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音楽コース

2026年06月12日

【音楽コース】音楽コースってどんなことをどうやって学ぶの?

こんにちは、音楽コースの木戸です。
「音楽を学びたいけれど、通信教育で本当にできるのだろうか?」
「楽器経験がなくても大丈夫?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
京都芸術大学の音楽コースは、音楽制作ソフト(DAW)を活用しながら、作曲やアレンジ、音楽ビジネス、デジタルマーケティングなど、現代の音楽業界で必要とされる知識とスキルを総合的に学べるコースです。
今回は、音楽コースでどのように学習を進めるのか、そしてどのような授業があるのかをご紹介します。

*TW科目「(音楽演習I-1)作曲入門」「DTM表現の基礎」より


「通信教育で音楽を学ぶ」とは?


音楽コースでは、「airU(エアー・ユー)マイページ」という学習用Webサイトを利用して学習を進めます。
動画教材を視聴しながら知識を学び、実際に音楽を制作し、課題として提出します。講師からの添削や講評を受けながら、自分の作品をブラッシュアップしていくことができます。
音楽コースの専門教育科目には、WS科目(Webスクーリング科目)、TW科目(テキストワーク科目)があります。今回は13年次に受講できるWSTW科目の履修の流れと、それぞれどんな授業があるのかをご紹介していきます。

2026年度 音楽コース履修条件図

■WS科目(Webスクーリング科目)


[履修の流れ]
年に2回開講しています(春秋or夏冬)。全15章の動画教材を視聴し、各章の学習後に章末テスト(選択式)を受けます。全ての章を受講した後は、課題に取り組み、提出後に全体講評動画を視聴して授業終了となります。

[主な科目]
「音楽I-1(音楽入門)」

音楽コースでの学びの出発点となる入門科目です。
私たちは普段、音楽を「聴くもの」として接していますが、本科目では音楽を「人と世界をつなぐ行為」として捉え直します。なぜ人は音楽を奏でるのか、音はなぜ感情や記憶を呼び起こすのか、そして音楽は社会や文化とどのように関わっているのかを、多角的な視点から学びます。
また、現役アーティストや研究者による講義を通して、創作に向き合う姿勢や表現者としての倫理についても考えます。
音楽制作の技術を学ぶ前に、「なぜ音楽をつくるのか」「音楽にはどのような力があるのか」を深く見つめることで、これから音楽を学ぶための土台を築く科目です。

1章 音楽を旅する地図を描こう〜音楽力を手にいれる〜|2.3章 音楽とは何か?|4章 ヒトはなぜ音楽を奏でるのか? etc.
講師:渡邊美帆(ミュージシャン/放送ディレクター/音楽研究者)、宮﨑敦子(博士(医学)/DJ)、蓮沼執太(音楽家)、松井茂(詩人/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授)、三宅彰(音楽プロデューサー)、屋敷豪太(ミュージシャン/ドラマー/音楽プロデューサー)、Night Tempo(プロデューサー/DJ)、宅見将典(グラミー受賞アーティスト/作編曲家)、チョン・ボムジュ(プロデューサー)、鮎川ぱて(ボカロP/音楽評論家)

「音楽II-2(音楽でデザインする1)」
音楽を「作品」や「表現」としてだけではなく、人々の暮らしや社会の中で機能し、価値を生み出すものとして捉える科目です。
私たちの身の回りには、地域活性化、福祉、教育、企業活動など、さまざまな場面で音楽を活用したプロジェクトが存在しています。本科目では、そうした実例をもとに、音楽プロジェクトがどのような目的で企画され、どのようなプロセスを経て実現されているのかを学びます。
また、音楽を通して人や社会とどのようにつながることができるのか、自ら企画を考えながら探究していきます。
音楽を「作る」だけではなく、「社会の中で活かす」という視点を身につけることで、自身の表現や活動の可能性を広げていく科目です。

1.2.3.4章 東京都庭園美術館での音楽プロジェクト|7.8章 作曲家×研究者による音楽プロジェクト etc.
講師:岩元宏輔(本学教員)、石田多朗(音楽家)、杉浦瑛優(研究員)、三宮柾名(看護師)、starRo(音楽プロデューサー/地域おこし活動家)

「音楽Ⅴ-2(音楽ビジネスの構造)」
音楽がどのように作られ、人々のもとへ届けられているのかを学ぶ科目です。
私たちが普段聴いている楽曲の裏側には、アーティストだけでなく、レーベル、音楽出版社、マネジメント事務所、配信サービスなど、多くの人や組織が関わっています。本科目では、それぞれがどのような役割を担いながら音楽ビジネスを支えているのかを体系的に学びます。
また、著作権や原盤権、契約といった権利の仕組みについても理解を深め、自分の作品や活動を守りながら社会へ届けるための知識を身につけます。
音楽を制作する人はもちろん、アーティストを支える仕事に興味のある人にとっても、音楽業界の全体像を理解するための基礎となる科目です。

