演は、テキスト化、youtube等での映像公開をする場合がございます
*講演の撮影・録音・録画・ダウンロード、リンクの拡散等はなさらないようお願いいたします

【講演概要】
2020年、世界四大アニメーションフェスティバルのひとつとして知られ、米アカデミー賞の公認も得ていた映画祭が36年間の歴史に幕を下ろしました。
映画祭は継続しないと何も残らない無形文化財のようなものですが、何とか記録と記憶を後世に伝えたいと考え科研に挑戦し、手探りで「研究」をスタートさせました。
本講演では、映画祭が果たす役割、科研への挑戦、アーカイブの方法などについてお話しさせていただきます。

【講師略歴】
大西宏志(おおにし ひろし)
京都芸術短期大学映像コース1期生。映像プロダクション、CGプロダクションなどのディレクターを経て
2002年より本学通信教育部アニメーションコース教員、2014年からは本学情報デザイン学科教員。
広島国際アニメーションフェスティバル・プロジェクトメンバーを2010年から2020年まで務め、2022年からASIFA-JAPAN会長代行。

【芸術研究の世界】 (タイトルは科研の採択課題です。講演内容は追ってご連絡します)3月1日 牛田あや美 日本統治下の漫画家・北宏二/金龍煥の懸隔
※日程は講師の都合等で変更の可能性があります