2022.06.21

18歳選挙権の行使について(学長メッセージ)

投票に行きましょう。

7 月 10 日に、参議院議員の選挙が行われます。
皆さんにとっては、初めての選挙、という人も多いのではないかと思います。本学では、まだ選挙の仕組みに慣れていない人でも安心して投票ができるように、いろいろな取り組みを行いますので、学内の案内をよくご覧ください。

選挙で選ばれた国会議員の人たちは、国の法律を定めたり、予算を決めたり、外国との条約を承認したりといった重要な仕事に取り組みます。私たちの暮らしをよりよくするための仕事ですから、国民である私たちの「意思」で、そうした仕事に就く人たちを選ぶことはとても重要です。

ところが残念なことに、日本の議員選挙の投票率は世界の主要国の中でも大変低く、50%を少し超えるくらいです。とくに、若い人たちの投票率は年配の人たちよりも25%も低く、日本の政治に若い人たちの意見が反映されにくくなっています。

「投票したいと思う候補者がいない」・・・?
インターネットが発達した今、候補者の発言や実績を調べて、「誰が一番自分の感覚に近いか」「誰が他の人よりも信頼できそうか」を知ることはむつかしくありません。事前予想もたくさんでていますね。
北欧の学校で教える、投票のしかたはこれです。
「メディアの事前予想どおりでよければ、3つの方法がある。予想どおりの投票をする、白票を投じる、棄権する。事前予想に反対なら、方法はひとつ。投票に行って、別の名前を書くこと。」

皆さんひとりひとりの意見には価値があり、社会を変える力があります。
選挙のときには必ず投票に行きましょう。

学長からのメッセージでした。

 

2016年の6月から、年齢18歳以上の国民が選挙権を行使できるようになりました。
大学生で18歳以上の皆さんは、7月10日の参議院議員選挙でも投票をすることができます。

 

【投票ができる場所について】
●実家に住んでいるなど、現在の住まいに住民票がある方
●下宿生で、選挙の公示日(6月22日)から3か月以上前に現在の住まいに住民票を移した方
⇒現在住んでいる市区町村で投票ができます

●下宿生で、住民票を親元から移動していない方
⇒親元の市区町村で投票ができます

●下宿生で、選挙の公示日(6月22日)から3ヶ月以内に現在の住まいに住民票を移した方
⇒以前住民票を置いていた市区町村で投票ができます

●何らかの理由で現在の住まいと別の場所に住民票を置いている方
⇒住民票を置いている市区町村で投票ができます

●上記の場所へ投票に行くのが難しい方
⇒現在住んでいる市区町村や、滞在先の市区町村で不在者投票制度を利用し、投票することができます

 

【不在者投票制度について】
不在者投票制度を利用をするときは、名簿登録地の市区町村の選挙管理委員会から不在者投票用紙等を貰って、今住んでいる市区町村や滞在先の市区町村で投票します。

①名簿登録地(あなたが投票できる場所)の市区町村の選挙管理委員会に、直接又は郵便等で投票用紙など必要な書類を請求します。(各市区町村の判断で、オンライン請求も可能となっています。)この場合、どこで投票したいかを伝えます。
②交付された投票用紙などを持参して、投票する市区町村の選挙管理委員会に出向きます。
※手続の一部を郵送で行うと時間がかかるため、早めに書類請求を始めましょう。

なお、上記①の手続きができる書類など(不在者投票セット)を、24日まで学内で配布しています。
<瓜生選挙大作戦(学生有志企画)>
期  間…6月20日(月)~24日(金)、6月27日(月)~7月1日(金)
配布時間…12:30~15:00
配布場所…人間館1階ラウンジ

 

【期日前投票制度について】
選挙期日(投票日)に投票所に行くことができない方は、「期日前投票制度」を利用して、事前に投票することもできます。

投票期間…選挙期日の公示日(6月22日)または告示日の翌日から選挙期日の前日(7月9日)までの間
投票場所…各市区町村に1力所以上設けられる「期日前投票所」