1章 音楽ビジネスとは?|2章 音楽ビジネスの構造|3.4.5章 音楽著作権のしくみ|6 A&Rの実務と役割 etc.
講師:鈴木貴歩(エンターテック・コンサルタント)、飯岡鎮哉(FUJIPACIFIC MUSIC)、小林菜生(FUJIPACIFIC MUSIC)、山本秀哉(音楽プロデューサー)、瀧川剛史(FUJIPACIFIC MUSIC)、Emilien Moyon(バークリー音楽大学教授)、丹羽浩之(FUJIPACIFIC MUSIC

■TW科目(テキストワーク科目)


[履修の流れ]
年に8回開講しています。動画教材で学習した内容をもとに、楽曲制作などの課題に取り組みます。提出後は講師による添削を受けることができ、自分では気づかなかった改善点や強みを知ることができます。

[主な科目]
「音楽演習I-1(作曲入門)」
音楽制作ソフト(DAW)を使った楽曲制作の基礎を学ぶ科目です。
音の打ち込みや録音、編集といった基本操作から、リズム楽器やベース、シンセサイザーの扱い方まで、実際に手を動かしながら学習を進めます。
音楽制作の経験がない方でも、DAWの基本操作から段階的に学べるため、「自分で曲を作ってみたい」という方におすすめの科目です。

1.2.3.4 DTM表現の基礎|5章 自分だけの音を作る|6.7章 プラグイン音源の基礎知識|8章 音声合成ソフトの基礎知識|9.10.11章 歌を学ぶ etc.
講師:三浦大知(アーティスト)、UTA(音楽プロデューサー)、髙津戸信幸(アーティスト)

「音楽演習I-3(作曲1)」
楽曲を構成する重要な要素である「コード(和音)」に焦点を当て、作曲の基礎を学ぶ科目です。
既存の楽曲や講師自作の楽曲を題材に、どのようなコード進行が使われているのかを分析し、それぞれがどのような印象や効果を生み出しているのかを理解していきます。音楽理論を知識として学ぶだけでなく、実際にコードを用いて作曲を行うことで、理論と実践を結びつけながら学習を進めます。
コード進行からオリジナルのメロディーを制作し、一つの楽曲として完成させます。作曲の仕組みを理解しながら、自分自身のアイデアを音楽として形にする力を養う科目です。

1章 コードワークとは何か|2章 カノン進行|3章 代表的なDiatonic Chord進行|4 Blues7th Chord Dominant進行 etc.
講師:U-KIRIN(音楽プロデューサー/作編曲家)、宅見将典(グラミー受賞アーティスト/作編曲家)、金澤ダイスケ(アーティスト)、松隈ケンタ(音楽プロデューサー)

「音楽演習III-2(音楽と映像)」
映像に寄り添い、物語や世界観を音楽で表現するための考え方と技術を学ぶ科目です。
映画やドラマ、ゲーム、CMなどの映像作品では、音楽が作品の印象や感情表現に大きな役割を果たしています。本科目では、映像の内容や目的に応じて、どのような音色やテンポ、調性を設定すればよいのかを学びながら、劇伴やBGMにどのような音楽が求められているのかを理解します。
映像と音楽の関係を理解し、「聴かせる音楽」だけでなく、「映像を支える音楽」を作る力を養う科目です。

1.2.3章 映画音楽の歴史|4.5.6 1つのモティーフを用いた作例|7章 受注制作の音楽づくり|8章 現代のゲーム音楽クリエイターに求められているもの etc.
講師:原文雄(作編曲家)、東風輪敬久(プロデューサー)、水島精二(アニメーション監督)、GMO ENGINE、割田康彦(音楽プロデューサー/作曲家)

音楽を「作る」だけではなく、「届ける」まで学ぶ


音楽コースの特徴は、作曲やアレンジなどの制作技術だけではありません。
音楽ビジネス、デジタルマーケティング、著作権、ライブ、ファンダムなど、現代の音楽活動に必要な知識を総合的に学ぶことができます。
「趣味として音楽を学びたい方」
「オリジナル楽曲を作ってみたい方」
「将来、音楽業界で活動したい方」
それぞれの目標に合わせて学びを深められるのが、音楽コースの魅力です。
ぜひ、音楽コースで新しい一歩を踏み出してみてください。

今後、入学検討者向けのイベントも順次開催予定です。
最新情報は音楽コースの公式サイトをチェックしてくださいね。

 

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