履修登録に関するルール
履修登録に関するルール
履修計画の方法
大学では、全員が同じ時間割に従って学習を進めるのではなく、自分自身でどの授業を履修するのかを考え、時間割を組み立てます。
ただ決められた単位数をそろえるだけのような履修計画では、卒業はできたとしても、効果的な学習成果は望めません。
自分が学びたいこと、将来の進路などを考えたうえで、学科・コースで実施されるガイダンスやシラバスを参考にして、綿密でかつ無理のない履修計画を立てましょう。
履修計画を立てる際には、特に次の点に十分注意し、その年度だけではなく、次年度以降の学修も考慮した長期的な履修計画を立てるようにしてください。
大学での学びでは定められた学位プログラムを修了することで、学士の学位を得ることを目指します。
本学部での教育方針を理解した上で、自身の学習計画を組み立てましょう。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)とカリキュラム・ポリシーは「芸術学部 教育方針・本学で身につける力」を参照してください。
卒業要件と進級要件
卒業要件
大学を卒業するために必要な条件です。必要な要件をすべて満たすと、「学士(芸術)」の学位が授与されます。詳細は「学位の授与・卒業認定・卒業要件」を参照してください。
進級要件
本学では進級制度を設けています。各学年において学修状況が芳しくなく、単位修得状況が充分と認められない場合、その上の年次への進級を不可とし、留年となります。詳細は「成績通知・成績確認・進級制度」を参照してください。
履修の原則
履修年次以外の履修禁止
各科目の指定履修年次に当てはまらない年次での履修はできません。
複数開講科目とクラス指定
授業には同じ科目で複数のクラスを開講し実施するものがあり、授業名の末尾の「A・B・C・・・」はクラスが分かれていることを示しています。
同じ科目で2つ以上のクラスを同時に履修することはできません。
例:「人権教育 A」「人権教育 B」は同じ科目であり、どちらか一方のみ同時に履修できます。
また、コースや学年によってクラスを指定される場合があります。学科からの説明をよく聞いて履修登録をしてください。
修得済科目の再履修禁止
また、すでに合格し単位を修得した科目は、あらためて履修することはできません。
不合格の場合は、次の履修機会で(資格科目等一部の科目を除く)再び履修(再履修)すること、開講されている範囲で、合格するまで履修することが可能です。
同一講時で2科目以上の履修登録は不可
同じ学期の同一講時に2科目以上登録することはできません。また、集中科目においても同日の同一講時に2科目以上登録することはできません。
履修登録されていない科目の受講は不可
履修登録とは、自分で計画した時間割に沿ってその期に履修しようとする科目を登録する手続きのことです。本学では大学から指示があった場合以外はWeb システム「manaBe」にて行います。
履修登録していない科目の受講や単位修得はできません。履修登録した全科目が評価対象となります。
正しく登録できていない場合は、仮に授業に出席していたとしても単位認定を受けることはできません。
また、自身が削除したつもりであっても、履修登録がある科目は評価対象となります。十分注意をしながら履修登録を行ってください。
履修登録の自己責任と公平の原則
履修登録は、「全て自己責任において行われるもの」です。①登録→②確認→③修正→④確認に責任を持って取り組んでください。
また、履修登録が可能な期間は予め定められており、それ以外の期間に登録や修正を行うことはできません。スケジュールを十分に確認して期間内に履修登録を行ってください。
登録期限を厳守し、参加すべきガイダンスには必ず出席してください。不注意や自己責任による不利益が生じた場合、学生全員に公平に対処するため、個々に特別対応は行いません。
不開講
受講者が規定人数に満たない場合は、不開講になる場合があります。
時間割の確認
時間割確認日にはmanaBeの「履修確認」画面、「my時間割」画面を必ず確認してください。万一、履修登録・修正時のスクリーンショットなどと異なっている場合は、速やかに教務窓口に持参し申し出てください。
学修計画の進め方
学修のPDCAサイクル
本学での学修は、PDCAサイクルが回るように考えられています。
まず、1年生で学修の目標を立てる事から始めます。
目標が決まったら、PDCAサイクルが回るように学修を進めましょう。
授業を受けるだけでなく、半期ごとに成績を確認した上で担当の先生と履修相談をしたり、時には学修の計画を変更することも可能です。その為に履修登録の仕組みをよく理解する事が大切です。
時間割の考え方
高校までは時間割は基本的に決まっていましたが、大学では自分で科目を選び、計画を立てて組み立てていきます。
大学の時間割は自分で作るものだということを理解しましょう。
履修計画の流れ
Step1 | 卒業要件、進級要件、CAP制の登録上限を十分考慮してください。最初に必修科目を確認してください。 また、各学科で決められた履修内容をしっかり確認してください。各科目ごとに定められている「履修年次」(その科目を受講できる年次)や「必修・選択」の区分などに注意してください。 ※必修科目は必ず履修/修得しなければなりません。選択必修科目はあらかじめ定められた科目群から指定の単位数を修得しなければなりません。 |
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Step2 | カリキュラムツリーやマップ、Webシラバスで興味のある科目の内容を確認してください。 |
Step3 | 卒業要件・進級要件について、科目群ごとの必要単位数などを確認し、CAP上限の単位数内で履修する科目を考えます。 |
Step4 | 学部における卒業要件単位数に含めることのできる「遠隔授業」の単位数の上限は60単位となります。上限の対象となる「遠隔授業」で実施する科目は「学修ガイド」や「シラバス」から確認し、履修計画を立てる際には注意するようにしてください。詳細はこちら |
履修計画のための資料
カリキュラムツリー
カリキュラムツリーは、学科・コースのカリキュラム(教育課程)の全体像を体系的に整理して図式化したものです。
カリキュラムを俯瞰的に捉えることにより、科目の順序や関連性をより理解することができますので、「必修・選択必修科目」や「4年間の学修の流れ」を確認しましょう。
学科ガイダンスで配布されます。
カリキュラム・マップ
カリキュラムマップは「学位授与の方針(ディプロマポリシー)」と各科目との対応を明示することで、卒業までに身につけるべき各能力を涵養するためにそれぞれの科目が果たす役割を示すものです。
各授業の「テーマ」「授業概要」「到達目標」も確認できます。
科目一覧表
時間割やその授業の担当教員が確認できます。学修ガイドの科目概要に掲載されています。
科目一覧の詳しい見方はこちら
シラバス
詳しい授業内容や評価の方法などがわかります。「manaBe」から確認できます。
シラバスの詳しい見方はこちら
CAP上限
大学での学修は、授業時間以外にも予習復習といった自学自習の時間を含めて設計されています。予習復習を含む学修時間をしっかり確保するために、本学では、CAP制(履修登録できる単位数に上限を設ける制度)を導入しています。
CAP上限とは、履修登録できる単位数の上限のことです(詳細は「単位制とCAP制」の項を参照)。
芸術教養科目/創造学習科目と専門科目
芸術教養科目/創造学習科目は月・火、専門科目は水~金を中心に開講しています。科目群ごとに組み立てるとわかりやすいです。
*資格科目は月・火・土で開講
*一部例外もあります