[博士課程]学位申請

本大学院の修了、および学位授与の要件は大学院学則、学位規程、学位授与に関する内規に定められています。
学則・規定・内規は大学ホームページ内の在学生専用サイトを参照してください。

1.課程修了「課程博士」

[1]課程博士 学位審査(論文等提出)のスケジュール

■2020年度以降入学生の場合

内容 提出物等 部数 提出期日 審査日程
A.「学位論文等予備審査(確認)願」提出

【入学年度から修了までに3点の学位論文に関わる研究業績(※1)を提出した方】
*2024年度大学院紀要の提出をされた場合は、3本目として含めます。
学位論文等予備審査(確認)願 1部 7月15日(月祝)~19日(金)17:00まで
教学事務室教務窓口へ提出
予備審査なし
下記をファイルに綴じた状態で提出すること。
表紙 1部
論文目次(仮で可) 1部
初出一覧
※学位申請論文の一部を成す異なる論文等を3点以上全て示すこと。
1部
研究業績一覧
※学位申請に関わる研究業績は全て記すこと。
1部
研究業績
以下①~③いずれかの形式のものを紙媒体で提出すること。
①学術誌掲載論文の抜刷もしくは複写
②電子ジャーナル等、インターネット上で閲覧できる場合はその論文が掲載されたURLかDOI
③専門の学会での発表の場合、発表の日付や場所が記録された発表要旨集
各1部
B.「学位論文等予備審査(確認)願」提出

【入学年度から修了までの各年度に研究業績※1を提出していない方】
学位論文等予備審査(確認)願 1部 予備審査
書類審査:8月下旬
結果通知:9月上旬
下記をファイルに綴じた状態で提出すること。
学位申請論文草稿
※表紙の後に、目次、本編、注釈、参考文献、資料、図版*、表*、発表論文リスト*の順にすること。(*はある場合のみ)
5部
学位申請論文の要旨 5部
制作物資料等の参考資料 5部

※1:査読を要する学術誌(本学大学院紀要含む)での論文公刊、あるいは専門の学会での口頭もしくはポスターにより発表したものとします。

Aに該当する学生 及び Bの予備審査に合格した学生

「学位審査等審査願」提出 学位論文等審査願 1部 10月28日(月)~11月1日(金)17:00まで
教学事務室教務窓口へ提出
学位申請論文 研究系5部
制作系6部
学位申請論文要旨(和文・英文) 研究系5部
制作系6部
審査の対象となる作品資料(制作の審査申請の場合)
※審査対象となる作品は、博士課程入学後の作品2点以上。
制作系6部
履歴書 研究系5部
制作系6部
参考となる他の論文等(該当する場合) 研究系5部
制作系6部
公開口頭試問期間 2025年1月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)
学位審査結果通知 1月下旬(郵送)
修了判定結果通知 2月下旬(郵送)
(本審査合格者)
学位論文等提出
正本(製本された状態のもの) 3部 2025年3月10日(月)17:00まで
教学事務室教務窓口へ提出
論文全文(和文/PDF)および要旨の電子データ(和文・英文/word可・PDF不可) 1部(DVDなどメディア提出)
※USB不可
公開許諾書 1式
リポジトリ登録申請書 1式

■2019年度以前入学生の場合

内容 提出物等 部数 提出期日・審査日程
「学位審査等予備審査願」提出 学位審査等予備審査願 1部 7月15日(月祝)~19日(金)17:00まで
教学事務室教務窓口へ提出
下記をファイルに綴じた状態で提出すること。
学位申請論文草稿
※表紙の後に、目次、本編、注釈、参考文献、資料、図版*、表*、発表論文リスト*の順にすること。(*はある場合のみ)
5部
学位申請論文の要旨 5部
制作物資料等の参考資料 5部
予備審査 - 8月下旬(書類審査)
予備審査結果報告 - 9月中旬(郵送)
(予備審査合格者)
「学位論文等審査願」提出
学位論文等審査願 1部 10月28日(月)~11月1日(金)17:00まで
教学事務室教務窓口へ提出
学位申請論文 研究系5部
制作系6部
学位申請論文要旨
(和文+英文)
研究系5部
制作系6部
審査の対象となる作品資料(制作の審査申請の場合)
※審査対象となる作品は、博士課程入学後の作品2点以上。
制作系6部
履歴書 研究系5部
制作系6部
参考となる他の論文等 研究系5部
制作系6部
公開口頭試問期間 - 2025年1月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)
学位審査結果通知 - 1月下旬(郵送)
修了判定結果通知 - 2月下旬
(本審査合格者)
学位論文等提出
正本(製本された状態のもの) 3部 2025年3月10日(月)17:00まで
教学事務室教務窓口へ提出
論文全文(和文/PDF)および要旨の電子データ(和文・英文/word可・PDF不可) 1部(DVDなどメディア提出)
※USB不可
公開許諾書 1式
リポジトリ登録申請書 1式

