2021.08.25
【文哲研】芸術研究の世界#3 動画限定公開のお知らせ
文明哲学研究所より、セミナー動画公開のお知らせです。
8月18日に開催いたしましたオンラインセミナー「芸術研究の世界#3 Open design studies」の動画を、本学教職員・学生対象に期間限定で公開いたします。
当日参加できなかった方も、この機会にぜひご視聴ください。
芸術研究の世界#3 「Open design studies」
講演者:白石晃一(京都芸術大学芸術学部 准教授)
開催日時:2021年8月18日(水)18:30-20:00
申込URL:https://forms.gle/R69gjDaEks7Ya29w8
配信期間:2021/8/24(火)12:00-2021/9/24(金)24:00
*講演の撮影・録音・録画・ダウンロード、動画リンクの拡散等はなさらないようお願いいたします。
*チャットやアンケートで寄せられたご感想・ご質問への回答を、文明哲学研究所ホームページで公開しております
http://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/4732/
————————
芸術研究の世界#3「Open design studies」
【講演概要】
近年デザインの分野において「オープンネス」という言葉を頻繁に聞くようになりました。
講演者は、開かれた市民工房「ファブラボ」での実践や、科研採択研究「デジタルファブリケーション初学者に向けた設計支援マテリアルライブラリの構築」を通じ、
デザインを開くことの意味と、その先にある可能性と不可能性を、Research Through Designの手法で研究を進めています。
本講演では、これらの研究進捗と展望を共有いたします。
【講師略歴】
白石晃一 美術家(現代美術), 研究者(ヒューマンコンピュータインタラクション)
金属造形やデジタルファブリケーションの技術を使い機械やコンピューターを組み込んだ彫刻を制作、
自身でパフォーマンスを行ったり、観客参加型のイベントを仕掛け、公共空間を中心に発表を行う。
様々なフィールドにいる人たちと共にプロジェクトを展開・実践するため、デジタルファブリケーションを中心とした様々なツール・技術を使い、誰もが共創できる市民工房「ファブラボ北加賀屋」を共同設立。
近年の研究課題
•インターネットを利用した知識・技術伝承システムの開発
• 共創活動の持続的組織構造の構築と実践
• 公共空間における芸術表現を実現する方法論とその影響
【今後の予定】 (タイトルは科研の採択課題です。講演内容は追ってご連絡します)
9月1日 上村博 芸術活動における「地方色」の受容と創出
10月6日 牛田あや美 日本統治下の漫画家・北宏二/金龍煥の懸隔
11月3日 天野文雄 アジアの舞台芸術創造における国際的な「ラボラトリー機能」の実践的研究
12月1日 河上眞理 〈美術建築〉の観点から見た明治期における家屋装飾の歴史的位置づけに関する研究
1月12日 町田香 『四親王家実録』を中心とした近世四親王家の生活環境に関する復元的研究
1月19日 齋藤亜矢 描画のプロセスにおける想像と創造の関わりの検証
2月2日 増渕麻里耶 希土類元素に着目した古代鉄製品の非破壊製作地推定法の開発
3月2日 森田都紀 日本の芸能「能」の演奏技法の伝承過程に関する歴史的研究‐能管を中心に‐
※日程は講師の都合等で変更の可能性があります