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雑誌「モンキー」7巻2号

2022年9月3日

出版・メディア情報

 雑誌「モンキー」7巻2号(公益財団法人日本モンキーセンター発行)が刊行されました。文明哲学研究所が担当する連載「自然と芸術」第23回は、 ヤノベ ケンジ先生(文哲研兼任教授)による「旅する猫をモチーフに」です。ぜひご一読ください。

 

雑誌「モンキー」 (ご購入、定期購読もこちらのページからお申込みいただけます)

芸術研究の世界#13「芸術するこころの科学2: ヒトはなぜ動物を描くのか」

2022年8月31日

アクティビティ

日程終了しました

 9月7日(水)18:30より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#13」を開催いたします。

 

 このセミナーは、一か月に一度実施します。セミナーの講師は、昨年度から引き続き、文部科学省科学研究費(通称:科研費)の研究代表者である8名の本学教員です。科研費は、人文・社会科学から自然科学まで、あらゆる分野の優れた研究を発展させることを目的として国から支給される研究費で、厳正な審査を経て採択され、数年間、申請した研究計画に沿って研究に取り組み、その成果を公表します。

 オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。

 

 

芸術研究の世界#13

「芸術するこころの科学2: ヒトはなぜ動物を描くのか」

講演者:齋藤亜矢(文明哲学研究所/教授)

日 時:2022年9月7日(水)18:30-20:00

対 象:京都芸術大学教職員、学生

 

【講演概要】

 進化の過程で芸術はなぜ生まれたのか。芸術するこころの基盤について研究しています。昨年度の「芸術研究の世界 #9」では、ヒトの子どもとチンパンジーを対象とした描画実験と物遊びの研究を手がかりに、見立ての想像力や言葉の獲得、道具の制作や使用、遊びが、芸術の起源に深く関わっているのではないかというお話をしました。さて、人類最古の絵とされる旧石器時代の洞窟壁画に描かれたモチーフのほとんどは動物です。むかしの人はなぜ動物ばかり描いたのか? 弥生人が描いた動物とは? 今回は動物を描くことについて考えてみたいと思います。
 
(昨年度のトーク)
芸術研究の世界#9 「芸術するこころの科学:進化の視点からのアプローチ」 
 
ART meets SCIENCE #6「絵画とリアリティ」
「写実的に描くのはなぜむずかしいのか」 
https://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/4784/
 

【講師略歴】

齋藤亜矢(さいとう・あや)
京都大学理学部卒、同大学院医学研究科修士課程修了、東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。京都大学野生動物研究センター特任准教授(兼任)。著書に『ヒトはなぜ絵を描くのか:芸術認知科学への招待』『ルビンのツボ:芸術する体と心』(岩波書店)。共著に『進化でわかる人間行動の事典』(朝倉書店)、日本文藝家協会編『ベスト・エッセイ2020』(光村図書)など。連載に、京都新聞「現代のことば」、『月刊アート・コレクターズ』展覧会レビュー。

 

 

【芸術研究の世界】 (タイトルは科研の採択課題です。講演内容は追ってご連絡します)

10月4日 藤澤三佳 生きづらさと社会的承認に関する社会学研究~多様な表現と他者からの共感を通して 

11月2日 戸坂明日香 「不気味の谷」を超える復顔法の研究

12月7日 前川志織 戦間期日本の嗜好品広告における間メディア性

1月11日 宇佐美智之 中央アジア・オアシス地帯における都市の成立と展開:ザラフシャン川流域を中心として

2月1日 大西宏志 オーラル・ヒストリー 芸術運動としての広島国際アニメーションフェスティバル研究

3月1日 牛田あや美 日本統治下の漫画家・北宏二/金龍煥の懸隔

※日程は講師の都合等で変更の可能性があります

日程2022年9月7日
時間18:30 - 20:00
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所

岸和郎教授: AIA名誉フェロー記念シンポジウム

2022年8月30日

その他

日程終了しました

 兼任教授の岸和郎先生が、国際的な建築家の卓越した業績と、国際レベルでの建築と社会への貢献を称える2022米国建築家協会の名誉フェローHon. FAIA (Honorary Fellow, the American Institute of Architects)に選出され、6月にシカゴのオーディトリアム・シアターでメダルの授与式がおこなわれました。

 これを記念し、シンポジウムの開催も決定いたしました。岸先生のお話を伺える、大変貴重な機会になることと思います。ぜひご参加ください。

Honorary-Fellowship-AIA

 

岸和郎教授 AIA名誉フェロー記念シンポジウム
「シカゴの建築_ミースとライトを巡って」
日時:2022年10月2日(日)14:00-16:00(13:30開場)
会場:京都工芸繊維大学センターホール
参加:無料・申込不要(先着300人)
お問い合わせ:nakamura@kit.ac.jp

 

 

 

 

日程2022年10月2日
時間14:00 - 16:00
(13:30開場)
場所京都工芸繊維大学センターホール
費用無料
申込方法申込不要(先着300人)
主催AIA 名誉フェロー記念シンポジウム実行委員会(京都工芸繊維大学 )
お問い合わせnakamura@kit.ac.jp(AIA 名誉フェロー記念シンポジウム実行委員会事務局)

京都新聞コラム『現代のことば』

2022年8月26日

出版・メディア情報

 2022年8月23日付 京都新聞夕刊『現代のことば』に、齋藤亜矢のコラムが掲載されました。隔月連載の第18回目、タイトルは「太郎のトゲ」です。今回のコラムでは、6月に開催された美術工芸学科専任教員展のことを書いています。関連記事もあわせ、ぜひご一読ください。

 

*関連記事 【京都芸術大学 瓜生通信】

現役アーティスト22名が集結。「逸脱する声―京都芸術大学 美術工芸学科 専任教員展」(2022年6月11日)

越境するための勇気「逸脱する声―京都芸術大学 美術工芸学科 専任教員展」第1期(2022年6月16日)

枠を超える想像力と形にする手の力「逸脱する声―京都芸術大学 美術工芸学科 専任教員展」第2期(2022年6月27日)

 

*『現代のことば』はネットでもお読みいただけるようになりました(有料会員のみ)

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/863888

寄稿:美術の窓 2022年9月号

2022年8月23日

出版・メディア情報

 美術の窓 2022年9月号(生活の友社,2022年9月20日発行)に、齋藤亜矢が寄稿しました。

兼任教授のヤノベケンジ先生も寄稿しています。ぜひご一読ください。

 

美術の窓 2022年9月号

*私が見た岡本太郎4「未来を予見した芸術家」(ヤノベケンジ)

*「人間の芸術への衝動」(齋藤亜矢)

 

文明哲学研究所

2015年度以前