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2026年07月17日
【映像コース】架空の放送局を即興で作る
こんにちは。映像コースの丹下紘希です。
本格的な夏がやってきました。暑い日が続いていますが、みなさん体調など崩されていないでしょうか。
7月4日・5日の二日間、映像コースでは初めてとなる「藝術学舎」を開講しました。
藝術学舎は、一つの講座から受講できる京都芸術大学の公開講座です。学生だけでなく、社会人や一般の方など、さまざまな背景を持つ方が集まり、ともに学ぶことができます。
藝術学舎の詳細については、こちらからご覧になってください。
https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/
今回の講座のタイトルは、
「架空の放送局を即興で作るワークショップ」という、一風変わったものです。

私たちは誰もが想像する力を持っています。しかし、その力は空想を楽しむためだけのものではありません。
「架空のもの」をつくることを通して、自分自身や社会、そして世界の見え方を少しずつ変えていく。そのために想像力を使うことが、この講座の本当の目的でした。
講座では、映像コース「アイディアをデザインする」の講師でもある、くろやなぎてっぺい先生とともに、新しいコンセプトのテレビ番組らしきものを、その場で即興的につくっていきました。
あえて「テレビ番組」ではなく「テレビ番組らしきもの」と表現したのには理由があります。
もちろん、本物の放送局を二日間でつくることはできません。しかし、不完全だからこそ生まれる面白さや、人と人が試行錯誤しながら形にしていく過程そのものに、美しさがあると考えたからです。
遊びとクリエイションの間を行き来しながら、失敗を恐れず、むしろ失敗を抱きしめる。その姿勢こそが、このワークショップで大切にしたかったことでした。
二日間、参加者のみなさんは本当に全力でプログラムを駆け抜けてくださいました。
この講座は通信教育部の正課授業とも単位連携していますが、それだけではなく、卒業生のみなさんも参加してくださり、とても豊かな時間になりました。
映像コースは普段、完全オンラインで学ぶコースです。
だからこそ、こうして同じ空間に集まり、笑い、悩み、互いの発想に刺激を受けながら相談し、一緒に作品を立ち上げる時間は、とても貴重なものでした。
京都芸術大学藝術学舎 学舎長の上村博先生は、藝術学舎について次のように語られています。
この言葉には、今回のワークショップの本質が込められているように思います。
誰かと初めて出会い、その場で何かを一緒につくることは、とても素晴らしい体験です。
もちろん簡単ではありません。
人が集まれば、それぞれに異なる考え方や価値観、気持ちがあります。限られた時間の中で一つの方向へ進んでいくことの難しさも、参加者のみなさんは実感されたことでしょう。
それでも、「芸術を志す者同士の、ゆるやかな共同体の一員になる」という感覚は、きっとそれぞれの中に残ったのではないでしょうか。
「架空の放送局」は、編集を行わず、生放送・ワンカット形式で「こんな番組があったらいいな」を形にしていくワークショップです。
その過程では、観察 発見 想像 共有 という、映像コースで大切にしている「映像思考」のプロセスを体験していきました。
同時に、仲間とつくる力、自分の殻を少し越えてみる勇気、そして自由な発想を形にする力も育まれていったように思います。
人類の歴史を振り返ると、
国家も、文明も、民主主義も、条約も、会社も、お店も、映画も、テレビも、スマートフォンも、インターネットも、そのすべては、誰かが「こんなものがあったらいい」と想像したところから始まっています。
世界は、想像されたものによって少しずつ形作られてきました。
だからこそ、映像を学ぶみなさんにも、技術だけではなく、「どんな世界を誰に届けたいのか」という想像力を大切にしてほしいと思っています。
映像は、カメラや編集ソフトだけで生まれるものではありません。
誰かを思い、誰かに何かを届けたいと願う、その小さな想像から始まります。
今回参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
そしてこれを読んでいるみなさんも、ぜひ日々の学びの中で、自由に想像し、失敗を恐れず、新しい景色をつくっていってください。
みなさんの想像力が、これから誰かの現実を少しだけ豊かに変えていくことを、心から楽しみにしています。
映像コース| 学科・コース紹介
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本格的な夏がやってきました。暑い日が続いていますが、みなさん体調など崩されていないでしょうか。
