[修士課程 芸術専攻](2023年度以降入学生)修了要件

本大学院の修了、および学位授与の要件は大学院学則、学位規程、学位授与に関する内規に定められています。大学ホームページ内の在学生専用サイトを参照ください。

修士課程 芸術専攻修了までの流れ(在学期間2年以上)

科目 修了要件 科目概要

必修特論(各2単位)
【専攻共通】
・芸術文化論特論1
・芸術文化論特論2
2科目必修
4単位
共通必修科目として「芸術文化論特論」を設ける。本科目は、芸術文化の普遍性と個性を広い視野から概観するとともに、全学生の問題意識の共有化をはかることを意図したもので、第一線で活躍している研究者、作家、伝統芸術継承者等を特別講師として適宜招聘し、学生の研究・制作活動への刺激とすることで問題の発見・探求・創出の糸口を呈示する。
原論(各2単位)
【専攻共通】
・芸術原論1~6
・芸術環境原論1~6
・制作行為原論1~6
「芸術原論1~6」から1科目選択必修
2単位
大学院の芸術文化研究の支柱である
「比較文化、歴史、造形史、精神史、身体論、文学、デザイン論的研究」を進めるうえで、その基底となる考え方、研究の基本的道筋を、博士課程担当教員中心にそれぞれが目下の課題を切り口として指導する。
分野特論(各4単位)
・芸術分野特論1~19
指定された1科目必修
4単位
研究・制作の基礎、基盤となる、より専門的視座に特化した講義科目。
上記を含む講義科目
16単位以上




演習・研究(各4単位)
・芸術文化演習/歴史遺産演習/芸術専門演習1・2
・芸術文化研究/歴史遺産研究/芸術専門研究1・2
4科目必修

演習8単位
研究8単位
合計16単位
演習は 1 年次科目とし、個々の学生の問題意識の啓発とその研究展開を図る方法論の指導を基本とする。
研究は 2 年次科目であり、1 年次からの継続性を重視しつつ、学位審査に向けた研究課題の設定と、その提示方法の研鑚に主眼を置く。なお、個々の研究内容の詳細については、指導教員と計画の上決定する。
上記要件を満たした32単位以上修得

※特別開講科目は修了要件に含まない。

必要な研究指導 + 修士論文等の研究成果物の審査および試験に合格

学位取得 
「修士(芸術)」または「修士(学術)」

<修士課程における在籍期間1年以上での学位取得について>

入学時において、既に教育実践や研究論文、権威ある展覧会、競技会等における優秀な受賞歴等の実績があり、かつ、修士論文、修士制作物のテーマとなり得る研究課題を有し、入学年度の学位審査に合格する資質、可能性があると判断された者は、入学選考時の業績評価を 1 年次必修の演習(8 単位) に読み替え、修了要件の残り 24 単位を 1 年間で履修することにより、在学期間1年で学位が取得できる場合がある。