芸術時間
芸術とは美術館の中にあるものだけではありません。実は我々の身近な生活空間にもいくつも潜んでいるものでして、この村の住人は常にそれを探求しています。ここでは本学教員がそれぞれ見つけた「芸術時間」をコラムにしてご紹介します。2020.01.09
比叡山浄土院 清浄ということ
令和元年十月二十七日、二十八日の二日間、比叡山で藝術学舎の「比叡山延暦寺の修行と信仰」を開講しました。
この講座では比叡山の難行を遂げられた方々から直接お…
2019.11.09
灯
展覧会の搬出が一日早く終わり予定外の時間が出来たので、馴染みの画材屋でスケッチブックを買って久しぶりに一人で港に出かけた。故郷の小樽市は今や北海道有数の観光地…
2019.09.09
フィレンツェが教えてくれたこと
フィレンツェ、サンロレンツォ教会の中庭に面した2階回廊にあるミケランジェロ設計のラウレンツィアーナ図書館を初めて訪ねたのは1985年、建築家として独立して活動…
2019.08.09
眼裏の雪
暑い。京都の夏は一東北人にはこたえる。気休めにもならないが、このような時だから少し涼しげな話を。
あの有名な冒頭ではないけれど、冬、北に向かう列車に乗ると…
2019.06.09
西湖
中国浙江省杭州市にある西湖は、古来より風光明媚な景勝地として名高く、多くの文人墨客に愛されてきた。西湖十景の第一として有名な「蘇堤春暁」は蘇東坡が築いた堤防に…
airU Village、それは京都芸術大学のどこかに存在すると言われる幻の村。
いまだ全貌は明らかになっておらず、一説には次元を超えて東京外苑キャンパスとも繋がっているとも噂されています。長年の研究によって解明されているのは、18歳から96歳まで、北海道から沖縄、さらには海を超えて、京都芸術大学通信教育課程で芸術を学び、探求する社会人芸大生や卒業生、そして教員の活動が集結する場所であるということ。
この度、我々調査班がその一部の発見に成功しましたので、その魅力をお伝えすべく、ここにWEBサイトとして順次記録していくことにしました。村からはまだまだ発展する気配を感じます。いずれ新しいコンテンツも増えてくることでしょう。
この村の成長と、社会人が学び、実践することで育まれる新しい芸術の概念とその可能性を、ひとりでも多くの皆さんに見守っていただけますように。