2023.10.02

【文哲研】芸術研究の世界#23 開催のお知らせ

11月22日(水)18:00より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#23」を開催いたします。

オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。
セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。

芸術研究の世界#23
「人と空間が生きる音デザイン 〜音響心理学とサウンドスケープの世界〜」

講演者:小松正史(環境音楽家(JASRAC会員) / 音響心理学者 / 博士(工学) / 京都精華大学メディア表現学部(音楽表現専攻)教授 / 京都芸術大学文明哲学研究所客員教授)

日時:2023年11月22日(水)18:00-19:30
対象:京都芸術大学教職員、学生
費用:無料
参加方法:文明哲学研究所(ブンテツケン)Classroomで、zoomIDを公開しています
クラスコード:67vdrn5

*この講演は、テキスト化、youtube等での映像公開をする場合がございます
*講演の撮影・録音・録画・ダウンロード、リンクの拡散等はなさらないようお願いいたします

【講演概要】
私たちが日ごろ何気なく接している音をどう感じているか、環境をデザインする「音」の作り方など、具体例を交えてお話します。 実際に作曲した音源を紹介しながら、それぞれの公共空間で、音による「居心地」の作り方をお伝えします。 建築や空間、景観に関わるデザイナーの方、コミュニティや公共施設、カフェやレストランなどの店舗に関わる方はもちろん、 空間をもっとゆたかにしたい一般の方も楽しんでいただける内容です。

【講師略歴】
小松正史(こまつ まさふみ)
1971年、京都府宮津市生まれ。大阪大学大学院(工学研究科・環境工学専攻)修了。音楽だけではない「音」に注目し、それを教育・学問・デザインに活かす。学問の専門分野は、聴覚生態学と音響心理学。BGMや環境音楽を制作し、公共空間の音環境デザインを行う。聴覚や身体感覚を研ぎ澄ませる、独自の音育(おといく)ワークショップも実践している。