[2]提出物の様式

論文は、論文執筆ルール(縦書用横書用)を参照して、作成してください。

①予備審査

  1. 学位論文等予備審査(確認)願…指定書式(書式3号)
  2. 学位申請論文草稿…分量は問わないが、論文草稿および図表等はまとめて1部ずつファイルに綴じること
    (フラットファイル等二穴で綴じるもの)
  3. パソコン使用の場合の書式の目安は下表の通り。

    文字配置 段組 1行文字数 行数 1ページあたり文字数
    A4縦判 横書き なし 40字 25行 1,000字
    A4縦判 縦書き 二段組 一段35字 一段30行 2,100字
  4. 学位申請論文の要旨…指定書式(書式4号)和文2,000字~4,000字。 最終行に( )書きで文字数を記入。
  5. 論文と作品の審査申請の場合の参考作品資料等…写真(A4判、デジタルプリントを基本とする)、DVDなどを原則とする。
    資料の適切な場所に専攻、学籍番号、氏名、作品タイトル、サイズ、素材、時間芸術の場合は時間(○分○秒)を記載すること
    ※DVDの場合、機種の違うPCで再生可能か確認した後で提出すること。

②学位審査(本審査)

■論文で審査を受ける場合

  1. 学位論文等審査願…指定書式(書式5号)
  2. 学位申請論文…本文文字数は、120,000字以上140,000字以内。
    論文内容に応じ、縦書き、横書きを選択。論文および図表等はまとめて1部ずつファイルに綴じること(フラットファイル、リングファイル等二穴で綴じるもの)。
  3. パソコン使用の場合の書式の目安は下表の通り。

    文字配置 段組 1行文字数 行数 1ページあたり文字数
    A4縦判 横書き なし 40字 25行 1,000字
    A4縦判 縦書き 二段組 一段35字 一段30行 2,100字

    ※上記文字数に目次、注釈、図版、挿図、表等は含まない。(論文執筆ルールに従い作成すること。)
    ※本文の文字数を本文の最終行に( )に入れて記載すること。例:(135,650字)

  4. 学位申請論文要旨…指定書式(書式6号)。和文 2,000 字~4,000 字。英文 500 語~1,000 語。
    ※文字数、語数を最終行に( )に入れて記載すること。例:(3,000字)(750語)
  5. 履歴書…指定書式(書式7号)
  6. 参考となる他の論文等

■論文と作品で審査を受ける場合

  1. 学位論文等審査願…指定書式(書式5号)
  2. 学位申請論文…本文文字数は、120,000字以上140,000字以内。論文内容に応じ、縦書き、横書きを選択。論文および図表等はまとめて 1 部ずつファイルに綴じること(リングファイル等二穴で綴じるもの)。
  3. パソコン使用の場合の書式の目安は下表の通り。

    文字配置 段組 1行文字数 行数 1ページあたり文字数
    A4縦判 横書き なし 40字 25行 1,000字
    A4縦判 縦書き 二段組 一段35字 一段30行 2,100字

    ※上記文字数に目次、注釈、図版、挿図、表等は含まない。(論⽂執筆ルールに従い作成すること。)
    ※本文の文字数を本文の最終行の後に( )に入れて記載すること。例:(55,650字)

  4. 学位申請論文要旨…指定書式(書式 6 号)。和文 2,000 字~4,000 字。英文 500 語~1,000 語。
    ※文字数、語数を最終行の後に( )に入れて記載すること。例:(3,000字)(750語)
  5. 作品資料…博士課程入学後の作品2点以上。作品写真(カラープリント六つ切サイズをA4判台紙に貼付またはA4判デジタルプリント用紙にカラー出力など)、あるいは他のメディアとする。
    資料の適切な場所に専攻、学籍番号、氏名、作品タイトル、サイズ、素材、時間芸術の場合は時間(○分○秒)および作品保管場所を記載すること。
  6. 履歴書…指定書式(書式7号)
  7. 参考となる他の論文等(該当する場合)

