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通信教育課程 入学課

2019年09月15日

ひと、モノ、地域のかたちを考えるwebマガジン『アネモメトリ』

オンライン学習のみで卒業できる「芸術教養学科」。

入学すると動画とテキストで学ぶ「Webスクーリング科目」とテキストで学びレポートに取り組む「テキスト科目」の2つの学び方で学習を進めていきます。

さて、今回は芸術教養学科の「テキスト科目」の教材としても使用しているwebマガジン『アネモメトリ』をご紹介します。



◆アネモメトリ とは?

  • 本学通信教育部が定期的に配信しているwebマガジンです。

  • 生活での視野が広がり、日常が少し豊かになる視点が得られる記事を配信しています。

  • 芸術教養学科(手のひら芸大)のテキスト教材としても使用しています。

  • 本学の学生に限らずどなたでもご覧いただけます(一般公開)。


テキスト教材といえば「分厚い冊子を読まなきゃいけなくて大変そう」「なんだか難しそう」と想像される方も多いかもしれません。

また、教科書というと通常は出版刊行された時点での情報ですが、日本全国の現在進行系のイキイキとした芸術活動を題材に学んでほしいという趣旨で、毎月取材・更新するこのwebマガジン『アネモメトリ』がスタートしました。

芸術教養学科のテキスト科目では、『アネモメトリ』を通して最新の芸術活動にふれ、考え、自身の考えを言葉にする力を身に付けることができます。

 

◆どんな記事があるの?

〈特集〉https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/feature/
地域や風土のすがたを見直す、芸術の最前線を知るための特集記事。毎月更新。

〈風を知るひと〉https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/kaze/
日本全国の情熱ある開拓者を紹介する、「ひと」にスポットを当てた記事。毎月更新。

〈手のひらのデザイン〉https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/tenohira/
身近な道具を介して、仕事やものごとについての考え方を語るリレーエッセイ。毎月更新。

〈風信帖〉https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/fushinjo/
各地の出来事を紹介。毎月3~4記事更新。

〈空を描く〉https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/
教員によるリレーコラム。毎週更新。

 

◆アネモメトリを読んでどんな課題に取り組むの?

芸術教養学科では『アネモメトリ』で関心をもった今日的な活動に関する特集記事から、デザイン的・伝統文化的な活動を比較したり、類似例や先行研究を調査し考察する課題があります。

課題に取り組むことで、今日のデザイン・芸術活動について、様々な角度から考察する力を身につけていきます。

 

◆実際に課題に取り組んだ学生の声

  • 流れ作業でレポートを書くのではなくて、自分で資料を集めてちゃんと考えて書くのが楽しかった。「学ぶことの楽しさ」とはこういうことか、と思った。

  • アネモメトリの事例と比較することで、当たり前と思っていた身の回りのことが、特別な事例であると分かった。また、様々な視点(地域性、人間関係、時間性、評価と伝達のプロセスなど)を与えられることで、視野を広げるきっかけとなった。

  • アネモメトリを利用し、全国各地のあらゆる取り組みに触れることができつつ、地元の取り組みに注目し、調査、考察への道筋をたてて比較することができた。より一層理解が深まった。


 
『アネモメトリ』とは「風を測る術」のことです。
ささやかだけれど、たしかに吹く風をとらまえ、届ける。
ひとに出会い、ものやことにふれ、時間の推積や流れを想う。
生活する場や空間の広がりを体感する。ものごとの成り立ちを見きわめ、
ゆるやかな共同体の静かなエネルギーを受け取る。何かは確実に変わってきています。
『アネモメトリ』はそれをすくいとり、伝えていくための雑誌です。
新しい風の来しかたを辿り、これから赴こうとする空の道筋を描くために。
ひと・もの・風土の新しいかたちをじっくりと探ります。

皆さんも『アネモメトリ』で新しい芸術活動やそれを担う人々の記事を読み、ぜひ身近な芸術を見直すきっかけにしてみてください。

 



芸術教養学科|学科・コース紹介

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