芸術時間
芸術とは美術館の中にあるものだけではありません。実は我々の身近な生活空間にもいくつも潜んでいるものでして、この村の住人は常にそれを探求しています。ここでは本学教員がそれぞれ見つけた「芸術時間」をコラムにしてご紹介します。2021.03.09
芸術を楽しむ
私事である。昨年、一人暮らしだった母が亡くなり、ようやく重い腰を上げ遺品整理を始めたが、多趣味だった母の残した遺品の山に未だ片付かず、途方に暮れている。母の多…
2021.02.09
「赤い静物画」
この作品で何を表したいのか。という問いは絵を描いている人なら一度は指摘された事があるか、自問自答した経験を持っているのではないだろうか。『星の王子さま』に出て…
2021.01.09
「特別な展望」
「大学時代のことを回想すると楽しかった思い出しか浮かんでこない」。 今年急逝された評論家・坪内祐三さんのエッセイ『「早稲田」大学で私が学んだもの』(『古くさい…
2020.11.09
日常
時間があれば散歩に出かける。ここ数年、近くの松林の決められたコースを数周するのが常だ。地面にはいつも松葉や松ぼっくりが落ちている。毎回目にする、枯れた松葉の赤…
2020.10.09
圧倒的な映像体験
私はどちらかといえば静かで淡々とした映画が好きだ。人々の心の動きの複雑さや奥行きを表す"時間"や"間"が、美しく印象的な空間シーンと呼応している雰囲気を好む。…
airU Village、それは京都芸術大学のどこかに存在すると言われる幻の村。
いまだ全貌は明らかになっておらず、一説には次元を超えて東京外苑キャンパスとも繋がっているとも噂されています。長年の研究によって解明されているのは、18歳から96歳まで、北海道から沖縄、さらには海を超えて、京都芸術大学通信教育課程で芸術を学び、探求する社会人芸大生や卒業生、そして教員の活動が集結する場所であるということ。
この度、我々調査班がその一部の発見に成功しましたので、その魅力をお伝えすべく、ここにWEBサイトとして順次記録していくことにしました。村からはまだまだ発展する気配を感じます。いずれ新しいコンテンツも増えてくることでしょう。
この村の成長と、社会人が学び、実践することで育まれる新しい芸術の概念とその可能性を、ひとりでも多くの皆さんに見守っていただけますように。