芸術時間
芸術とは美術館の中にあるものだけではありません。実は我々の身近な生活空間にもいくつも潜んでいるものでして、この村の住人は常にそれを探求しています。ここでは本学教員がそれぞれ見つけた「芸術時間」をコラムにしてご紹介します。2020.08.09
今年も訪れたいと願う場所
気づけば定期的に訪れている場所というものが、皆さんにもそれぞれあるのではないでしょうか。私も幾つか思いあたる場所があります。その一つは、鳥取県の弓ヶ浜半島とい…
2020.07.09
隙間に咲く花
私のもともとの出発点は、公園の設計であった。大学を出て実務に関わり出したころは、まだバブルの余韻が残っていて、公園のデザインも大きく変わりつつあった。土の部分…
2020.06.09
葉蘭
いけばなの世界には、「いけばなは葉蘭に始まり、葉蘭に終わる」という言葉がある。葉蘭は常緑多年草で、一つ葉、広葉などの異名をもつ。これらの名があらわす通り、地面…
2020.04.09
日本海にあった小さなキャンパス
平成が終わり令和を迎えたちょうどその頃、ひとつの思い出深い建物もその歴史に終止符を打った。
京都の日本海を臨む京丹後市久美浜町にある「久美浜セミナーハウス…
2020.03.09
「藍の神様」
令和元年10月に台北国立芸術大学で藍についてのレクチャーとワークショツプを開催しました。人生の半分以上を共に暮らしている藍が結んでくれた今回の海外でのお仕事は…
airU Village、それは京都芸術大学のどこかに存在すると言われる幻の村。
いまだ全貌は明らかになっておらず、一説には次元を超えて東京外苑キャンパスとも繋がっているとも噂されています。長年の研究によって解明されているのは、18歳から96歳まで、北海道から沖縄、さらには海を超えて、京都芸術大学通信教育課程で芸術を学び、探求する社会人芸大生や卒業生、そして教員の活動が集結する場所であるということ。
この度、我々調査班がその一部の発見に成功しましたので、その魅力をお伝えすべく、ここにWEBサイトとして順次記録していくことにしました。村からはまだまだ発展する気配を感じます。いずれ新しいコンテンツも増えてくることでしょう。
この村の成長と、社会人が学び、実践することで育まれる新しい芸術の概念とその可能性を、ひとりでも多くの皆さんに見守っていただけますように。