2020.01.30
注意喚起:新型コロナウイルスについて
現在、中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる感染症が拡大しています。既に相当数の感染者及び死亡者が報告され、日本国内でも症例が確認されています。
本件について、外務省より以下の通り注意喚起が発表されています(本情報は2020年01月30日(日本時間)現在有効)。内容を十分に確認して行動してください。
また、当該地域外においても海外へ渡航する人は、「公的渡航」は出国1ヶ月前まで、「私的渡航」は出国2週間前までに「海外渡航届」を所属学科研究室に提出してください。詳細は各学科研究室、又は国際交流センターにお問い合わせください。
危険レベル・ポイント
【危険度】
中国湖北省全域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。
中国における感染例数等についての最新情報は,感染症広域情報でご確認ください。
新型コロナウイルスに関する注意喚起:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html
詳細
1 1月24日,武漢市近隣6市(鄂州市,仙桃市,枝江市,潜江市,黄岡市,赤壁市)について,各市当局が,公共交通機関の停止及び鉄道の駅及び市を離れる道の封鎖を発表し,感染の地理的拡大が懸念されています。また,武漢市においても,患者数の増加率が大きくなっています。これらの現地の状況に鑑み,感染のさらなる拡大も想定されます。
2 WHOは,23日に開催した緊急委員会の結果,中国でのリスクは非常に高く,地域的及び世界的なリスクも高いと評価しました。また,中国では感染者の介護をしている家族や医療従事者に限定されているとしながらも,ヒトからヒトへの感染があるとしています。
3 上記を考慮し,中国湖北省の感染症危険情報を3に引き上げます。
4 厚生労働省の取組
厚生労働省検疫所は,武漢市からの帰国者及び入国者に対して,咳や発熱等の症状がある場合には,検疫官に自己申告するよう呼びかけています。日本でもこれまでに2例の輸入症例が確認されており,帰国後にこれらの症状がある場合には,マスクを着用するなどし,武漢市に滞在歴があることを申告の上,医療機関を受診するよう協力を求めています。
参考:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
5 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版・スマートフォン版)
https://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html(モバイル版)
(現地在外公館連絡先)
○在中国日本国大使館
住所: 100600 北京市朝陽区亮馬橋東街1号
Tel: 010-8531-9800(代表)
大使館ホームページ: https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html