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芸術教養学科

2022年09月05日

【芸術教養学科】ひさびさの対面学習相談会

こんにちは。芸術教養学科の野村です。
本学科は完全オンラインのカリキュラムで構成されています。学ぶ質を下げず、学びやすさのハードルを下げることを目指して、学科の設計がなされています。
「学んでみたい」と入学を検討される方が多い反面、「孤独な学習になるのでないか」と心配になる方も多いようです。
それで今回は学びのサポートである学習相談会をご紹介したいと思います。

芸術教養学科には「学び」のサポート、「つながり」のサポート、「交流」のサポート、「相談」のサポートと、四つのサポートを構築して、「孤独の学習」にならないように心がけています。その内の一つが「交流」サポート、学習相談会です。
学習相談会とは、日々の学習に関する相談を研究室の教員が主催して実施するものです。ただ日々の学習のみならず、博物館・美術館の見学会や、講演のイベントなども行っていました。
対面のスクーリングがなく、完全オンラインのカリキュラムだからこそ、大学キャンパスに来てみたい、教員や在校生と会って話がしたいと思われるようです。



コロナ禍の前までは、東京・関西で隔月、全国様々な地域で年四回か五回、実施していました。コロナ禍になってからは、Zoomを使った遠隔学習相談会をほぼ毎月開催しています。
学科のSNSであるairUコミュニティで確認すると2020年2月に京都と札幌で開催されており、それからは遠隔学習相談会となっておりました。
遠隔学習相談会は、日本国内はもとより世界にいる在校生・卒業生も気軽に参加することが可能なもので、多くの方が参加されています。

オンラインというメリットも享受しつつ、直接集まる学習相談会の良さもあります。
そこで先月の8月16日、神奈川県横浜市の三渓園で2年ぶりの対面学習相談会を実施しましたっ!!
三渓園は学科の専門教育科目の文化・伝統系科目でも取り上げている場所であり、特に今回は東京の表具師の皆さんによるイベント「掛軸と絵画の未来展」が開催されており、その見学をしようというものでした。

ただ未だコロナ禍は続いていますので感染予防は巌にして、人数を限定し、密にならないようにイヤホンマイクをレンタルしての実施です。
久々の対面(オフライン)のためか募集人数よりも多くの方が希望され、抽選を行いました。抽選に落ちた方に対しても、せっかくなので別の時間に集まれる方だけ集まって見学をするというスタイルをとり都合2回、開催しました。

三渓園の入り口に目印代わりに私が立ち、参加される皆さんから続々とお声がけいただきます。オンラインの動画で私の教材をご覧下さっているので、おわかりくださる方が多いです。それから皆さんで園に入り、今回の説明や諸注意をして学習会スタートです。
見学では、「掛軸と絵画の未来展」を主催している表粋会の稲崎昌仁さんに表具の道具や、今回の展示の趣旨や、表具のあり方について解説をいただきました。
また途中々々で、参加者からは学習上の相談を個別に受けつつ、あっという間の2時間となりました。




見学そのものも有意義でしたが、学生の皆さんがオンラインだけではなく直接話が出来た
というのがとてもよかったと思います。
今後もオンライン・オフラインともに学習相談会を開いて、「交流」のサポートをしていきたいと思います。

通信教育は、思ったよりも「孤独な学び」ではありません。
学びたいと思ったときが、スタートするときです。秋の入学手続きもスタートしています。ぜひご検討ください。

▼動画:芸術教養学科の紹介(学科長インタビュー)

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