ドリームツリーをつくろう!(カリキュラムマネジメントⅡ)
2022年5月21日(木)
FD研修「カリキュラムマネジメントⅡ」は、自らが所属する学科等のカリキュラムについて、教員と学生の双方向の視点から理解を深める研修です。
研修はドリームツリーをつくろう!」と題して、学生と教員の合同ワークショップ形式で行われました。
まず、自学科の教員・学生がグループとなり、学科のカリキュラムツリーを大きくプリントしたものをグループで確認し、授業がどのような流れに沿って組み立てられているのか、ディプロマポリシーや、カリキュラムポリシーへの理解も深めながら、ひとつひとつ確認していきました。
さらに、2学科ずつペアになって、互いのカリキュラムツリーを紹介しあいます。他の学科のカリキュラムツリーを知る機会は滅多にないことなので、他の学科ではどういう授業をしているのか、自学科と比較しつつ、みんなで確認をしました。
次に、現行の授業名をポストイットに書き出して、「この授業の順番は入れ替えた方がいいかな?」「こういう授業があって欲しい」など、学生の視点でカリキュラムを整理していきます。
お昼ごはんのあとは、学生が考える理想の「ドリームツリー」を描いていきます。大きな模造紙に、授業名を書いた付箋を貼りつけ、さらにはイラストや装飾、注釈などを加えていくことで、各学科の特色が溢れた、個性的なツリーが生まれていきました。
最後に完成したツリーを共有し、学生たちがどのようなツリーを作ったのか、発表し共有し合いました。
研修に参加した学生からは、
- 自分の所属している学科のカリキュラムを知り、新たな発見があった。
- 思っている以上にカリキュラムがしっかりと設計されていることがわかった。
- 大学のことを改めてよく知ることができ、他学科・他学年とも交流ができてよかった。
- より多くの学生に研修の存在を知ってほしい。
FD委員会では、この活動を広く学生に知ってもらうため、6月23日〜6月30日まで、学内での報告展示を人間館1階BREATHカフェ横で行いました。この研修に参加できなかった教員・学生の方々へも、展示を通じて、改めてカリキュラムツリーの意義や、アイデアについて共有することができたと感じています。
この研修で得られた、学生視点でのカリキュラムレベルの意見や要望を参考にして、今後の教育改善活動に役立てていきます。