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芸術教養学科

2020年04月03日

【芸術教養学科】遠隔授業のみで卒業できる、われわれの学習システムをご紹介します!



みなさん、こんにちは。芸術教養学科の加藤志織です。春の到来と共に2020年度がやってきました。本来であれば桜の蕾が綻びるようにわれわれの心も緩み陽気になる季節ではありますが、ご存知のようにCOVID-19の広まりにより、世界は言いようのない不安に包まれています。まずは、今この状況下で困難に立ち向かわれているすべての方に心よりお見舞い申し上げます。そして、社会に平穏な日常が1日でも早く戻ることを願っています。

実は、このブログでは3月8日に京都の瓜生山キャンパスで開催される予定であった本学科の入学説明会の様子をご報告するつもりでしたが、説明会自体が残念ながらCOVID-19の影響で中止となりました。楽しみにしてお待ちくださっていたみなさんにお詫び申し上げます。そこで今回は芸術教養学科の学びのシステムについて書かせていただきます。

芸術教養学科ではオンラインを用いた遠隔授業だけで卒業することが可能です。つまりWEBに接続できる環境さえ整っていれば、どこにいても、例えそれが海外でも、通勤途中の電車の中であったとしても、学習することができるのです。なぜなら教材がすべて電子化されているからです。

芸術教養学科の学科専門教育科目「芸術教養講義1〜10」のテキスト(これらの電子書籍版をご利用いただけます)



テキストは、パソコンやスマートフォンあるいはタブレット端末にデータをダウンロードしていただければ、お好きな時に読んでいただけます。動画の場合はWEBにつなげば視聴可能です。しかも、動画は内容を理解しやすいように、1本の長さを3〜5分に収めています。そのために、1日の中の空いた細切れ時間を最大限に活用して学んでいただけます。

 


「芸術史講義(ヨーロッパ)2」の導入講義は、このような動画になります。


もしかしたら、こうした教員と学生が顔を直接合わせることのない学習に不安をおぼえられる方、物足りなさを感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、そのための対策も講じています。学習に関する質問は言うまでもなく、学生生活に関するお問い合わせについても、随時受け付けております。お困りのことがあれば、いつでもお尋ねいただけます。
学生と教員、学生と学生との交流や意見交換の場もちゃんと用意しています。芸術教養学科専用のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「airUコミュニティ」上で、同じ志をもって学ぶ他の学生、そしてわれわれ教員とつながることが可能です。学習の進捗状況や近況の報告、共通の趣味、さらにはお互いに励ましあったりすることができます。また、学生生活についてアドバイスしてくれるコーチもここには常駐しています。


通信教育はすべての学生が同じようなペースで学習を進める通学部とは異なり、各人の生活様式にあわせて自由なスケジュールで学んでいただける点が特徴です。したがって、ゆっくり学ぶ人、最短での卒業を目指す人、それぞれの目的にかなった学生生活を送っていただけますが、その反面、個人での学習が多くなり、孤独を感じることがあるかもしれません。そうした際に役立つのが、「airUコミュニティ」です。メッセージを交換しなくても、ここで自分と同じような状況下で学びに取り組む人がいることを知るだけでも勇気づけられるからです。

さらに芸術教養学科では対面の学習相談会を毎月実施しています。こちらにお越しいただければわからないことを気兼ねなくお尋ねいただけます。また、この学習相談会が、教員・在学生・卒業生の交流の場となり、さらには新たな学びの場にもなるように、美術館や博物館等の見学を同時におこなっています。このように、みなさんの学習を様々な面からサポートできる体制を整えています。日々の生活で忙しくされている方でも学習は十分に可能です。これを機に本学科に興味をもっていただければ幸いです!

過去に実施した学習相談会をかねた学習会の様子



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