2.学位審査合格後について

■正本等提出

  1. 製本した学位論文3部
  2. 論文の全文(和文:PDF)および要旨(和文+英文:word可、PDF不可)の電子データ
  3. リポジトリ公開に関する許諾書類

■正本に関する注意事項

  • 表紙を付け、製本状態にすること(下記製本例参照)。
  • やむを得ず分冊となる場合は、その旨明記すること。
  • A4縦判横書またはA4縦判縦書2段組とするが、1枚あたりの文字数は問わない。
  • 表紙、本文目次、本編、註(注)、参考文献、資料一覧、資料、図表一覧(番号、作者名、タイトル、技法、年代、所蔵先、出典)、図版、発表論文リストの順とすること。(論文執筆ルール参照)
  • 本文が横書の場合は左綴じ、本文が縦書の場合は右綴じとすること。

●製本例●
左綴じの場合(右綴じの場合は、下記様式を適宜右綴じ用に変更すること)

※1 題目は英文名も含むこと。
※2 表紙の氏名は、姓名だけでも良いが、本文では大学院名・研究科名・専攻名・姓名を必ず記載すること。
※3 分冊の場合記載すること。(表示は例)

3.単位習得満期退学(研究科目単位認定)について ※2020年度以前入学生のみ対象

所定の修業年限を在学し、定められた単位を修得したが、博士論文を提出せず、単位認定試験(成果物の提出を含む)に合格した場合を単位修得満期退学となります。満期退学までの流れは以下の通りです。

  • 提出物     : 3年間の研究を取りまとめた成果物 3部(20,000字程度、学位申請論文の書式に準ずる)
  • 提出期間    : 2024年12月16日(月)~20日(金)17:00まで(提出先:教学事務室教務窓口)
  • 単位認定試験  : 2025年2月3日(月)、4日(火)のいずれか
  • 合否通知    : 2025年2月中旬頃発送予定
              【合 格】単位修得満期退学となり、博士課程入学時より6年以内の者でその後も研究・制作を継続していると
                   研究科委員会が認めた場合は、「課程博士」として学位審査を申請することができます。
              【不合格】中途退学または留年(いずれかを選択してください)

4.機関リポジトリへの登録

〔1〕機関リポジトリについて

「機関リポジトリ」とは、大学等の機関が設置するインターネット上の電子書庫のことで、当該機関の研究者、学生、職員などその機関を構成している人たちの教育研究に関する著作物(成果物)を収集・蓄積・保存し、かつ、インターネットを通じて無償で学内外へ発信するシステムのことです。 ※1
研究成果の社会的還元の為、博士論文の正本を提出するとともにリポジトリ登録に係る手続きが必要です。
そのため正本提出時にリポジトリ登録「申請書」および「公開許諾書」(以下[2]参照)の提出をお願いします。
論文正本は芸術文化情報センターへ所蔵の上 ※2、要旨データは学位授与後3ヶ月以内に、論文全文は学位授与後1年以内に、インターネットの利用により公開します ※3

※1 公益社団法人 著作権情報センターHP「図書館と著作権(黒澤節男 著)」より引用。
※2 正本は閲覧を可とします。
※3 学位規則の一部を改訂する省令(平成25年文部科学省令第5号)の施行により義務付けられています。

〔2〕権利に関する許諾について

博士論文を公開するにあたり、正本とリポジトリのそれぞれについて、論文および参考作品資料の公開・複写に関する 意思確認となる「公開許諾書」の提出が必要です。
なお、論文が共著である場合や、図版や資料を論文に掲載する場合等、その他著作権等の権利に抵触する場合、【①論文への掲載】と【②リポジトリによる電子公開】を行うことに関して、権利所有者に許諾を得る必要があります。
権利所有者への確認には時間を要するため、許諾の手続きや依頼を早めにできるよう準備をお願いします。

学位審査に関する問合せ先 教学事務室教務窓口(人間館1階)TEL:075-791-9125
月~金 9:00~18:00、土 9:00~17:00(日曜・祝日休)

※長期休暇中など通常の授業期間以外は平日9:00~17:00となります
※学内立入禁止期間・事務局休止期間を除きます
※窓口対応時間と提出締切時刻は等しくない場合があるので注意してください