2019.08.27

開学30周年「グランドデザイン2030」と「京都芸術大学」への名称変更(2020年4月1日~)について

在学生のみなさんへ

 

本日(8月27日)にみなさんの代表である代議員の方々にご案内いたしましたが、

このたび、学校法人瓜生山学園 京都造形芸術大学は、2021年4月1日に大学開学30周年を迎えるにあたり、本学の理念である「京都文藝復興」「藝術立国」の実現に向けた将来構想「グランドデザイン2030」を策定いたしました。

「GRAND DESIGN2030」(https://www.kyoto-art.ac.jp/info/pdf/granddesign2030.pdf)をご一読ください。

 

1991年に4年制大学を開学した当時入学者150人でスタートした本学は、2019年現在、通学課程、通信教育課程、学部、大学院合わせて11,392人の日本最多の学生を擁する芸術大学に成長しています。急激に変化する社会に向けて、本学が担うべき役割とは何かを問い続け、「京都文藝復興」「藝術立国」の理念の実現を目指し、さらなる教育・研究・社会貢献活動に取り組んでいきたいと考えております。

 

また、それに伴い、本学のこれまでの歩みと、現状の学問領域、将来構想(グランドデザイン2030)の3点を踏まえて、その教育内容や活動に相応しい大学名称として、2020年4月1日より「京都芸術大学」への名称変更の手続きを行い、文部科学省からその承認を得られました。

 

1977年に開学した短期大学では、「京都芸術短期大学」という名称を用いておりました。1991年の4年制大学設置申請時には、「京都芸術短期大学」という名称に沿って「京都芸術大学」という名称で大学設置申請を行うことも検討しておりました。しかし、当時の大学の学科構成は、「芸術学科」「美術科」「デザイン科」の3学科と限定されたものであり、大学名称についても、専門分野との適合性の観点から「造形芸術」の定義を用い、「京都造形芸術大学」の名称で設置認可を得ました。開学後は、教育研究の充実を図り、学部学科の新増設を進めて今日に至っており、現在は学科数も17学科に増え、「造形芸術」の枠を超えた、より広義の「芸術」領域の教育・研究に取り組んでいます。「Art」の語源であるラテン語の「Ars」が意味する、「人が生きる術」すべてを表す「芸術」をその名に抱き、「人間とは何か」を問い続け、この京都から「藝術立国」の実現に向けた取り組みを推進してまいります。その活動を在学生のみなさんと一緒に取り組めることを、楽しみにしています。

 

「GRAND DESIGN2030」(https://www.kyoto-art.ac.jp/info/pdf/granddesign2030.pdf)

 

なお、保護者・学費支弁者のみなさまには、後日大学より本件に関するご案内を郵送いたします。保護者・学費支弁者のみなさまにもあわせて、ご案内ください。

 

 

■本件に対するお問い合わせ

 

京都造形芸術大学 教学支援1課

TEL:075-791-9165   E-mail:gakusei@office.kyoto-art.ac.jp

 

※本学は、略称としては、「瓜芸(うりげい)」「KUA(ケーユーエー)」を使用し、「京芸」「京都芸大」は使用いたしません。

 

 

■【ご案内です!2019年9月5日】

上記のグランドデザインの実現に向けた様々な活動を学生のみなさんのもとへ

 

本学の学生のみなさんに特別にお届けする、

「Royal College of Art Innovation Master Class in Kyoto 基調講演/パネルディスカッション聴講」のご案内です。

 

2015年から5年連続でQS世界大学ランキングにおけるアート・デザイン分野で世界No.1の大学に選出されている、Royal College of Art(略:RCA/イギリス・ロンドン)が提供するイノベーションワークショップ”Executive Education”が本学にて開催されます。

 

そのワークショップでの企画のひとつ、”キーノートセッション(基調講演・パネルディスカッション)”に本学学生/教職員に限り、聴講が可能になりました!

 

”Executive Education”とは、ビジネスパーソンとして身に付けるべき発想法として今、注目を集めているイノベーションワークショップです。

「人々の生活を徹底的に観察し、共感する」課題解決のフレームワークを実践し、すぐに視覚化されたアイデアを共有し検討を繰り返す、という今や世界中のイノベーションフレームにもなっているモデルの第一人者でもある Jeremy Myerson教授によるファシリテートで実践します。

 

キーノートでは、Jeremy Myerson教授に加え、2018年ビジネス書準大賞「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」の著者である山口 周氏、ものづくりイノベーションの第一人者である 本学教授 小笠原 治氏、予防医学研究者の石川 善樹氏が登壇し、日本の第一線でご活躍されている皆さんから貴重なお話をお伺いできる、大変貴重な機会となっております。

 

■注意事項

※ 事前予約が必要です。下記Google Formより、お申込みください。

※ 当日は添付の聴講チケットが必要です。必要事項を記入し、当日印刷の上、必ずご持参ください。

 

■Royal College of Art Innovation Master Class in Kyoto キーノートセッション

 

テーマ:「Wellness社会とこれからのイノベーション」

※英語で進みますので、同時通訳ヘッドフォンを当日会場にて500円でお貸出しいたします

 

日時:9/5(木) 受付 9:00/公演 9:30~12:00

会場:春秋座

 

事前申し込み:Google Formにて申し込みをお願いいたします。

※事前申し込みはこちらから ⇒ https://forms.gle/2qZoFCxnd7n2o4B68

 

第一部 基調講演

「Wellness社会のキーコンセプト」

Jeremy Myerson(Royal College of Art 教授)

 

第二部 パネルディスカッション

「日本式Wellbeing社会の実現に向けた美大教育の役割」

モデレーター:山口 周(独立研究者)

パネリスト:小笠原 治(本学 クロステックデザインコース 教授)

石川 善樹(予防医学博研究者)

Jeremy Myerson(Royal College of Art 教授)

Royal College of Art Innovation Master Class in Kyoto イベント概要