2024.01.18

【1月19日開催!】 劇場実験 『蘇るバレエ・リュス』 最終リハーサルのご案内

最終リハーサル参加者募集!

舞台芸術研究センターより、劇場イベント(ゲネプロ)のご案内

本企画は、伝説的なロシア・バレエ団を主題とするイベントです。
春秋座全体を活用して各種プログラム(舞台公演、映像上映、レクチャー、サウンドインスタレーション、展示)を実施します。
ご来場の方には、劇場内の様々な場所で、プログラムを体験いただく形式となっています。

学内関係者限定で、最終リハーサルの観覧を受け付けていますので、ぜひ奮ってご参加ください!

2023年度劇場実験|
蘇るバレエ・リュス
—薄井憲二バレエ・コレクションの同時代的/創造的探究—

日時:2024年1月19日(金)15:45~19:00
※15:45に春秋座ホワイエまでお越しください。
※最終リハーサルのため、開始時刻や終了時刻が多少前後する可能性がございますので、ご了承ください。
※本番当日とはレクチャーの内容等に変更がある場合がございます。
会場:京都芸術劇場 春秋座
ご予約は、お名前とご来場人数を以下のアドレスにお送りください。
(入場無料/要予約/予約締切:1月19日午前11時)

 

劇場実験に関する、研究代表者 関典子さんのインタビューが掲載されました!
https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/osaka/detail034590.html

 

劇場実験|100年前から、今、そして未来へ

このプロジェクトが目指すのは、バレエ・リュスの復元や回顧ではない。その時、起きていたであろうアーティストたちの熱量ある「創造の現場」、そして観客も賛否をはっきりと意思表示していたと伝え聞く「劇場という空間」をこそ、蘇らせたいのだ。

「バレエ・リュス」(ディアギレフのロシア・バレエ団1909‐1929)とは、何だったのか?
「薄井憲二バレエ・コレクション」の資料から、「同時代」の我々、すなわち、研究者、アーティスト、そして「来場者」は、何をキャッチし、「創造」するのか?

薄井憲二氏の生誕100周年である2024年、春秋座を活かした参加型・周遊型のひと時、100年前から今、そして、未来を見据えるツアーです。どうぞ!ご参加ください。

 

【内容】(プログラム順ではありません)
歴史|バレエ・リュス研究の第一人者による総説(講演:鈴木晶)
人物|薄井憲二とバレエ・リュス(講演:斎藤慶子)
衣裳|バレエ・リュス衣裳の再現制作・実演(講演:本橋弥生/実演:後藤俊星/衣裳制作:鷲尾華子)
音楽|バレエ・リュス作品の再作曲(新曲・サウンドインスタレーション:山中透/映像:竹内祥訓)
舞踊|バレエ・リュス作品の再振付(振付・出演:関典子/演奏:佐藤一紀 三浦栄里子)
映像|『牧神とニンフの午後』をモチーフとする新作映像(映像:工藤聡/新曲:佐藤一紀)
展示|バレエ・リュス公式プログラムなど(複製:現物資料は兵庫県立芸術文化センター企画展で展示)
交流|意見交換・懇談(全員、そして、来場者の皆様)

【「薄井憲二バレエ・コレクション」と「バレエ・リュス」】
日本バレエ協会前会長、ダンサー、振付家、指導者、評論家、研究者として、日本バレエ界を牽引し続けた薄井憲二氏(1924-2017)による世界でも有数の規模を誇るコレクション。バレエの誕生から現代までを網羅し、総数6500点をゆうに超える資料には、公式プログラム、写真、アンティークプリント、絵画、ポスター、衣裳、手紙など、バレエ史上極めて重要な、かつ、美術的価値も高い資料が、数多く含まれている。

バレエ・リュスは、薄井コレクションの一つの核であると同時に、薄井氏とのかかわりも深い。
2005年、兵庫県立芸術文化センターこけら落とし『春の祭典』復元上演に「賢者」役で出演。
2014年、『ディアギレフ・バレエ年代記 1909-1929』(セルゲイ・グリゴリエフ著:平凡社)監訳。
2024年、薄井憲二氏の生誕100周年記念の意も込め、この「劇場実験」を実施する。
詳細はこちら→兵庫県立芸術文化センター「薄井憲二バレエ・コレクション」web

 

【研究代表者|関 典子 Noriko Seki】
神戸大学准教授/薄井憲二バレエ・コレクション・キュレーター。幼少より宝塚市にてバレエを学び、お茶の水女子大学入学後、コンテンポラリーダンスに転向、H・アール・カオスなどに出演。近年は歴史的作品の再創造に取り組み、『瀕死の白鳥』『牧神とニンフの午後』『パラード』を発表。日本ダンス評論賞、兵庫県芸術奨励賞、神戸市文化奨励賞など受賞。
詳細はこちら→公式サイト

 

【研究会メンバー】
関典子(研究代表者|ダンサー|神戸大学准教授|薄井憲二バレエ・コレクション・キュレーター)

鈴木晶(分担者|バレエ史研究|法政大学名誉教授)
斎藤慶子(分担者|バレエ史研究|大阪公立大学特任講師)
本橋弥生(協力者|ファッション・美術研究|京都芸術大学教授)

山中透(分担者|作曲家|DJ|ダムタイプ創立メンバー)
竹内祥訓(協力者|映像作家|VJ)
佐藤一紀(協力者|ヴァイオリニスト|ピアニスト)
三浦栄里子(分担者|ピアニスト|兵庫県立芸術文化センター)
後藤俊星(協力者|薄井コレクション・アシスタント|貞松・浜田バレエ団)
鷲尾華子(協力者|衣裳家|HANA DESIGN ROOM)
工藤聡(協力者|振付家|映像作家)

金子彰宏(協力者|音響家・舞台監督|兵庫県立芸術文化センター)
三浦あさ子(協力者|照明家)

若林絵美(協力者|薄井コレクション・アシスタント|Petit GRACE|制作)
福島尚子(協力者|高知県立美術館|制作)

 

【劇場実験本番】

日時:2024年1月20日(土)15:30開場(ホワイエ展示)16:00開演(3時間程度)

会場:京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)

 

 

主催
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学〈舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点〉2023年度 劇場実験型プロジェクト公募研究(研究代表:関典子)

協力
兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション

お問合せ
京都芸術大学 共同利用・共同研究拠点事務局
TEL:075-791-9144
E-mail:(事務局)kyoten@kua.kyoto-art.ac.jp
E-mail:(研究プロジェクト)info.gj.br@gmail.com
X:(旧 Twitter)@info_gj_br https://twitter.com/info_gj_br