2023.02.07

【注意】梅毒 が拡大しています!

梅毒の新規報告数は、近年全国的に増加し、京都市でも急増しています。
男性は20代~50代、女性は20代が突出して患者さんが増えています。

●梅毒とは
梅毒(ばいどく)は、梅毒トレポネーマという病原菌が原因となる感染症です。
性的接触により、体液や血液と接触することで感染します。

●梅毒に感染すると
性器や口の中に小豆から指先大のしこりができたり、全身に赤い湿疹が現れます(バラ疹)。
また、これらの症状が消えても、感染力があります。
放置したまま数年を経過すると、心臓や血液、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。
経過によって症状が異なりますが、自然に消えたり、気が付かなかったりすることが多いのが特徴です。

●予防と検査
予防方法として、感染部位と粘膜や皮膚が直接接触をしないように、コンドームを使用することが勧められます。
ただし、コンドームが覆わない部分の皮膚などでも感染がおこる可能性があるため、コンドームを使用しても、100%予防できるわけではありません。
感染しているかどうか心配なときは、検査を受けることが勧められます。
京都市では、無料・匿名で検査を実施しています。一度検査を受けてみませんか?!

京都市情報館 「京都市のHIV検査・相談について」
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000271215.html

梅毒は、早期に治療すれば、注射薬や内服薬で治すことができます。

京都市保健福祉局からのお知らせはこちら↓
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000307951.html

※ご相談やご質問がありましたら、保健センターへお越しください。