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写真コース

2024年02月02日

【写真コース】卒業制作最終審査会レポート

みなさん、こんにちは。写真コース教員の河田憲政です。

今年度も学びの集大成でもある卒業制作がいよいよ大詰めを迎えました。写真コースでは1月に最終審査会が行われましたが、公開スクーリングだったということもあり、在学生や卒業生なども多く見学に訪れ、会場は活気づいていました。

今回は、121日に開講された外苑キャンパス(東京)での様子をお伝えします。

卒業制作のスクーリングは約1年を通じて、全6回開講されます。京都と東京それぞれのキャンパスで対面または遠隔での受講が選択可能となっています。遠隔の受講生はZoomを通じて教員とのやりとりをリアルタイムで行います。

主任の勝又先生から諸注意やスケジュールなどが伝えられていよいよスタートです。会場が普段のスクーリングとは違った緊張感で包まれつつも、完成した作品のお披露目ということもあり、受講生のモチベーションも高まっているように感じました。

審査会は、タカザワケンジ先生、田中仁先生、山本渉先生及び専任教員の勝又先生と河田、そして業務担当非常勤の寺田健人先生にお手伝いいただき行われました。

机を組み合わせた3列の長い台上を自身の展示場として自由に作品を並べていきます。編集や構成も写真制作には欠かせない技量となります。プリントは同じサイズで均一に仕上げたり、ランダムな組み合わせでまとめたものなど、各々がベストとする形態で審査に臨みます。

中には机を並べ変え壁面も使用しながら、よりスケール感をもたせるなど、それぞれに工夫を凝らしながら展開されていました。

プリントサイズが大きなものや量感のあるものなど、見応えのある作品が続々と登場しました。これまで教員とのディスカッションや自問自答を繰り返しながら、最後まで粘り強く撮影と検証を重ねた成果を感じさせるものばかりです。

撮影対象を独自の視点で深掘りして、見出したイメージをビジュアライズさせることにより、視覚的にもインパクトのある表現が多彩で教員も興味深く見ていました。

用紙の選別からプリントのクオリティーまで、どの作品もこだわりを感じます。写し出されたディテールや色のコントロールなど細部までチェックが行われます。

教員とのやりとりも審査会の醍醐味です。受講生は卒業制作のスクーリングでディスカッションを重ね、自作と向き合いながら言葉でどう伝えるかについても考察してきました。改めて話を聞いていると、卒業制作開始当初と比べて、限られた時間の中であっても簡潔に述べることができていたり、努力することでの変化や成長も感じられました。

無事に審査が終わり受講生のみなさんは、一段落といったところでしょうか。最後に各先生方から総評などを述べていただき終了です。

ここからは、3月に開催される卒業制作展へ向けて準備を進めていきます。受講生のみなさん、本当にお疲れさまでした。 

最終審査会の様子は後日アーカイブ動画を配信しており、会場に来られなかった学生は今後の取り組みの参考として視聴することができます。 

写真コースに興味を持たれている方もぜひ卒業制作展に足を運んでください。それぞれの作品について紹介したいところですが、百聞は一見に如かず、やはり実物を直接見ていただきたいと思います。会場にお越しになれない方はWeb卒業制作展も同時開催されますのでアクセスしてください。

~オンライン入学説明会のお知らせ~

以下の日程で写真コースのオンライン入学説明会を開催します。
2/4(日)13:30-15:00 写真コースオンライン入学説明会
みなさまぜひご参加ください!
オンライン入学説明会開催中(1月~3月毎月/コース別)
▶参加申し込みページはこちら

 

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【2023年度 卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~17日(日)
会場:京都芸術大学 京都瓜生山キャンパス

【WEB卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~3月31日(日)
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/graduationworks/

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