2022.04.15

新・東京展/DOUBLE ANNUAL 募集説明会開催(作家、アシスタント・キュレーター募集)

新・東京展がはじまります!

2017年度から2021年度まで、東京都美術館(上野)で開催してきた学生選抜展「KUA ANNUAL」を、2022年度からは 国立新美術館(六本木)に会場を移し、姉妹校である東北芸術工科大学からも学生選抜を行い開催します。これにあわせて、総合ディレクターに片岡真実(森美術館館長)を再び迎え、名称も『DOUBLE ANNUAL』と新たにします。来る4月21日(木)、ディレクターを務める金澤韻さん、服部浩之さんから、今年度のテーマ発表と共に、募集説明会を開催します。京都と山形という2つのことなる地点から、現代世界をどう見つめることができのか、それが東京や世界からの目差しにいかに映り、共感されうるのか。新たチャレンジの始まりです。

「DOUBLE ANNUAL」開催概要

会期:2023年2月25日(土)~3月5日(日)※予定
会場:国立新美術館
主催:京都芸術大学
協力:東北芸術工科大学
※尚、プレビュー展を各校にて開催します(12月にギャルリ・オーブにて実施)

運営体制

総合ディレクター片岡真実統括のもと、金澤韻(京都芸術大学ディレクター)、服部浩之(東北芸術工科大学ディレクター)の共同キュレーション体制で運営します。

総合ディレクター:片岡真実(本学客員教授、森美術館館長)

ディレクター(京都):金澤韻(本学客員教授、インディペンデント・キュレーター)
これまで国内外で50以上の展覧会を企画。トピックとして、グローバリゼーション、ニューメディアアート、そして日本の近現代における文化帝国主義を扱い、時代・社会の変化とともに変容する人々の認識と、私たちに精神的な困難をもたらすものを捉え、問題解決の糸口を探る。東京芸術大学大学院美術研究科、および英国王立芸術大学院大学(RCA)現代美術キュレーティングコース修了。熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て、2013年に独立。2017年4月から2020年3月まで十和田市現代美術館の学芸統括としても活動。

ディレクター(山形):服部浩之(東京芸術大学 大学院映像研究科 准教授)
2020年度・2021年度KUA ANNUALディレクター。建築を学んだ経験とアーティスト・イン・レジデンス機関でのキュレーターとしての実践を背景に、芸術を通じた公共圏を探求するプロジェクトを展開。アーティストとの協働で取り組んだ主要プロジェクトに、Nadegata Instant Party 「24 OUR TELEVISION」、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵 」。これまで国内外で50以上の展覧会を企画。

テーマ発表&募集説明会

対面(京都のみ)とZoomウェビナーのハイブリッドで開催します。いずれも定員を超えた場合は、後日録画も配信するのでご覧ください。

日程:2022年4月21日(木)
時間:18:30~19:30(終了予定)
対象:京都芸術大学(通学課程の学部生・大学院生)
東北芸術工科大学(学部生・大学院生)
募集内容:アーティスト(グループも可)15組程度、アシスタント・キュレーター若干名
説明会内容:テーマ発表、応募要項説明
会場:京都芸術大学 直心館J41教室(会場入場者定員 約200名)※各自「HASH FOR PRO」スプレーを必ず持参してください。
Zoomウェビナー:https://us06web.zoom.us/j/82958631233 (ID:829 5863 1233) 定員1,000名

その他

お問い合わせ:DOUBLE ANNUAL事務局(d-annual@office.kyoto-art.ac.jp※説明会開催以降、受付開始します。

参考:KUA ANNUAL 2022の様子(https://www.kyoto-art.ac.jp/kuaannual2022/)