芸術時間
芸術とは美術館の中にあるものだけではありません。実は我々の身近な生活空間にもいくつも潜んでいるものでして、この村の住人は常にそれを探求しています。ここでは本学教員がそれぞれ見つけた「芸術時間」をコラムにしてご紹介します。2016.12.09
すこし視点を変えてみると
上の写真、何だかわかりますでしょうか?小さなこどもが1冊ずつ本を持って行ってはなにやらやっている様子。あまりに熱心に続けていたので見に行ってみると、夏に少しだ…
2016.11.09
地球の呼吸
以前参加していた屋外の展覧会で海中に設饂する作品の組み立てをしていた時のことです。屋内作品とは違い大きさも必要なため、展示会場近くに制作場所を提供してもらって…
2016.09.10
菩提樹の葉から教わったこと
研究のために仏像を訪ね歩いていると、境内に植えられた菩提樹をよく目にする。奈良東大寺大仏殿前の菩提樹は栄西が中国天台山から持ち帰った菩提樹の子孫と伝えられ、そ…
2016.07.09
壺焼きの合図
空間演出デザインコースでは、五月の大型連休に京都・丹後半島の久美浜にある大学のセミナーハウスで「空デ遊学旅行」という2泊3日の合宿を開催している。初日の午前中…
2016.06.09
お漬物の器
写真の器は、いつから家にあったのかわかりません。私が十歳の頃には家にあったと思います。乳白色の釉が全体にかかっていて見込みは淡い紅色をしていて萩焼のように見え…
airU Village、それは京都芸術大学のどこかに存在すると言われる幻の村。
いまだ全貌は明らかになっておらず、一説には次元を超えて東京外苑キャンパスとも繋がっているとも噂されています。長年の研究によって解明されているのは、18歳から96歳まで、北海道から沖縄、さらには海を超えて、京都芸術大学通信教育課程で芸術を学び、探求する社会人芸大生や卒業生、そして教員の活動が集結する場所であるということ。
この度、我々調査班がその一部の発見に成功しましたので、その魅力をお伝えすべく、ここにWEBサイトとして順次記録していくことにしました。村からはまだまだ発展する気配を感じます。いずれ新しいコンテンツも増えてくることでしょう。
この村の成長と、社会人が学び、実践することで育まれる新しい芸術の概念とその可能性を、ひとりでも多くの皆さんに見守っていただけますように。