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芸術研究の世界#28「「こども芸術」の可能性―フレーベル思想を手がかりにー」

2025年2月10日

アクティビティ

日程終了しました

 2025年2月26日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#28」を開催いたします。

 

 オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。

 

芸術研究の世界#28

「「こども芸術」の可能性―フレーベル思想を手がかりにー」

講演者:北後佐知子(京都芸術大学こども芸術学科 准教授)

日時:2025年2月26日(水)18:00-19:30

対象:京都芸術大学教職員、学生

 

【講演概要】

 ドイツの教育者フレーベル(1782-1852)は、世界で初めてKindergarten(幼稚園)という幼児のための教育施設を創りました。原名の「こどもの庭」には,庭に生える植物のようにこどもが自由に育つ環境をつくるという願いがこめられています。また考案した教育玩具Gabe(恩物)は、こどもが楽しく学びながら、表現力や認識力、想像力を身につけることを目指したものです。そんなフレーベルの教育思想は「こども芸術」とも親和性が高く、未来を創るヒントが見出せると考えています。このセミナーでは、フレーベルの教育思想と授業実践を手がかりに、「こども芸術」が目指す幼児教育のあり方やコミュニティデザインへの応用の可能性について、みなさんの意見やアイデアもいただきながら検討したいと思います。

 

【講師略歴】

北後佐知子(ほくご・さちこ)

専門分野:保育・幼児教育学

2004年、聖和大学教育学科幼児教育学科卒業。2006年、佛教大学大学院教育学研究科 前期(修士)課程(生涯教育専攻)。2010年、児童養護施設田島童園勤務。2014年、和歌山信愛女子短期大学勤務。2016年、滋賀短期大学勤務。2019年〜京都芸術大学勤務

日程2025年2月26日
時間18:00 - 19:30
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所

【インタビュー記事】『ふしぎ新聞』480号

2025年2月6日

出版・メディア情報

 『ふしぎ新聞』480号(ふしぎ新聞社)に、齋藤亜矢教授のインタビューが掲載されています。「ヒトはどうして絵を描くの?」というふしぎに、小学生にもわかりやすい例や表現で答えています。お子様にも読んでいただきやすい内容となっておりますので、ぜひご一読ください。

 

*『ふしぎ新聞』480号は、月刊『たくさんのふしぎ』(2025年3月号、福音館書店)に収録されています。

月刊『たくさんのふしぎ』

 

【論文】心理学評論66巻

2025年2月5日

出版・メディア情報

 心理学評論2023(66巻1号)、「アートと心理学」特集号に、文哲研客員教授の三浦佳世先生によるコメント論文「日本における「アートと心理学」の半世紀」が掲載されています。ぜひご一読ください。

 

心理学評論2023(66巻1号)

【展覧会】リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s

2025年1月28日

その他

日程 3/19 - 6/30

 岸和郎先生(建築家、文哲研客員教授)が監修された展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」が国立新美術館にて開催されます。会期中、岸先生による講演会や対談も開催予定です。ぜひ足をお運びください。

 

リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s

 

【巡回情報】

会場:兵庫県立美術館
会期:2025年9月20日(土)–2026年1月4日(日)(予定)

 

※クラウドファンディングも開催中です。

https://readyfor.jp/projects/nact_2024?utm_source=living-modernity&utm_medium=living-modernity&utm_campaign=living-modernity

 

日程2025年3月19日 - 2025年6月30日
時間10:00 - 18:00
休館日:毎週火曜日、毎週金・土曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで
場所国立新美術館 企画展示室1E、企画展示室2E
場所詳細〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
費用一般1,800円、大学生1,000円、高校生500円 ※中学生以下は入場無料 ※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
主催国立新美術館、東京新聞、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
URLリビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s

【書籍】〈動物をえがく〉人類学-人はなぜ動物にひかれるのか

2025年1月21日

出版・メディア情報

 「〈動物をえがく〉人類学――人はなぜ動物にひかれるのか」が、岩波書店より刊行されました。

 文哲研の齋藤亜矢教授も、「ヒトはなぜ動物を描くのか――人類進化とアートの起源」というテーマで執筆を担当しました。人が動物を想いえがき、表現する行為の源泉にはなにがあるのか。さまざまな分野の研究者、多彩なアーティストが共同で考察した、画期的な論集です。amazonなどのネット書店でもお求めいただけますので、ぜひご一読ください。

 

「〈動物をえがく〉人類学――人はなぜ動物にひかれるのか」

人はなぜ動物をえがくのか。動物にひかれる人間とは何者か――。古今東西の絵や詩、演劇や音楽、舞踏等の表現を素材に、人類学をはじめとする多分野から集った研究者15名が考察し、11名の多彩なアーティストが語る。人と動物の間に生まれたイメージの軌跡を辿り直し、両者の関係の新たな可能性を探る画期的論集。カラー図版多数。

文明哲学研究所

2015年度以前