2010.11.04

陶芸コース卒業生「不器用展2010」開催中

私たちは皆、はじめ“不器用”であった。しかし、ものごとが溢れる社会の中で、次第に人は、器用にこなす方法を覚える。表現形態の多様化、そしてそれらを解釈する専門の人々が出てきたことで、現代は不器用であり続けることが、かえって難しくなってきているのではないだろうか。

数ある表現媒体の中で乾燥や焼成において多様に変化する“不器用”な媒体、“土”を選んだものたちが、『表現するもの』と『感じるもの』の本来あるべき姿とはどのようなものであるのかということを、作品を通して私たちに語りかける。

2008年にGALLERY RAKUで開催された『不器用展』の第2弾!企画者で出展作家でもある北本裕二が、かつて学んだ京都造形芸術大学 美術工芸学科 陶芸コースの卒業生10名を率いて本展に挑む。

会期:11月3日(水)-14日(日) 11:00-19:00
会場:ギャラリーRAKU

出展作家:北本裕二、川上大介、島さゆり、武井亜依、福岡さゆり、大久保vit’s陽平、永川葉子、小池茉祐、本郷里奈、森山蘭子