2012.10.26

【保健センターより】かぜの予防は「睡眠・食事・手洗い・うがい」が大切!

「ハーックション!かぜかな?」体調が変化すると、まず、「かぜ」を疑うほど私たちにとって身近な病気です。かぜは、①寒さ・暑さなどの温度変化②ウイルス③睡眠④栄養といった4つのファクターが互いに絡み合って起こります。たとえば、睡眠不足に寒さが重なり、ウイルスに感染して発症したりします。

◆かぜの予防 「十分な睡眠」「バランスの良い食事」「手洗い」「うがい」
寝不足・過労・栄養不足・生活リズムの乱れがストレスとなって、気付いたときには・・・「ハ、ハ、ハーックション!」。
食事・睡眠・課題といった毎日の生活リズムを、なるべく規則正しく守ることが、かぜの予防につながります。

外出後の手洗い、うがいを習慣づけましょう!
手洗いのタイミング
帰宅時/食事前/トイレの後/咳やくしゃみを手で押さえた後など・・・
うがいのタイミング
帰宅時/食事前/朝起きたとき(口腔内の細菌数が最も多い)/のどが乾燥したとき、調子の悪いとき

◆かぜを引いてしまったら
かぜを治す3大原則は 「安静」「保温」「栄養」
十分な安静
安静にして、体の回復力を高めるのが基本。特に、熱がある時は、できるだけ休養をとります。
保温も大切
加湿器などで部屋の室温を高めるようにしましょう。タオルをぬらしてかけたり、霧吹きで室内を湿らせるのもひとつの方法です。
マスクも効果的です。自分のため、人にうつさないためにも、かぜを引いたらマスクをつけましょう。
栄養もしっかりと
消化がよく、水分が多く、温かい食品をとるのがオススメです。
まず、優先してとりたいのはエネルギー たんぱく質 ビタミンA ビタミンC
番茶・おかゆ・スープ・葛湯・牛乳などで、失われた水分を補給しましょう。
シチューやうどん、鍋物も体が温まって、消化がよいです。
果汁のジュースや果物でビタミン補給もしましょう。

かぜは日常的な病気でもあるため、自己判断で市販の薬を飲んですませることもあるようですが、その場合は、必ず薬局にいる薬剤師に相談し、購入してください。
ただし、高熱や関節痛をともなうなど、インフルエンザかも・・・と思うような症状の時には、医療機関を受診しましょう。

病院を受診するかわからない、なんとなく体が重い、食欲がない、咳が出るけどマスクがないなど
困ったことなどあれば、保健センターに相談にきてください。