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芸術教養学科

2024年01月17日

【芸術教養学科】芸術教養のまなざしと方法〜オンライン一日入学体験を実施しました〜



みなさん、こんにちは。芸術教養学科の岩元です。前回の下村学科長による記事「【芸術教養学科】芸術教養学科は設立10周年を迎えました」では、芸術教養学科設立10周年記念イベントの様子が紹介されました。感動あり、笑いあり、ハプニングありのひととき。個人的に最も心打たれたことは、1期生から11期生、すべての代の参列者がいらっしゃったことです。本当に素敵な会となりました。

 そんな盛会の翌1119日。高まる気持ちも冷めやらぬまま行われたのが、オンラインでの「秋の1日体験入学」です。下村学科長・三木先生・岩元の3名で担当いたしました。


授業タイトルは「芸術教養のまなざしと方法」です。
この4月に着任し、芸術教養学科での活動やイベントに携わる中で、この「まなざし」という言葉をとてもよく耳にします。「暮らしの中で芸術を生かす方法」を学ぶのが本学科の特徴とも言えますが、それは単に「生活環境を飾りつける」という意味合いではなく、自身の暮らしを新たなものの見方によって見つめ直し、より心地よく、より実りある日々に再構築していくような学びの機会にしていきたいという思いが込められているのです。

そのような「まなざし」を育むための学習を垣間見る体験入学として、学科専門科目「芸術教養研究」の教材であるWEBマガジン「アネモメトリ」の特集記事をみんなで読み進めていくという授業を行いました。

今回取り上げた特集記事は「これからの図書空間」という記事です。
群馬県の「太田市美術館・図書館」、宮崎県の「都城市図書館」、青森県の「八戸ブックセンター」という3つの施設を取り上げ、特色ある図書空間を紹介しています。

授業の進め方としては、まず私が水先案内人としてこの記事を一部読み進めた上で、参加されたみなさん自身でも読み込んでいただきました。その上で特に興味を感じた「場所」「空間」「人」などについて回答・共有していただきました。


ZOOMのアンケートやチャット機能を使いながら、学生のみなさん同士の意見を共有する中で、記事には言及されていない観点の指摘があったり、ハッとするような感想があったり、我々教員としても気づきが多くあった時間になりました。創意工夫のなされた図書館事例についての記事を読み進め、同じ記事を読んだ他者の意見にも触れることで、自身の「まなざし」に気づいたり、新たに興味関心が広がるきっかけになっていれば嬉しく思います。

この体験入学の様子は現在期間限定でアーカイブ配信されています。ぜひ芸術教養学科における学びのエッセンスを感じていただけたらと思います。

オンライン入学説明会開催中(1月~3月毎月/コース別)

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