ランドスケープデザインコース
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2023年11月29日
【ランドスケープデザインコース】スクーリングで学べること
こんにちは。業務担当非常勤講師の大嶋です。ランドスケープデザインコースのスクーリングの様子を紹介します。
スクーリングではランドスケープデザインに関する様々な分野を対面や遠隔の授業で学んでいきます。学生さんは自宅で事前課題に取り組んで課題の趣旨や習得内容を理解してから2日間のスクーリングで制作を行います。庭園の歴史や見方、樹木の特性や配植、公園や都市などの画像や地図情報の集め方、プランニングの基本や設計などさまざまな視点から考える力を養っていきます。
入学前はランドスケープデザインって何だろうと思うかもしれませんが、学んでいくうちに周囲の環境に目が向くようになり、生活の中の庭園や公園も今までと違う感覚で見えてくるのでどんどん興味深くなっていきます。段階的に習得していくと、発想も豊かになり空間イメージを伝える技術が上がります。ランドの学生さんには様々なバックグランドを持つ人もいて緑へのアプローチの仕方やデザイン表現もさまざま。先生の指導を受けながら、学生同士の意見交換は発見の連続です。
ランドスケープデザインでは自然から得られる情報を庭園や空間に活かす技術も必要となります。植物、石、水などの本来の姿や形を見たり、書き留めて学びます。
「高尾山」では豊富な在来植物の観察、植生の変化、山の環境と管理の仕方、公園での植栽管理の違いなどが学べます。葉の付き方、花の咲き方、枝の出方。インターネットでも情報は得られますが、やはり実物から学べることはまだまだ多い。登山コースにある木道やサインの設置、コースの途中に設けられた休憩所、ベンチの配置から目的と利用を考えてみるなんでこともデザインのアイデアに役立ちます。
実はスケッチが苦手という学生さんも多くいます。生活の中で絵を描く習慣がないとなかなか上達しませんが、スクーリングでは実際に野外で興味あるものを描くという時間を設けています。
みんなで描くと結構楽しいもので、50枚のスケッチを描く課題(各自自宅等で学習する課題)で二の足を踏んでいる人も、こういった場では意外とペンが進むので描き始めるきっかけにもなりますね。鳥の鳴き声、植物の香り、会話を楽しむ人たちの雰囲気を感じることも大切。意外な発見ができるのも野外ならではのことです。
皆さんは手帚を知っていますか?竹の穂先を束ねて作る道具の一つで、日本庭園の砂利や飛び石、流れ周りの細かな落ち葉やチリなどを掃除するときに使います。細かな作業ができるので、苔を傷めずに掃除するときにも使う重要なアイテムです。
手帚は庭師にとってはなくてはならないものですがあまり知られていません。一般に売られていることも少ないため入学するまで知らない人もいます。年数回行われる庭園実習では自作の手帚を使用します。
プランニングでは、図面や文字、写真やスケッチなどで魅力的に伝えて共感を得ることが大事です。情報収集の仕方、色の選択や色彩のバランス、写真の配置などを学び紙面に制作する「プレゼンテーション基礎」。課題はグラフィックソフト「illustrator」使い、自分の住む地域の庭園や公園の魅力を紹介するプレゼンシートを作成します。
制作後にはプレゼンやPRを行います。話すこと、伝えることは難しいですが、聞く人の反応を知り意見交換をすることや共感を得る体験の積み重ねでデザインが磨かれていくと感じています。
ランドスケープデザインコース| 学科・コース紹介
スクーリングではランドスケープデザインに関する様々な分野を対面や遠隔の授業で学んでいきます。学生さんは自宅で事前課題に取り組んで課題の趣旨や習得内容を理解してから2日間のスクーリングで制作を行います。庭園の歴史や見方、樹木の特性や配植、公園や都市などの画像や地図情報の集め方、プランニングの基本や設計などさまざまな視点から考える力を養っていきます。
入学前はランドスケープデザインって何だろうと思うかもしれませんが、学んでいくうちに周囲の環境に目が向くようになり、生活の中の庭園や公園も今までと違う感覚で見えてくるのでどんどん興味深くなっていきます。段階的に習得していくと、発想も豊かになり空間イメージを伝える技術が上がります。ランドの学生さんには様々なバックグランドを持つ人もいて緑へのアプローチの仕方やデザイン表現もさまざま。先生の指導を受けながら、学生同士の意見交換は発見の連続です。
フィールドワークで見えるもの
ランドスケープデザインでは自然から得られる情報を庭園や空間に活かす技術も必要となります。植物、石、水などの本来の姿や形を見たり、書き留めて学びます。
「高尾山」では豊富な在来植物の観察、植生の変化、山の環境と管理の仕方、公園での植栽管理の違いなどが学べます。葉の付き方、花の咲き方、枝の出方。インターネットでも情報は得られますが、やはり実物から学べることはまだまだ多い。登山コースにある木道やサインの設置、コースの途中に設けられた休憩所、ベンチの配置から目的と利用を考えてみるなんでこともデザインのアイデアに役立ちます。
スケッチは楽しい
実はスケッチが苦手という学生さんも多くいます。生活の中で絵を描く習慣がないとなかなか上達しませんが、スクーリングでは実際に野外で興味あるものを描くという時間を設けています。
みんなで描くと結構楽しいもので、50枚のスケッチを描く課題(各自自宅等で学習する課題)で二の足を踏んでいる人も、こういった場では意外とペンが進むので描き始めるきっかけにもなりますね。鳥の鳴き声、植物の香り、会話を楽しむ人たちの雰囲気を感じることも大切。意外な発見ができるのも野外ならではのことです。
手帚って?
皆さんは手帚を知っていますか?竹の穂先を束ねて作る道具の一つで、日本庭園の砂利や飛び石、流れ周りの細かな落ち葉やチリなどを掃除するときに使います。細かな作業ができるので、苔を傷めずに掃除するときにも使う重要なアイテムです。
手帚は庭師にとってはなくてはならないものですがあまり知られていません。一般に売られていることも少ないため入学するまで知らない人もいます。年数回行われる庭園実習では自作の手帚を使用します。
魅力を伝える手法
プランニングでは、図面や文字、写真やスケッチなどで魅力的に伝えて共感を得ることが大事です。情報収集の仕方、色の選択や色彩のバランス、写真の配置などを学び紙面に制作する「プレゼンテーション基礎」。課題はグラフィックソフト「illustrator」使い、自分の住む地域の庭園や公園の魅力を紹介するプレゼンシートを作成します。
制作後にはプレゼンやPRを行います。話すこと、伝えることは難しいですが、聞く人の反応を知り意見交換をすることや共感を得る体験の積み重ねでデザインが磨かれていくと感じています。
ランドスケープデザインコース| 学科・コース紹介
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