単位制とCAP制 (~2023)

「単位制」とは

大学では全員に共通の定まった時間割が設けられているのではなく、学生の皆さんが各自の興味や関心をもとにディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)やカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)に応じて学修の計画を立て、「履修登録」と呼ばれる手続きを行うことによって時間割が決まります。「単位制」とは、その授業を受講し担当教員が合格と認定すれば所定の単位数を得ることのできる制度です。卒業要件も単位制に基づいて決められています。

CAP制

大学での学習は、授業時間以外にも予習復習といった自学自習の時間を含めて設計されています。予習復習を含む学習時間をしっかり確保するために、本学では、CAP制(履修登録できる単位数に上限を設ける制度)を導入しています。一度に非常に多くの科目を履修してしまうと、学習時間が十分に取れず、単位が修得できない、学んだ内容が身につかないといった状態になってしまいます。これを防ぎ、余裕を持った時間割を組み、学習することがCAP制の目的です。

履修登録の上限単位

卒業要件に含まれる科目、単位数を対象とします。一部の学科・年次では、CAP制の上限単位数が異なっています。
下記の表を確認してください。

対象 1年次前期
(単位)
以降直近学期 GPA
2.5未満
(単位)
2.5以上
(単位)
下記以外の学科 22 22 26
環境デザイン学科 27 24 26
こども芸術学科 29 24 26

※編入生・再入学生は入学年前期は上限26単位とします。

※環境デザイン学科やこども芸術学科は、建築士資格科目、幼稚園教諭免許科目に係わる修得を考慮

対象 前期 後期 合計
下記以外の学科・年次 24 24 48
環境デザイン学科・1年次 2014~2017年度入学生 26 26 52
2018~2019年度入学生 27 24 51
こども芸術学科・1年次 2017年度入学生 34 33 67
2018~2019年度入学生 29 24 53

環境デザイン学科やこども芸術学科は、建築士資格科目、幼稚園教諭免許科目に係わる修得を考慮

※前期・後期にはそれぞれ前期集中、後期集中を含む

CAP制の履修制限の対象でない科目

  1. 夏期集中科目
  2. 教員免許取得に関する科目のうち、教職に関する科目
  3. 学芸員資格に関する科目のうち、博物館に関する科目
  4. 社会実装科目・キャリアインターンシップ科目・プロジェクト演習科目
  5. その他の単位認定