7月4日・5日の二日間、映像コースでは初めてとなる「藝術学舎」を開講しました。
藝術学舎は、一つの講座から受講できる京都芸術大学の公開講座です。学生だけでなく、社会人や一般の方など、さまざまな背景を持つ方が集まり、ともに学ぶことができます。
藝術学舎の詳細については、こちらからご覧になってください。
https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/
今回の講座のタイトルは、
「架空の放送局を即興で作るワークショップ」という、一風変わったものです。

「架空の力」は現実を変えられるのか
私たちは誰もが想像する力を持っています。しかし、その力は空想を楽しむためだけのものではありません。
「架空のもの」をつくることを通して、自分自身や社会、そして世界の見え方を少しずつ変えていく。そのために想像力を使うことが、この講座の本当の目的でした。
講座では、映像コース「アイディアをデザインする」の講師でもある、くろやなぎてっぺい先生とともに、新しいコンセプトのテレビ番組らしきものを、その場で即興的につくっていきました。
あえて「テレビ番組」ではなく「テレビ番組らしきもの」と表現したのには理由があります。
もちろん、本物の放送局を二日間でつくることはできません。しかし、不完全だからこそ生まれる面白さや、人と人が試行錯誤しながら形にしていく過程そのものに、美しさがあると考えたからです。
遊びとクリエイションの間を行き来しながら、失敗を恐れず、むしろ失敗を抱きしめる。その姿勢こそが、このワークショップで大切にしたかったことでした。
二日間、参加者のみなさんは本当に全力でプログラムを駆け抜けてくださいました。
この講座は通信教育部の正課授業とも単位連携していますが、それだけではなく、卒業生のみなさんも参加してくださり、とても豊かな時間になりました。
映像コースは普段、完全オンラインで学ぶコースです。
だからこそ、こうして同じ空間に集まり、笑い、悩み、互いの発想に刺激を受けながら相談し、一緒に作品を立ち上げる時間は、とても貴重なものでした。
芸術は、人と人をつなぐ知恵
京都芸術大学藝術学舎 学舎長の上村博先生は、藝術学舎について次のように語られています。
芸術とは、人間が長い歴史のなかで手に入れた、より良く生きるための知恵と技にほかなりません。
さあ、みなさんも、その技を学んで、自分の力を伸ばしてみませんか。
そして同時に、芸術に携わる者同士の作る、ゆるやかな共同体に参加しませんか。
そうすることで、自分と世界が(少しだけでも)変わるきっかけになるかもしれません。
この言葉には、今回のワークショップの本質が込められているように思います。
誰かと初めて出会い、その場で何かを一緒につくることは、とても素晴らしい体験です。
もちろん簡単ではありません。
人が集まれば、それぞれに異なる考え方や価値観、気持ちがあります。限られた時間の中で一つの方向へ進んでいくことの難しさも、参加者のみなさんは実感されたことでしょう。
それでも、「芸術を志す者同士の、ゆるやかな共同体の一員になる」という感覚は、きっとそれぞれの中に残ったのではないでしょうか。
二日間のプログラム
「架空の放送局」は、編集を行わず、生放送・ワンカット形式で「こんな番組があったらいいな」を形にしていくワークショップです。その過程では、観察 発見 想像 共有 という、映像コースで大切にしている「映像思考」のプロセスを体験していきました。
同時に、仲間とつくる力、自分の殻を少し越えてみる勇気、そして自由な発想を形にする力も育まれていったように思います。
想像力は未来をつくる
人類の歴史を振り返ると、
国家も、文明も、民主主義も、条約も、会社も、お店も、映画も、テレビも、スマートフォンも、インターネットも、そのすべては、誰かが「こんなものがあったらいい」と想像したところから始まっています。
世界は、想像されたものによって少しずつ形作られてきました。
だからこそ、映像を学ぶみなさんにも、技術だけではなく、「どんな世界を誰に届けたいのか」という想像力を大切にしてほしいと思っています。
映像は、カメラや編集ソフトだけで生まれるものではありません。
誰かを思い、誰かに何かを届けたいと願う、その小さな想像から始まります。
今回参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
そしてこれを読んでいるみなさんも、ぜひ日々の学びの中で、自由に想像し、失敗を恐れず、新しい景色をつくっていってください。
みなさんの想像力が、これから誰かの現実を少しだけ豊かに変えていくことを、心から楽しみにしています。
映像コース| 学科・コース紹介
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