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食文化デザインコース

2024年12月22日

【食文化デザインコース】オンライン料理教室も行ったミニゼミ

食文化デザインコース専任教員の宇城安都美です。
食文化デザインコースは完全オンラインの通信制大学ですが、動画による受講や課題提出の他に、ミニゼミや体験型イベントなどの課外授業や、学生同士の交流も積極的に行なっています。通常のオンデマンド授業だけでは得られない学びで、食への理解をより深めます。

今回は10月末に食文化デザイン演習Ⅰー1(フードデザイン基礎)の本田智巳先生によるミニゼミを開催したので、その様子をレポートします。

テーマは「上海焼きそばの構造化と再構築」

本田智巳先生による講義と、ゲスト講師として来ていただいた平賀大輔シェフオリジナルの上海焼きそばレシピをもとに、グループワークを行い、設定したテーマに沿って上海焼きそばの構造化と再構築を行いました。平賀シェフから、オンラインで「上海焼きそば」の作り方を教えてもらう料理教室も行い、学生のみなさんはご自宅のキッチンから参加して、直接プロの料理人に質問をしながら上海焼きそばを作りました。その後グループワークを行い、それぞれのチームで再構築した「上海焼きそば」を発表し合いました。

▲本田先生による講義



▲平賀シェフによるオンライン料理



▲平賀シェフオリジナルレシピで完成した「上海焼きそば」



▲グループワーク発表の様子



グループワークでは3チームに分かれて、3つのテーマでレシピを再構築してもらいました。
①小麦アレルギーの方でも食べられる上海焼きそば
②ハラル対応メニューの上海焼きそば
③人参が手に入らず、火も使えない状態での上海焼きそば

冒頭の本田先生からの講義で学んだ上海焼きそばの要素を失わないように、各テーマに沿ってレシピを再構築しました。栄養素のことだけではなく、料理人の視点からおいしさを失わないためにはどうすればよいか、ということもシェフに教えてもらいながら充実した発表となりました。
料理のコツもたくさん教わりました。麺に味をしみこませることがコツだが、火を入れすぎると麺のグルテンがでて美味しくなくなるので注意すること。蒸し麺にごま油と醤油でコーティングをしてあげることで乾燥を防ぐことができる。これさえしておけば蒸し麺を冷蔵庫に1日置いた後で調理しても美味しい上海焼きそばが作れるなどなど。プロの料理人に直接質問ができるということでみなさん興味津々で質問をしていました。

このように、食文化デザインコースでは単位取得が必要な科目とは別に課外授業として様々な取り組みを行っています。

また、出願を検討している方向けに、食文化デザインコースのオンライン説明会などを順次実施しています。食文化デザインを学ぶとはどういうことか体験できますので、出願を検討している方は是非ご参加ください。

▼お申し込みはこちら


 

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●今回のミニゼミの ゲスト講師
平賀大輔シェフ
19歳で脇屋友詞氏のWakiyaグループに入社。横浜【トゥーランドット游仙境】【トゥーランドット赤坂店】【脇屋一笑美茶楼】【上海ドールワキヤ】など脇屋シェフが手がける様々な店舗に携わる。35歳以下の料理人コンペティションRED U-35では2度の受賞歴がある。2024年1月に独立し、東京の渋谷に『ON the TABLE CHINESE』を開店した。
https://www.instagram.com/onthetable_chinese0116/



●平賀シェフオリジナル「上海焼きそば」レシピ



 

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