基礎美術コース

🐙タコキュー?って何? ー夏休みだからこそ前期授業レポート6ー 

こんにちは。日本の伝統文化を幅広く学んでいく基礎美術コースです。

現在大学は夏休み期間中です。基礎美術コースの授業は行われていませんが、この時期だからこそ前期の授業内容でまだブログにアップできていなかったものをご紹介していこうというシリーズの第6弾!!気が付けばこのシリーズもかなり回を重ねてきました〜。

 

前回のブログで「漆芸(しつげい)」の授業について授業で使用した道具のレポートを行ったのですが、地味ながら意外と好評だったので、調子にのって道具紹介をもう一回行います!

→前回のブログで紹介した道具「コテノミ」についてはこちら→https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=131079

 

今回ご紹介したいのは、この不思議な道具!まずは写真を見てみてください。

この道具なんだと思いますか?なんだかタコのような、おもちゃのような、不思議な可愛らしさがありますね。パッと見は真面目な工芸を作る道具に見えないかもしれません。でもこの道具は漆をお椀などに塗る際には欠かせない重要な道具なんです!

この道具の名前はその名も「タコ球」!!←そのまんまのネーミングやないかい!ってツッコミたくなる名前ですね。

 

タコ球は漆(うるし)の塗り方を学ぶ「漆芸Ⅱ」で登場しました。お椀の外側に漆(うるし)を塗る際に使用します。

まずはお椀の内側にタコ球をつけて、タコ球を持ってお椀の外側を塗ると、あら不思議。お椀の外側を手で持つことなく外側全体を塗ることができます!

 

タコ球があれば、お椀の内側につけたタコ球を持ちながら、ちょっとよそ見をすることも可能です〜。

↑お椀に隠れて見えていませんが確実にタコ球を持っています。↑

いや〜。カワイイのにかなり役に立つヤツですね〜。

 

お椀の横にひっそりと佇むタコ球。どこに置いてもカワイイですね。

 

こちらお椀の隙間から頭を覗かせるタコ球。本当にフォトジェニックですね〜。ちょっと恥じらった姿もまたカワイイですね。

 

本日は漆芸の授業で使用したカワイイ道具、タコ球の紹介でした〜。

このブログが気になった方はぜひ他の漆芸の授業のブログも読んでみてください。

➡️漆の授業に関連した以前の投稿はこちら
日常が、眩(まぶ)しく羨ましくて 基礎美術コース「木工・漆」の授業 【文芸表現 学科学生によるレポート】

怖がらないで!怪しい儀式ではありません! 漆の塗りの仕上げです!!
塗って削って塗って削って 漆(うるし)は地道
くりぬきのお盆 漆芸Ⅰ 2年生
とても素敵な漆の手板小箱 4年生

漆の授業(おかわり) 4年生
漆(うるし)の器を作る! 2・3年生
くりぬきのお盆 漆芸Ⅰ 2年生

 

【要注意】今週末(8/28・29)に予定されている体験授業型オープンキャンパスにつきまして、変更点があります。
以下のサイトをよく確認した上でのご参加をお願いします。安全なオープンキャンパスの運営のため皆様ぜひご協力ください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/news/art/756

●体験入学型 オープンキャンパス 8月!

8月28日(土)・29日(日)開催予定。

基礎美術コースでは「昔の日本の絵をもっと深く知ろう!〜あの名作に勝手に新しいタイトルをつけてみよう~」と題して、日本の伝統について楽しく学んでいきます。

すでに申し込みが始まっています。7月の体験入学型のオープンキャンパスも基礎美術は多くの方が参加してくださいました。8月も楽しいプログラムになっていますのでぜひ参加してください。

↓お申し込みはこちら↓

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc07-04_08-28_29/

 

●〈総合型選抜〉体験授業型選抜Ⅰ期 WEBエントリー開始!

9月10日(金)〜9月13(月)の日程で行われる京都芸術大学の最初の入学試験、体験型選抜型Ⅰ期のWEBエントリーが開始されました!!

体験選抜型は大学の授業を受けながら、その授業自体が入試になっているという入試制度です。

授業の中で出される課題に取り組むプロセスを通して、あなたの可能性を評価する入試です。

基礎美中コースの授業内容は「金箔・銀箔と銀色の絵具を使い、キラキラ光る装飾的な作品を描こう!」です。詳細は以下の特設サイトで確認できますので、興味がある高校3年生、受験生はエントリーしてみてください!

https://www.kyoto-art.ac.jp/admission/exam/communication_s/lp/

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