2021.11.26

【アニメーションに興味のある方必見!】アニメ・アーカイブ・プロジェクト説明会を実施します

■アニメ・アーカイブ・プロジェクト 説明会

アニメーションに興味のある人向けに、「アニメーションのアーカイブを研究する」プロジェクトの説明会を実施します。説明会では、スタジオジブリで有名な高畑勲監督作品である「セロ弾きのゴーシュ」を鑑賞した後に、作品の資料を見ながら、作品と技術を解説し、さらにどうやってデジタルでアーカイブ化されているかを解説し、今後どのようにプロジェクトを行っていくかを説明します。
プロジェクトへの参加については説明会を受けたあとに決めることができますので、興味のある方は気軽に参加をしてみてください。

■日程:12月14日(火) 17:00~19:00

■場所:人間館B1F映像ホール

■持参物: iPad(持っている人)
iPadを持参できる人は事前に無料Apple Books「アニメ制作のしおり」を読んでおく、またはインストールしておくことが望ましい。
→Apple Booksで「アニメ制作のしおり」で検索

■上映・解説作品「セロ弾きのゴーシュ」(63分)

監督:高畑勲
https://natalie.mu/eiga/artist/15115(プロフィール/リンク先:映画ナタリー)

1975年、まだ劇場用アニメーションが少なかった時代、作画の下請けスタジオであったオープロダクション(通称オープロ)が「日本を舞台にしたアニメーション映画を作る」という命題の元、宮沢賢治の童話を原作として、「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などの作画作業を行いながら、監督に「太陽の王子ホルスの大冒険」「じゃりン子チエ」「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョ となりの山田くん」高畑勲、キャラクターデザイン・原画にオープロの才田俊次(現在もオープロでアニメーターとして活躍中)、美術を「母をたずねて三千里」「劇場版 銀河鉄道999」などの椋尾篁の3人で、5年かかって63分の作品を作り上げた。最小限のメインスタッフで長期間かけて制作するなど、高畑監督の遺作となった「かぐや姫の物語」の原点とも言える作品。
当時、下請け作画スタジオによる自主作品ということで大きな話題となった(アニメージュの表紙にもなっている)1982年公開前の1981年に異例の毎日映画コンクール大藤信郎賞を受賞。現在も名作としてスタジオジブリ関連作品としてDVDやブルーレイ、また全国・海外で上映が行われている。

■解説者プロフィール
藤田健次客員教授 株式会社ワンビリング代表取締役

・アニメ原画資料集「E-SAKUGA」シリーズ企画制作(「エヴァンゲリヲン」「サマーウォーズ」「進撃の巨人」等)
・東京国際アニメフェア(現:アニメジャパン)公式サイトプロデュース
・「ディズニー」「スター・ウォーズ」「ポケモン」公式携帯サイトプロデュース
・BSフジ「ジャパコンTV」(現:二次元領域拡大通信)企画・監修・OPアニメプロデュース)
・日本動画協会準会員(データベース・アーカイブ委員、人材育成委員)
・「漫画映画漂流記 おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一」(講談社刊)(小田部羊一氏と共著)

■参加申し込みフォーム

https://forms.gle/G85y8PbtSLyKBniX6
(申込締切:2021年12月9日(木) 19:00まで)

↓こちらのQRコードからも申し込み可能です。


※社会状況の影響によって日程、開始時間など変更の可能性があります。
変更の場合は申し込みいただいたメールアドレスに事前にご連絡します。

 

 

 

 

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■説明会についてのお問い合わせ
京都芸術大学 社会実装支援課
TEL:075-791-8065
e-mail:liaison@office.kyoto-art.ac.jp

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