芸術時間
芸術とは美術館の中にあるものだけではありません。実は我々の身近な生活空間にもいくつも潜んでいるものでして、この村の住人は常にそれを探求しています。ここでは本学教員がそれぞれ見つけた「芸術時間」をコラムにしてご紹介します。2014.11.09
沖縄の民家
建築は、はたして進歩しているのだろうか? むしろ後退しているのではないか? そんな事を思わざるを得ない時がある。特に 工期短縮のための技術は飛躍的に向上したけ…
2014.09.10
本当の…
マロニエの根が嘔吐の原因であったように、あるものを見て何かに気付くということがある。今から四半世紀ほど前に中国に行った。まだ個人旅行が制限されている時代で、団…
2014.08.09
能に魅せられて
十年ほど前の春になるだろうか。私は能を観るために、水道橋にある宝生能楽堂へ足を運んだ。その日の演目は、〈西行桜〉。〈西行桜〉は夜桜の華やかさをうたった演目で、…
2014.06.09
数学者からの贈り物
数学が得意というわけではないのだが初等幾何学というものが好きだ。初等とある通り定規とコンパスで作図できるレベルのアナログな幾何学のことである。デザインの根拠と…
2014.05.09
『ゲルニカ』の前で
芸術の力で世界平和をという理念のもとで仕事することになりました。もともと私は、戦争が生理的に嫌いです。戦争のない世界がすぐ実現するとは思いませんが、あきらめる…
airU Village、それは京都芸術大学のどこかに存在すると言われる幻の村。
いまだ全貌は明らかになっておらず、一説には次元を超えて東京外苑キャンパスとも繋がっているとも噂されています。長年の研究によって解明されているのは、18歳から96歳まで、北海道から沖縄、さらには海を超えて、京都芸術大学通信教育課程で芸術を学び、探求する社会人芸大生や卒業生、そして教員の活動が集結する場所であるということ。
この度、我々調査班がその一部の発見に成功しましたので、その魅力をお伝えすべく、ここにWEBサイトとして順次記録していくことにしました。村からはまだまだ発展する気配を感じます。いずれ新しいコンテンツも増えてくることでしょう。
この村の成長と、社会人が学び、実践することで育まれる新しい芸術の概念とその可能性を、ひとりでも多くの皆さんに見守っていただけますように。