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『母の友』2月号:アートは「!」である

2020年12月21日

出版・メディア情報

 『母の友』2月号( 福音館書店)の特集「子どもの絵について話そう おえかきは自由だ! ! 」に齋藤亜矢が寄稿いたしました。タイトルは、“アートは「!」である” です。
 
amazon等のネット書店でもご購入いただけますので、ぜひご一読ください。
 
『母の友』(定期購読もお申込みいただけます)
 

2020文哲研講演会「芸術とこころ-表現することがなぜ治療的なのか-」

2020年12月10日

アクティビティ

 2020年12月9日、学内教職員・学生を対象に講演会「芸術とこころ-表現することがなぜ治療的なのか-」をオンラインで開催いたしました。

 

*文哲研講演会2020「芸術とこころ-表現することがなぜ治療的なのか-」

日 時:2020年12月9日(水)18:30-20:00

講演者:岩宮恵子(島根大学教授、臨床心理学者、心理カウンセラー)

参加者:223名(京都芸術大学 学生・教職員)

 

芸術療法や箱庭療法という心理療法の技法があるように、絵を描いたり箱庭を作るということは、とても治療的な意味をもっています。

今、ネットのなかでさまざまな表現の発信をする若い人たちが増えていますが、その表現に対しての反応に深く傷ついて、心理療法の現場に足を向けるひとも同時に増えています。

最近の若者の全体的な傾向はどうなっているのか、そして「表現すること」や「表現をしているひとを応援すること」(「推し」をもつこと)について、どのような感覚をもっているのか。臨床現場から見えてきたことをお伝えできればと思っています。 (岩宮恵子)

 
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 今回講師をおつとめいただいたのは、島根大学教授で臨床心理士の岩宮恵子先生です。箱庭療法の話、思春期の友人関係やSNS、信仰、「推し」をもつこと…などなど、心理学の視点から日本人の「こころ」を読み解いてゆく、とても興味深く貴重なお話をたくさん伺うことができました。参加者も223名と大変多く、講演後の質疑応答では本当にたくさんのご質問、ご感想をいただきました。

 

【参加者感想(一部抜粋)】

*自分も推しに救われた経験があったのですが、何が自分の中で起きていたのを理解できた感じがしました。

*自分が制作活動をする上でぼんやりと考えてきたことを、ほとんど言語化して頂いたような、理解してもらえていて救われたような心地です。貴重なお話と考える機会をありがとうございました。

*若者の宗教性について、話に出てきた推しに対しての信仰(好意を抱く)をすごく感じます。推しが発したことを全て信じたり、同じ物を買ったりして何か通じるのもを感じ、心が和らぐ感覚はいわゆる『信仰する』に近いことをすごく感じました。

*現実の場では「イツメン」が重視され縛りがきつくなっているとのことですが、それはSNSで親友を作ることができるようになった反動でもあるかもしれませんね。本当に仲の良い子をネット上で作ることができるからこそ、現実にいる人との違和感を感じやすいのかもしれません。

 

【岩宮恵子先生著書のご紹介】

「好きなのにはワケがある 宮崎アニメと思春期のこころ」(筑摩書房)

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480689092/

「フツーの子の思春期 心理療法の現場から」(岩波書店)

https://www.iwanami.co.jp/book/b262941.html

「思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界」(創元社)

https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=1687

 

 
 

*対面での開催が難しい情勢ではありますが、今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

 

 

オンライン連続セミナー「文哲研3days:潜在するアート」

2020年11月25日

アクティビティ

 2020年10月19日・11月9日・11月24日の3日間、学内教職員・学生を対象に第2回文哲研3days「潜在するアート」をオンラインで開催いたしました。

 今年度より文哲研客員教授となられました吉岡洋先生(京都大学こころの未来研究センター)に3日間ご講演いただき、各回それぞれ異なる分野よりディスカッサントをお招きしました。吉岡先生のご専門は美学・芸術学で、現代アートのキュレーターとしてもご活躍、ブログ「tanukinohirune」では芸術・アートのみならず幅広いテーマでユニークな論考を執筆されています。

 今回は“科学・道徳・政治”という一見難しそうなテーマでしたが、吉岡先生はじめディスカッサントの先生方は身近な例をあげてお話ししてくださり、大変わかりやすく好奇心の刺激されるセミナーでした。3日間で246名のみなさまにご参加いただき、質疑応答では活発な議論がなされました。

 

 対面での開催が難しい情勢ではありますが、今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

 
【連続セミナー「文哲研3days:潜在するアート」】
芸術=アートについて考える一般的な観点として、「○○と芸術」という言い方があります。
分かりやすいのですが、これだとまるで「○○」と「芸術」という別々な分野、領域が、空間的に別れて存在しているかのような印象を与えます。
それに対してぼくは、芸術というのは人間の活動の全領域を覆っているものであって、他の様々な領域とオーバーラップしているものだと考えています。
この講義ではそうした観点から、科学、道徳、政治という3つのテーマを取り上げ、それぞれの中にアートがどのように潜在しているのかを考えてみたいと思います。(吉岡洋)
 
 
連続セミナー「文哲研3days:潜在するアート」(講演者:吉岡洋) 

 

第1回 「科学に潜在するアート」 10月19日(月)17:30-19:30

ディスカッサント:佐近田展康(名古屋学芸大学 メディアアーティスト)

参加者:84名

 

第2回 「道徳に潜在するアート」 11月09日(月)17:30-19:30

ディスカッサント:山城大督(京都芸術大学 アートプロデュース学科)

参加者:87名

 

第3回 「政治に潜在するアート」 11月24日(火)17:30-19:30 

ディスカッサント:河田学(京都芸術大学 文芸表現学科)

参加者:75名

 

京都新聞コラム『現代のことば』

2020年11月6日

出版・メディア情報

 2020年11月4日付 京都新聞夕刊『現代のことば』に、齋藤亜矢のコラムが掲載されました。隔月連載の第9回目、タイトルは「シイタケの他意」です。シイタケに他意はあるのか??ぜひご一読ください。

学研『ほいくあっぷ』特集記事 監修

2020年10月14日

出版・メディア情報

 学研『ほいくあっぷ』2020年11月号で、齋藤亜矢が監修した特集記事『「描く」~子どもの描画表現を読み解く~』が掲載されました。
 
*詳細はこちらのページをご覧ください → https://www.hoikucan.jp/book/monthly/hoikuup.html
(amazonなどのネット書店でもご購入いただけます)
文明哲学研究所

2015年度以前