芸術時間
芸術とは美術館の中にあるものだけではありません。実は我々の身近な生活空間にもいくつも潜んでいるものでして、この村の住人は常にそれを探求しています。ここでは本学教員がそれぞれ見つけた「芸術時間」をコラムにしてご紹介します。2018.02.09
ロンシャンの礼拝堂にて
一昨年(二◯一六年)の夏、ル・コルビュジェが設計したロンシャンの礼拝堂を訪れた。フランス西部のフランシュ・コンテ地方にあって、パリからだと新幹線TGVと在来線…
2018.01.09
フライング、フライング。
もう十数年前のことである。アムステルダムのスキポール空港を歩いていると、"FlyingDutchman"という垂れ幕がひるが『
えっていた。「フライング・ダ…
2017.11.09
ワームとミートボールの宇宙旅行
クラウドファンディングサイトで書籍を入手した。クラウドファンディングとは不特定多数の人がインターネットを経由し組織や個人に資金協力することである。活動や研究へ…
2017.09.10
Iさんの作品と天上の絵
Iさんは絵を始めてからまだ日が浅い作家であるが、初めて作品を見たとき、その柔らかな優しい雰囲気に心が溶けるような感覚を味わった。特別に変わった作品というのでは…
2017.08.15
ナマコの思い
ナマコはヒトデやウニとおなじ仲間(棘皮動物)だというが、なかなか信じられなかった。幾何学図形の模範生のヒトデや棘で覆われた威嚇的なウニは、どこまでもぐにゃぐに…
airU Village、それは京都芸術大学のどこかに存在すると言われる幻の村。
いまだ全貌は明らかになっておらず、一説には次元を超えて東京外苑キャンパスとも繋がっているとも噂されています。長年の研究によって解明されているのは、18歳から96歳まで、北海道から沖縄、さらには海を超えて、京都芸術大学通信教育課程で芸術を学び、探求する社会人芸大生や卒業生、そして教員の活動が集結する場所であるということ。
この度、我々調査班がその一部の発見に成功しましたので、その魅力をお伝えすべく、ここにWEBサイトとして順次記録していくことにしました。村からはまだまだ発展する気配を感じます。いずれ新しいコンテンツも増えてくることでしょう。
この村の成長と、社会人が学び、実践することで育まれる新しい芸術の概念とその可能性を、ひとりでも多くの皆さんに見守っていただけますように。