2020.06.18

JASSO

日本学生支援機構 緊急特別無利子貸与型奨学金の募集について

新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、世帯収入やアルバイト収入等が大幅に減少し、経済的な影響を受けている学生に向けて、緊急的に一定期間(令和3年3月まで)、特別の貸与を行う「緊急特別無利子貸与型奨学金」事業が実施されます。

希望者は以下に記載のフォームより資料請求をしてください。

※留学生は対象外の制度となります

●緊急特別無利⼦貸与型奨学⾦とは
第⼆種奨学⾦(有利⼦)制度を活⽤しつつ利⼦分を国が補填し、実質無利⼦にて貸与されるものです。

 

●対象者の要件
以下の全てに当てはまる⼈です。
①大学生・大学院生の方
②第⼆種奨学⾦の推薦基準(⼈物・学⼒・家計)を満たしていること
推薦時において、第⼆種奨学⾦の貸与を受けていないこと
④家庭から多額の仕送りを受けていないこと(仕送り額が年間150万円以上ではないこと)
⑤⽣活費・学費に占めるアルバイト収⼊の占める割合が⾼いこと
⑥学⽣等本⼈のアルバイト収⼊について、新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響により⼤幅に減少(前⽉⽐50%以上減少)したこと
※④〜⑤は当該要件を確認した上で、⼤学等が推薦します

 

●貸与期間
令和2年4月~9月(希望月を選択)から令和3年3月まで

 

●貸与金額
大学学部生…2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12万円から選択
大学院生(修士課程)…5,8,10,13,15万円から選択

 

●資料請求
下記のフォームに必要事項を記入し、大学へ資料請求をしてください。
後日、郵送で資料をお送りいたします。

申込フォーム:https://forms.gle/RRMFR2S5GqzQ3koY9
申込期限:6月28日(日)

奨学金の詳細、今後の手続き方法について記載した資料や、申し込み用の書類をお送りします。
期日内に手続きするようにしてください。

 

<Q&A>

Q1. 特別緊急無利子奨学金と、第一種奨学金・第二種奨学金の違いは何ですか?
A1. 第一種奨学金・第二種奨学金は、基本的に修業年限まで借りられる奨学金ですが、緊急特別無利子貸与型奨学金は、一定期間(令和3年3月まで)のみの支援となります。また、特別緊急無利子奨学金は特例の奨学金となりますので、採用枠が少なくなっています。
メリットとしては、第一種奨学金よりも貸与できる月額が多く、第二種奨学金と同等の金額を借りることができますが、利子が付かない点となります。

 

Q2. 第一種奨学金と特別緊急無利子奨学金、両方を貸与することはできますか?
A2. 採用された場合、両方を貸与することができます。なお、この場合、従来の併用貸与の家計基準を超えている場合でも、第二種奨学金の家計基準を満たしていれば、家計基準適格者として取り扱います。ただし、卒業後の返還金額が高額になる場合があるので、返還計画を十分考えたうえで申し込んでください。

 

Q3. 日本学生支援機構の給付型奨学金を受給しています。特別緊急無利子奨学金は、第一種奨学金のように値段が調整されますか?
A3. 特別緊急無利子奨学金は、給付型奨学金の受給者であっても値段は調整されません。

 

Q4. 既に第二種奨学金(有利子)の貸与を受けていて、アルバイト収入が大幅に減少し、学生生活に大きな支障が生じています。なぜ第二種奨学金の貸与を受けていると対象にならないのですか。
A4. 本制度は、あくまでも既存の第二種奨学金の枠組みを利用して、一定期間、緊急的な特別支援として実施されるものです。既に第二種奨学金の貸与を受けている場合は、借りすぎ防止(学生保護) 等の観点から本制度の対象から除くこととされています。また、第二種奨学金の利率は非常に低くなっており、修業年限まで借りられるというメリットもあります。

 

Q5. 現在、第二種奨学金の貸与を受けています。または、4月以降に第二種奨学金に申込み、採用されました。現在の資格や申し込みを辞退し、特別緊急無利子奨学金に変更することはできますか。
A5. 特別緊急無利子奨学金に申し込むために第二種奨学金を辞退することは、基本的に認められません。また、特別緊急無利子奨学金の採用枠は非常に少ないため、第二種奨学金に採用されていたとしても、不採用となる場合があります。

 

Q6. 第二種奨学金の申込をし、現在審査中です。特別緊急無利子奨学金に申込を変更したいのですが、どうすればいいですか?
A6. 現在の推薦状況によって、変更の可否が異なります。学生生活窓口までお問い合わせください。変更不可の場合は、何卒ご容赦ください。変更可能な場合は、特別緊急無利子奨学金の採用にあたって必要な書類は追加で提出していただく必要があります。また、特別緊急無利子奨学金の採用枠は非常に少ないため、第二種奨学金の採用基準を満たしていたとしても、不採用となる場合があります。その場合、第二種奨学金に応募できるのは基本的に来年度以降となります。

 

Q7. 第二種奨学金(有利子)を以前に辞退し、現在第二種奨学金の貸与を受けていない場合は、本制度の対象となりますか。
A7. 申込時点で第二種奨学金の辞退が完了していれば、推薦対象となります。